「世界の鳥」について

 「世界の鳥」は、世界の鳥類9946種類の学名、英名、和名をリストにしたものです。このうち、学名と英名は「Birds of the World Version 2 」(Charls G. Sibley,1996)に準拠しています。このリストはYale University Pressより、「A World Checklist of Birds」(1993. Burt L. Monroe, Jr. and Charles G. Sibley)のタイトルで出版されています。また、リストの最新改訂版は、Thayer Birding Software社のCD-ROM「Birds of the World by Dr. Charles Sibley」に掲載されています。詳しくはThayer Birding Software社のホームページ http://www.birding.com/を参照してください。
 私たち世界鳥類名勉強会では、このリストを動植物観察記録データベース「マーリン」の作者であるカナダのイアン・パットン氏の仲介によりシブリー博士より直接提供いただきました。シブリー博士のお考えでは、鳥類名はもともと著作権の発生しない公的なものであり、誰もが自由に利用できるものということでした。
 和名については、「世界鳥類和名辞典」(山階芳麿,1986)、「世界鳥類名検索辞典」(白井祥平,1992)、「日本鳥学会誌」、「BIRDER」、「野鳥誌」等の文献を参考にして作成しました。文献にあるものはできる限り文献に添うようにし、ないものについては新たに和名を作成しました。私たちは鳥類学の研究者ではありませんので、内容的には不備な点も多いだろうと思います。この点をご理解いただいた上でご活用ください。私たちとしては、これからも多くの方々のご支援を得て、リストの改良に努めたいと考えています。

「Birds of the World Version 2」

 「Birds of the World Version 2」は遺伝学に基づいた新しい分類体系によって作成されており、従来の分類体系とはさまざまな点で違いが見られます。著者のシブリー博士は、この新しい分類体系による世界の鳥類リストを数年ごとに更新されており、現在の最新版が「Birds of the World Version 2」になります。(1998年第1四半期に次のバージョンが出る予定でしたが、その直前にシブリー博士はご逝去されました。)この新しい分類体系について詳しい内容を知りたい方は、以下の資料を参考にしてください。
「Phylogeny and Classification of Birds」
  (Jon Ahlquist, 1990. Yale Univ. Press.)
「Distribution and Taxonomy of Birds of the World」
  (Burt Monroe, 1990. Yale Univ. Press.)
「A World Checklist of Birds」  
  (Burt Monroe, 1993. Yale Univ. Press.)
「Birds of the World by Dr. Charles Sibley」
  (1995. Thayer Birding Software.)

世界鳥類名勉強会

 私たち世界鳥類リスト勉強会では、従来、海外でのバードウォッチングの便宜のために各地の図鑑に和名をつけたデジタル・リストを仲間内で作成したり交換したりしていましたが、1995年にシブリー博士の「Birds of the World」リストがインターネットで公開されていることを知り、このリストの全種類に和名をつけることを思い立ちました。(当時、このリストを公開していたのは、Thayer Birding Software社というバードウォッチャー向けのデータベースなどを作成している米国の会社で、「Birds of the World by Dr. Charles Sibley」の出版元です。現在はリストは公開されていません。)
 以後、3年間に渡って不定期ながら勉強会を続け、その間リストが修正されて「Birds of the World Version 2」となり、シブリー博士からリストを提供していただくというようなこともありましたが、1998年末には全種類に和名をつけることができました。そこで、一応の区切りとして完成したリストを公開することにしました。

「世界の鳥」の公開条件

 「世界の鳥」は、シブリー博士のお考えに沿って、フリーで公開されています。したがって、「世界の鳥」を自由に複製、転載、配布してかまいません。ただし、以下の条件を遵守してください。
●このリストは内容に変更を加えない限り、自由に複製、転載、配布することができます。ただし、配布の際には添付の「README.TXT」ファイルを同時に配布してください。
●リストの内容には自由に変更を加えてもかまいません。しかし、変更を加えたファイルを他に配布しないでください。

お願い

 私たちは鳥類学の研究者ではありません。したがって、内容的には不備な点も多いだろうと思います。このリストはあくまでもバードウォッチングの便宜のために作成したものですから、多少の問題はご寛容いただきたいと思います。また、不備な点につきましては是非ともご指導ご鞭撻をたまわれば幸いです。