◆『小学生の作文』◆ 第589号

※学年はあえて記載しておりません。あらかじめご了承ください。
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  「クツは大事に」(なりきり作文〜クツになった〜) S.N

 私は突然、クツになってしまいました。そのクツをはいている人
は、フケツでした。足はくさいし、何か足にできものがあります。
くさくてがまんができません。
 だから、一番幸せなときは夜です。なぜかというと、だれもクツ
をはかないからです。朝になると、つらいことばかり。
 私は、こう思いました。
(クツを毎日洗ってあげないといけないんだ)
 次の朝・・・・私は、もとにもどっていました。それからは、毎日ク
ツをみがくようになりました。


  「一本の大切さ」(セリフ作文) M.T

「コラーッ!」
「ごめんーっ! やるつもりはなかったんだっ」
「でも、やったじゃん! やったには変わりはねーよっ!」
「えー、でも、また生えるだろっ!」
「開き直るな! ボケェッ!」
「えーえー、安心しよ? ね?」
「できるかっ!」
「なんで?」
「たった一本しかなかったかみの毛をそられたんだぞーっ! お前
にな・・・・!」


  「ゴリラの人々&ゴリラの尻」 T.Y
                  (ハワイ・ゴリラ・ゼリー を使った創作)

 ハワイのこの美しい海。ハワイ、この美しいゼリー。ハワイ、こ
の美しい・・・・ゴリラー? ちょっと待って、ゴリラ??? 
「まぁ、じゃあね」
 こっそり去っていくと、ゼリーを忘れて、取りにかえって、引っ
ぱっても取れません。すると、カラフルに染まったゴリラのお尻。
「あぁー」
 私はホテルへ・・・・。すると、ゴリラの顔した人が・・・・たくさんい
ました。(どうしよう)と迷った結果、逃げました。でも、逃げた
先は、ゴリラ島・・・・。


  「あこがれの先ぱい」 K.U
                  (擬音語作文〜キュッキュッキュッキュッ〜)

 私は、恋する乙女。今、あこがれの先ぱいに、片思い中。先ぱい
はバスケをやっていて、みんなからも好かれている。モテ度も人気
度も、ナンバーワン! いつも放課後に、体育館で一人でバスケの
練習をしている。今日、私は、告白することを決心した。
 いつものように、放課後、体育館に見に行った。
『キュッキュッキュッキュッ』
 クツがすれる音がした。私は、勇気をふりしぼって、名前を呼ん
でみた。そして、ふり返った先ぱいに大きな声で、
「ずっと前から好きでした!」

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