藤の里  過去の更新情報 


令和5年3月 春の息吹

 3月になり、暖かい日差しが注いでいます。つくしが顔を出し、春の草花が咲き始めました。 ウォーキングの途中で、見事に咲いたシダレウメに思わず足を止め、春の到来を感じています。才ノ神の藤も2月には選定が終わり、開花の季節を待っています。
 近年、イノシシや鹿等による稲や農作物の被害が大きくなっています。私たちの村では、これまで電気柵を設置し、被害を食い止めてきました。 しかし、それだけでは追いつかず、今年度から計画的に金属メッシュの侵入防止柵を設置することになりました。令和5年2月に、一部の圃場で柵の設置を行いました。 寒い時期ではありましたが、皆さんの協力で10日ほどで944mの柵を設置することができました。
 柵の設置で景観が損なわれるという問題もありますが、獣害を防ぐことで、水田のある風景を守ることができるのではないかとも思います。
令和5年3月 シダレウメ(中川さん宅)2月 侵入防止柵の設置作業

3年ぶり! rm山マラソン

 令和4年11月23日(水)福知山マラソンが3年ぶりに開催されました。 時々小雨も降るあいにくの天気でしたが、約三千人のランナーの皆さんが完走し、地域にとって久しぶりに元気の出る一日でした。 ランナーの皆さん、ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。コロナ禍で中止されていた行事が復活し、少しずつ日常が戻ってきました。

令和3年 地酒「才ノ神」を造る取り組みの終了

 南三区では、村興しの一環として、平成9年、当時の自治会長ら有志が「地酒の会」を立ち上げ、地元で酒米を栽培し「才ノ神」ブランドの地酒を造る取組みを始めました。 5月に田植を行い、8月に稲刈りをし、12月に新酒ができあがります。地酒「才ノ神」は5月の藤まつりのときに販売していました。 3年も続けばいいなと思って始めた試みでしたが、二十数年続けることができ、地元に大きな元気を届ける取り組みになりました。
 しかし、進行する過疎の中で、会員の高齢化や減少が進み、安定した販売量を確保することも難しくなってきました。 そのため、令和2年度の酒米の作付けを最後に、この取り組みを終了しました。
令和3年4月に販売された最後の地酒「才ノ神」 発足当時の地酒の会のメンバー

加久籐火山灰層の露頭(旧有仁小の敷地内)

 有仁小学校の駐車場横の斜面に、加久藤(かくとう)火山灰層の露頭を見ることができます。 この火山灰層は、約33万年前の九州の加久藤カルデラ(現在のえびの市付近)の大噴火で飛んできた火山灰が堆積したものだそうです。 遠くは長野県の八ヶ岳付近でも見つかっています。
 有仁小の露頭は、厚さ10〜20cmの白いざらざらした粘土質の地層です。

有仁小学校の閉校

 令和3年3月28日、有仁小学校では桜が開花し見頃を迎えました。
 1978年に、有路上小学校と有路下小学校の二校が統合して開校した有仁小学校が、2021年3月をもって43年間の歴史に幕を閉じました。 3月28日午前に閉校式、午後から卒業生や一般の方対象の校舎開放が行われ、訪れた人たちが、懐かしい学び舎との別れを惜しみました。
 4月からは、美鈴小・美河小と統合し大江小学校となり、大江中学校も加えた小中一貫校の大江学園となりました。 新校舎は、大江中学校の敷地内に建設されました。
有仁小の校舎と見頃を迎えたソメイヨシノ 懐かしい二宮金次郎の石像

