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先生と弟子

PART.1

ぽぽ:作


一人の青年が森を目指して一本道を歩いていた。

いや、青年なんだろうか?

背はさほど高くはないし体の線も細い、長旅で日焼けはしている物の他の旅人に比べたら白っぽい。

顔立ちも青年と言うよりは少年に近い、いや、どちらかと言えば美少女と見間違えそうになる。

しかし、彼は、正真正銘15歳の青年だった。

彼は一月前、住んでいた村を飛び出した。

理由はいくつもある。

彼の容姿も原因の一つだった。周りの連中からはいつもからかわれていたし、襲われたりしていた。

村に奇病が発生したのもあるし、貧乏なのもそうだった。

一人暮らしだった彼は、そんなこんながイヤで村を飛び出した。

彼の名前は、ルフィー、目指すのは国外れにある森に住む錬金術師の家だった。

その錬金術師は、賢者とも呼ばれていてみんなの憧れになっていた。ただ少々変わっていることを除けば・・・

 

「ふう〜、もうすぐだな!確かこの森のすぐ入ったところにあると聞いてたからな〜。」

そういうと、一休みをするため木陰に座り持っていた水で喉を潤したのだった。

「しかし、弟子にしてくれるかな?」

ここまでの道中、いろんなうわさ話を聞いていた彼は少し不安になっていたのだった。

「こんなとこで、悩んでも仕方ない!当たって砕けろだ!

 さて行くか!」

そうして彼は再び歩き始めた。

真上にあった太陽も地平線に沈もうとしていた。

あたりは薄暗くなりそろそろ明かりが必要になる頃、彼はやっと目的の家へと到着した。

大木の根本に寄り添うように建てられてるその家の戸の前で彼は暫く立ちつくしていた。

意を決して戸を叩こうとしたとき、不意に戸が開いて一人の男がでてきた。

「何か、ようかい?」

透き通るような声がささやいた。

その声を聞いたとたん僕は、その場に崩れるように倒れ込んでしまった。

「やれやれ、久しぶりのお客さんかと思ったら、行き倒れか。」

そう言うと、男はきびすを返して家へと戻ろうとした。

「待ってください!」

僕は、震える手で彼の足をつかんだ。

「ほお〜、まだ生きていたか・・・」

「生きてますよ!」

「それで何かようかい?」

「弟子にしてください!」

「いやだ!」

「何でですか?」

「男の弟子はとらん!」

「そんな〜!せっかく長旅をして、苦しい思いをしてここまで来たのに〜!」

「そんなのは、おまえの勝手だ!」

「そこを曲げて〜!」

僕は、涙目で訴えたのだった。

暫く、僕の顔を見ていた彼はやれやれという感じで、

「とりあえず、家へ入れ!なんか食べさせてあげよう。」

「ありがとうございます!」

僕は震える手足で気力を振り絞って起きあがり彼の後を着いて家に入ったのだった。

そして用意された椅子に座った。

出されたスープとパンを食べ終えると、風呂にはいるように言われた。

風呂から上がると、着ていた服は綺麗になっており吃驚したのだった。

「どうやって綺麗にしたのかな?あれから30ミーツもたっていないのに・・・」

と、僕は着替え部屋に戻った。

「どうやら、元気になったようだね。どうして私のところへ来たのかい?」

僕は今までのいきさつを話して、弟子入りをお願いしたのだった。

「うーん、最初にも言ったけど私は男の弟子をとる気はない!しかし・・・」

「しかし・・・なんですか先生!僕、何でもしますから!」

「そこまで言うなら・・・」

「お願いします!」

暫く、僕の顔をじっ〜と先生は見つめていた。

「わかった!まず1マーンの間様子を見よう。それでどうするか決めるからね!」

「はい!先生!」

「それなら、こちらへ来なさい。」

そうして、僕はこぢんまりとした部屋に案内された。

そこは、かわいらしい女の子用のような感じの部屋だった。

「ここにあるものは自由に使っていいからね、

 と言っても、君は・・・ルフィー君は男だったね。ハハハハハッ・・・」

僕は頭を下げると持ってきていた荷物をおいて休むことにした。

「あーそれから、ルフィー君には暫く私の研究の助手をしてもらうから!

 毎晩、これを飲んで寝てもらうからね!別に害はないから、体の構成を元に戻すものだから。」

そう言うと、一つの瓶を置いていった。

僕はそれを暫く眺めていたが・・・

「別に害はないって言ってたし、先生の作ったものだから・・・」

瓶を手に取り蓋を開け、そのピンク色の液体を一気に飲み干したのだった。

薄甘いさわやかな感じのものだった。

やがて・・・

眠りに誘われた僕は、ベットに横になり寝てしまったのだった。

 

次の日の朝、

目が覚めた僕は、軀が妙にスッキリしていた。

「さすがに、先生の作った薬ねっ!」

そして僕は持ってきていたもう一着の服に着替えた。そして部屋をもう一度確認するとクローゼットの戸を開けた。

みんな女の子のものばかりであった。

そして、下の引き出しを開けると・・・下着類が入っていたのだった。

引き出しをしめると、もう一度クローゼットの中のフリルの付いたかわいいエプロンを取り出し身につけると部屋を出たのだった。

すでに先生は起きていて椅子に座って本を読んでいた。

「おはようござます!」

「うん、おはよう、ぐっすり休めたかい!」

「はい!先生の薬のおかげでスッキリとしています。」

「そうか、そしたらこれから色んな事をしてもらうからね!

