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−華代ちゃんシリーズ−

結婚式 Ver.2
作:HIKU

 


*「華代ちゃんシリーズ」の詳細については

http://www.geocities.co.jp/Playtown/7073/kayo_chan00.html を参照して下さい






 こんにちは。初めまして。私はフロライン・カヨ・マシロと申します。

 最近は本当に心の寂しい人ばかり。そんな皆さんの為に私は活動しています。まだまだ未熟ですけれども、たまたま私が通りかかりましたとき、お悩みなどございましたら是非ともお申し付け下さい。私に出来る範囲で依頼人のお悩みを露散させてご覧に入れましょう。どうぞお気軽にお申し付け下さいませ。

 報酬ですか?いえ、お金は頂いておりません。お客様が満足頂ければ、それが何よりの報酬でございます。

 さて、今回のお客様は…

 

時に宇宙歴520年10月10日

「さーて、次はどこにしようかな?センサーにはいっぱい反応あるしこれにしよーうかなー」

「惑星名”ラブリープラネット”????」

「えーと、距離はここから1時間くらいか、近いわね」

「まあいーか、行けばわかるでしょ、”キャティ”コース設定・発進準備お願いね!」

「ハーイ!了解しました。ウフッ!」

 

1時間ほどさかのぼって、ところ変わってここは惑星”ラブリープラネット”

多くの豪華ホテルが乱立するなか、第一級のホテルの結婚式場である。

どの辺が第一級かだって?

惑星で一番高いホテルで地上から3000メートル、その最上階の1フロアー全部を使っているんだよ

今日は、”フランク”の親友の”マイケル”と。妹の”ジョセフィーナ"の結婚式であった。

「”マイケル”、妹のことくれぐれも頼んだぞ」

「わかってるって!幸せにするからよ!」

「しかし”フランク”宇宙警備の仕事で忙しいのにすまんな!」

「なに言ってるんだ妹と親友のおまえとの結婚式だろ!なにがあってもとんでくるさ!」

「しかし妹のやつ遅いなあー、式まであと2時間しかないのになにやってんだろう。」

「はははははっ、はぁー、いつものことですよ、お、お、お兄さん」

「うっ、お兄さんか、親友のおまえに言われると照れるなー」

「しかしなー遅いと言っても今日は大事な結婚式だぞ!」

「すいません」

「いや、おまえが謝る必要はないんだよ、ジョセフィーナのやつが悪いんだから」

「しかし気になるからちょっと探しにスペースポートまで行って来るよ」

「それじゃ、お、お兄さんお願いします。」

「僕は式の準備かありますので・・・」

 

しばらくしてここはスペースポート

「しかしホントに遅いなあー、あんな小さな女の子でも一人で来れるのに!」

「しかし連絡もつかんときとるし困ったなぁー」

と、スペースポートを1週2週と歩き回っていた。

「このままここにいても仕方ない、時間がないし戻るか!」

「あとは兄として、なんとかしてやるか!」

と、考えながら帰って行く”フランク”の後ろを同じようにして歩く少女の姿があった。

 

