<エピローグ:純心女子学園高校の春>

 たくさんの女子高生が、学校に向かって歩いていく。この道はちょうど通学路にあたっていた。
 一人の生徒が、少し足早に前を行く生徒を追いかける。彼女の名前は中谷 礼香。彼女は仲のよいクラスメイトを追いかけているのだ。
「佳代!おはよう!」
「あ・・礼香、おはよう!」
 前を行く高橋 佳代が答えた。
「礼香!おはよう!」
「あ・・・おはよう!」
 後ろから山田 明乃も追いついてきた。彼女達は、3人で仲良く校門をくぐった。
 校門には、『純心女子学園高校』と書かれていた。

 こうして、学園の伝統は聖母によって守られたのだった・・・


<FIN>


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<あとがき>
 こんにちは!KEBOです。
 このお話を読んだ感銘を増幅させようと〔笑)、今回大幅にいじって楽しませていただきました。
 実は、作者の逃げ馬様には事後承諾だったのですが、御承諾いただきこちらに寄稿することと相成りました。逃げ馬様と管理人のぽぽ様にはこの場を借りて深く御礼申し上げます。
 私的には、中谷君のおとぼけ度よりもだんだんクレージーになっていくやられちゃった人たちを重視して書きました。(特に矢沢先生!)
 やられ系はやはり書いていて楽しいです。ゾクゾクしてきます(あっぶねー!)。でもどういうわけか私が書くとどんどん暗く酷いほうへ行ってしまうんですね・・・・やはり私のダークたる所以でしょうか(爆)。
では

KEBO