 私は研究で忙しいから、食事の支度や片づけをしてくれるかい!」

「はい、わかりました!」

それからの僕は、忙しい日々を送った。

食事の支度、身の回りの片づけ、掃除洗濯、お風呂の用意とそして実験のお手伝いと大変だった。

そして寝る前には、先生が必ず出す薬を飲んでいたのだった。

おかげで軀の調子もよくなり、肌もみずみずしく柔らかくなっていった。

そうして、1リーグが過ぎた。

「さて、今日からは薬を換えるね、これまで以上に良くなるからね。」

と、うれしそうに先生は薬を置いていった。

そしていつものように薬を飲み干しベットに入ったのだった。

「しかし、何の薬かな〜、おかげで軀の調子はいいんだけどね〜!

 ふぁ〜、ねむ〜、おやすみなさ〜い・・・」

次の日から、健康診断と言っては僕の軀を検査していった。

そしてまた、1リーグが過ぎると薬が変わった。

そのころから、僕は違和感を感じていた。

体の調子はとてもいいんだけど、軀全体がまる〜く柔らかくなっていた。

着ていた服も、腰のところが緩くなりお尻はきつくなってきていた。

気が付くと、お手洗いも座ってするようになっていたのだった。

だからといって、僕の物が無くなっているわけではなかった。

そして、また1リーグが過ぎた日の夜。

先生がいつものように部屋にやってきた。

しかし、いつもと違って薬の入ったコップを持っていなかった。

「なんでしょう、先生!」

「今日は、薬の代わりに別の活性術を試すからね!」

そう言うと、先生は僕を後ろから抱きしめ、突然両手で僕の胸をまさぐり始めた。

何かぶつぶつと呪文を唱えながら・・・

やがて、僕は胸がむず痒くなってきた、と同時に柔らかい弾力をんじていた。

やがて、痒みが収まると今度は何とも言えない快感が湧き上がってきた。

いつしか僕は喘ぎ始めていた。

突然胸の圧力が消えた。先生が揉んでいた手を離したのだった。

そして、その手が今度は股間へと入ってきた。

そして同じく呪文を唱えながら、僕の物を優しく包んでいた。

だんだん包まれている感じが小さくなってきた、そして感じが完全無くなると・・・

今度は軀の中に侵入してくるような感じに変わってきた。

そして、その部分がだんだんと熱くなってなんかジュンとした感じがしてきた。

やがて先生の手が、いや指だろう、僕の中に出し入れされ始めた。

やがて「ヌチョッ!」と言う音が聞こえてきた。

その頃には快感が僕の軀を支配し始め、いつしか腰を盛んに振っているのだった。

やがて、クライマックスに達した僕はそのまま深い眠りへと沈んでいった。

 

次の日の朝。

ベットで目が覚めた僕は、大きなノビをした。

「昨夜はよく寝たな〜、なんかいい夢を見たような気がするし〜!」

そして、起きようとして異変に気が付いた。

胸にかかっている毛布が膨らんでいるのであった。

「???・・・」

取りあえず起きてみると、今度は胸が下がる感じがし、尚かつ、目の前に細絹のような物が垂れ下がった。

「何だ?この銀糸のような物は?」

鬱陶しいかったので引っ張ってみたら・・・

「痛てててててっ・・・

 って、これは俺の髪の毛かよ〜・・・

 すると、この垂れ下がる感じは・・・む・ね・・・」

上着を捲り上げると、そこには、二つの膨らみがあった。

僕、思わずその膨らみを両手で触ってみた。

「う〜ん〜!

 柔らかい!

 しかも、いい弾力があって・・・

 そして、結構大きい!・・・

 って、違うだろ!何でこんな物が?

 これって・・・

 もしかすると・・・」

そのとき、僕は急に股間が寂しいのに気が付いたのだった。

ベットから降りて、姿鏡の前に立った僕は、着ている物をすべて脱いだ。

そこに映っていたのは、一人の美少女であった。

「なんで〜?」

そのとき、部屋をノックして先生が入ってきた。

「おっ!起きてるね!おはようさん!」

そして、僕のところに来て、抱きしめるとキスをしてきたのだった。

僕は、先生から逃れようとしたが、今の僕ではとうてい無理なことだった。

ところが、困ったことに、キスをされている内に僕の軀が勝手に反応を始めた。

軀全体が火照ってきて、尚かつ力が抜け、そして股間が特に熱く感じてきたのだった。

上気した僕の顔を見て先生は、

「どうやら、感じてしまったようだねっ。」と、耳元で囁いたのだった。

その後先生は僕から離れるとクローゼットに歩み寄り・・・

「さぁ〜、着替えて朝食の準備をしておくれ!」

と、メイドの衣装と下着を用意したのであった。

 

つづく?


みなさん、ご無沙汰致しました。やっと活動再開です。と言ってもまた止まるかも・・・

さてさて、ルフィー君の運命はいかに・・・それは皆様の思っている通りかも・・・

う〜ん、しかし短編しか書けないよ〜・・・って、まぁ、これからも変わらず、さわやかなH?を目指していきま〜す。