ホテルの教会にて

「”フランク”兄さん、”ジョセフィーナ”見つかりましたか?」

「んー、なにがあったかわからんが、あとおれがなんとかする。」

「妹と親友のおまえのためだからな、一肌も、二肌も、三肌まで脱いでやる。」

「って、お兄さん今ここで服を脱がないで下さいよ!」

「がっははははっ!細かいことは気にすんな!」

と言いつつも服を着直す”フランク”ではあったが・・・

「しかし困った!何とかせないかんな!」

と、そのとき胸元あたりで少女とぶつかってしまった。

「お嬢ちゃんごめんね、お兄ちゃん考え事してたものでね。」

「んーん、大丈夫だよ!」

「お兄ちゃんたちの話聞いていたから、あたしが何とかしてあげるっ!」

「って?お嬢ちゃんは誰?迷子かい?」

「いいえ、違うわよ!あたしわねこういうものです。」

っと、一枚の電子カードを差し出した。

「宇宙救済協会・辺境区域担当・フロイライン・マヨ・カシロ

 ココロとカラダの悩みお救いいたします。」

「って、どうするんだい?」

「それはね、ちょっと待ってね!」

「”キャティ”聞こえてる?」

「ハーイ!聞こえてまーす!うふっ!」

「”キャティ”いつものやつをウエディングバージョンにしてすぐここへ転送してね!」

「了解しましたわ!うふっ!」

すると少女の手のひらに小さなものが転送されてきた。

「ハーイ、お待たせ」

「って、何をするんだよ?」

「だからあたしに任せといてって言ってるでしょ!」

と半ば強引に事を進めているカヨであった。

そして転送されてきた小物を"フランク”に向けた。

それは何かのスプレーであったようだ。”プシュー"と音がしたかと思ったら

「はい!これでおしまい!もういいわよ!」

っと、言ったかと思うと「バイバイ”おねいちゃん!”」と行ってしまった。

「ばーか、おねえちゃんじゃないわい、おにいちゃんだ!」

と、言おうとしたがとたんに全身が熱くなり何にもいえなくなってしまった。

「うー、胸が熱い!」

すると、服のなかで虫がはいずり回るような感触がしてきた。

俺はあわてて手を胸に当ててみた。すると厚く引き締まっていたおれの胸が”ぷにぷに”と柔らかくなって

いて「?」と思っていると、”あっ”と言う間に胸がふくよかに膨らんで胸のボタンがはじけ飛んでしまった。

そして、

「うぉー、こんどは腰とお尻があついー」

するとおなかや腰回りが波打ちだしたかと思うと、腰回りが細くくびれ、ズボンが今にもはち切れそうなくら

いにお尻が膨らんでしまった。そして次々とカラダのあちこちが熱くなったかと思うと変化していった。

「ひぇー、腕も足も小さくなって白くなってしまった、髪の毛も伸びて腰ぐらいまでになってるぞー」

と言っていたがすでに声も1オクターブぐらい上がって女性のものになっていた。

そして残っているのはあと一カ所だけになってしまった。

「くそ!いつもは宇宙空間で海賊と勇敢に戦っている俺が」

「”ジョセフィーナ”のやつ!おぼえてろよ!・・・・・・・・」

「くそー・・・・うわぁー股間が熱い変な感じがするー!」

最初は引っ張られるような感じがしていたが、そのうち股間からおなかの中になにかが挿入されるような感

覚に変わってきていた。

「うー、いやだ!なんか変!Hなキモチイイー感じがするわー」

と、おねー言葉でしゃべるようになっていた。

そしてもう股間は、人の倍くらいあったいつもの膨らみが無く、三角の隙間が見えるほどぺったんこになっ

てしまっていた。そしてズボンの中に手を入れてみたが、当然あるべきものはなくなっており代わりに新し

く柔らかくて愛くるしいピンクの花弁ができてしまっていた。それを指でそっと触れてみると”ビクッ”とした

快感が背筋まで走り抜けた。、そしてそこはちょっと湿り気を帯び熱くなっていた。

「いやだわ!あたしこんなかっこうして、はずかしい!」

胸のボタンはち切れていて、お尻はズボンが今にも破れそうになってしまっていたからだ。

それもつかのまだった。

着ていたシャツが変化してちょっぴり窮屈そうだったが、胸とウエストにぴっちりとした肩紐なしの純白の

コルセットになってしまった。次にトランクスが純白のショーツとガーターベルトに変化し、そして靴下が

同じく純白のストッキングに変化して足をピッチリと包み込んでいた。

はいていた無粋なシューズもかかとの高い真っ白なハイヒールへと変化していた。

「アー」っと、嗚咽のようなため息のような声が漏れた。

「キモチイイわー、カイカンだわー」と・・・・

そして上着とズボンは一つになって裾がつながったかと思うとふわふわとしたヒダができ袖が途中で別れた

と思ったら肩の部分が膨らんで美しいウエディングドレスになってしまった。

そして袖先は純白のロング手袋になり腕をより細く見せていた。

そして顔には美しく化粧がされていき、手にはブーケ、頭にはティアラが被されていた。

とそこへ新郎の”マイケル"がちょうどやってきた。

「おっ?”ジョセフィーナ”きれいだよ。なんかまぶしすぎるよ。」

「でも、いつ来たんだ遅いから心配してたんだぞ!」

「まあいいさ間に合ったんだから、すぐに式が始まるから行こう!」

と、辺りを見回して

「おやっ、”フランク”はどこだい?」

「・・・・・・     」

「まあやつのことだ、急な仕事が入ったんだろう、さあ行こう”ジョセフィーナ”」

と、二人は式場へと消えていきました。

 

そして、ここは結婚式場にある教会のなか

マイケルとジョセフィーナの結婚式の最中である。

牧師さんの透き通るような声が響き「では誓いの口づけを」

そして二人は口づけを交わした、そしてみんなから祝福の拍手をうけているなかそれは突然起こった。

”マイケル”が突然崩れるようにすわりこんでしまった。そしてそれは始まった。

みんなの見ている前で・・・・・

髪の毛が伸び胸とお尻が膨らみウエストがくびれ手足が細く全体が小さくなり白くなり

着ていたタキシードが変わっていって、

そこにはウエディングドレスを着たジョセフィーナが二人になっていた。

そして騒ぎが静まろうとしていたとき、後ろの方で「バタン!」とドアの開く音がした。

そしてみんなが後ろのドアの方を振り向くと、「遅れちゃってすいませーん!」と、

髪の毛を振り乱した”ジョセフィーナ”が・・・・・・・

 

 

「やれやれ・・・」

とモニターを見ていた少女は得意げに、

「今回も、楽勝だったわね!」

「うーん、でも用意したナノマシーンの量が多かったのかしら、まあいっーか!あとは知らーない。」

「さて!次はどこにしようかなー」

「”キャティ”あとはお願いね!」

と少女は疲れたように言うとコントロール室からてでいってしまいました。

「ハーイ!了解しました!ウフッ!おやすみなさーい!」

そして”キャティ”は宇宙の暗闇へと発進していきました。

 

FIN

 


あとがき

はーいHIKUです。第3段ようやく完成いたしました。一応設定は第2段の続きのようになっています。

突貫工事で仕上げたので色々なところから設定を持ってきてしまいました。ほんとすいません。そのうち

オリジナルの作品も執筆する予定ですので、皆さん待っていて下さいね!

それでは今後ともよろしくお願いします。

 


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