大江町北有路地区の由良川の堤防がほぼ完成

 令和2年12月、北有路阿良須地区の堤防がほぼ完成しました。 これで大江町の堤防工事はほぼ完了することになり、堤防の完成で、古里の風景も大きく変わりました。 ただ、堤防には排水ポンプがなく、内水による氾濫が起こります。また、堤防の完成で、遊水地がなくなり、下流域での洪水調節が難しくなることも予想されます。 堤防の完成に合わせて、河川敷に堆積した土砂の撤去工事も進められました。
 課題はさておき、健康作りの観点から、新しい堤防をウオーキングをする人が少しずつ増えてきました。
 ほぼ完成した阿良須の堤防(右側が由良川) 河川敷の掘削工事(右奥 阿良須の堤防)

公民館祭と祭礼

 週末毎に台風の襲来で大変だった令和元年の秋。それでも、京都府北部では平成29年、30年のような水害もなく、ほっと一息をつきました。 天候には恵まれませんでしたが、稲の収穫も終わり、公民館祭や祭礼が行われました。公民館祭は、会場を体育館に変更し、狭いながらも楽しい時間を過ごしました。 祭礼は、台風の襲来で中止になる自治会もありましたが、南三区では、子ども太鼓の奉納が行われ、幼児と小学生の6人が元気に太鼓を打ちました。 地域の過疎と高齢化が進み、令和元年度を持って有路上公民館活動は休館となりました。

平成30年8月 異常気象の夏

 7月7日の西日本豪雨では、由良川流域でも、記録的な大雨が降り、 堤防の内水の氾濫でとても大きな被害が出ました。 梅雨時の大水害は過去にあまり例がなく、主要道路は冠水し通行不能、多数の家屋の浸水や土砂崩れ、 田畑の浸水など農作物にも大きな被害が出ました。 昨年の10月の大水害に続き度重なる由良川の氾濫に、大きなショックを受けています。
7月7日 冠水した府道と古地の谷(南有路) 8月10日 平常時の府道

由良川沿いの牧草地で、牧草の刈り取り

 大雲橋の上側に広がっていた荒廃桑園約7haが、地元の方の熱意と努力で牧草地に生まれ変わりました。5月下旬、初めての牧草の刈りが行われました。 刈り取られた牧草がロール状に巻かれ、ラッピングされ、白いサイレージが出来上がりました。初夏と秋、大江町の由良川沿いの牧草地では、季節の風物詩になりそうです。 サイレージにされた牧草は、牛の飼料になります。
 右:ラッピングされた白いサイレージ

平成29年10月 台風21号による水害

 平成29年には、台風21号による水害もありました。また、平成30年の冬は、厳しい寒さの冬でした。
平成29年10月23日 台風21号 まさかの大水害 10月26日 崩落した林道

平成29年3月 大雲橋下流の築堤が完成

 大雲橋下流の築堤が完成しました。小川が由良川に合流する部分には樋門が設けられ、 洪水時に水門のゲートを開閉して洪水被害を少なくする操作が行われます。これで、水害被害が、少しでも減ることを願っています。
築堤に設けられた樋門の操作管理棟 完成した大雲橋下流部の築堤

平成27年11月 冬への備え 除雪車の購入

 冬の積雪に備え、南三自治会では新しい除雪車を購入しました。過疎と高齢化の進む中では、除雪は冬場の大問題。これで安心して冬を迎えることができます。近隣の村でも除雪車を装備するところが増えてきました。
 右:新調された除雪車の安全祈願

平成27年3月 愛宕神社移転が完成

 平成27年3月 山頂にあった愛宕神社の移転工事が完成し、3月1日、鎮座式(入魂式)が執り行われました。山の山頂にあった祠が、人家の近くの平地に新築され、だれでも気軽にお参りできるようになりました。
 完成した祠:左より稲荷神社・愛宕神社・秋葉神社

平成26年4月 コウノトリの飛来

 平成26年4月27日、トラクターで水田の代かきをしていると、いつの間にか見馴れない大きな鳥が水田でえさをついばんでいました。 豊岡で放鳥されたコウノトリの幼鳥でした。あれから春先になると、由良川流域にもコウノトリが飛来するようになりました。
4月27日 午後4時頃 コウノトリ 飛び立つコウノトリ

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