佐伯屋
SAEKIYA TALK
第4回:平成14年5月16日
日韓共催ワールドカップ直前企画・予選各グループ順位予想

グループD
優勝候補ポルトガルはコロンビアの薫り
ゲスト:らくさん

ゲスト略歴
 福岡県出身。仏教からNBA、大分トリニータまでを気軽に語るサイト「らくのSports CAFE」の管理人。大のプロレスのファンでもあり、レスラーフィギュアの収集をするにまで至っている。最近では同サイトでワールドカップリポートを始める予定で、その動向が注目される。

見栄えだけが綺麗だったチームの進化
佐伯屋主人・丸木音二(以下、主人)
 やっと韓国ラウンド最終回。ホスト国、韓国の登場です。僕は、1・ポルトガル、2・アメリカ、3・韓国、4・ポーランドと予想します。

らく
 俺の予想としては、韓国びいきも含めて、1位ポルトガル、2位韓国、3位ポーランド、4位アメリカだね。ポルトガルは、もう言うまでもないだろう。フィ-ゴ、ルイコスタ、セルジオ・コンセイソン、ジョアン・ピントと中盤には、タレントだらけ。このDグループでは、ダントツに抜けているよ。

主人
 そうですね、やっぱり中心はルイ・コスタ、フィーゴの2人です。ルイ・コスタはゲームメーカー、フィーゴはサイドアタッカーというプレースタイルやポジションの違いはありますが、相手の激しいプレスをかわしてパスを捌ける卓越した技術を持っているのは両者とも変わりません。この2人のボールキープ力が、ポルトガルの古き良き南米の香りを感じさせる攻撃サッカーを支えています。

ポルトガル予想布陣:4−5−1

              ●
            パウレタ

              ●
            J・ピント

  ●           ●          ●
コンセイソン   ルイ・コスタ     フィーゴ

              ●
            ペチート

  ●                      ●
ルイ・ジョルジュ          A・ザビエル

         ●        ●
       J・コスタ    F・コウト

              ●
            リカルド


らく
 2枚看板だけでなく、中盤の脇役も粒ぞろい。セルジオ・コンセイソンは2枚看板にキープ力では落ちるけれども、縦への突破力ではフィーゴにも負けていないし、両サイドとFWもこなすユーティリティーさを持っている。J・ピントもユース年代からルイ・コスタやフィーゴと共にプレーしてきただけあって、意志疎通は完璧。中盤から前線への飛び出しでチャンスをつくる。ペドロ・バルボサ、ヌーノ・カプーショなどの控えサイドアタッカーもフィーゴと比較するのは酷だが、ポルトガルらしい足技を備えた計算できる選手だ。ルイ・コスタ、フィーゴが欠けると苦しいのは確かだが、どちらか一人だけなら、何とか穴を埋められると思う。

主人
 攻撃のタレントは良いのですが、オリベイラ監督が頭を悩ませているのは、守備的MFの枚数ですよ。1枚ならトップ下にJ・ピントが起用でき、FWへのフォローが分厚くなって攻撃力はアップするが、ポルトガルのディフェンスは決して強いとは言えない。僕は守備的MF2枚の方が無難だと思うし、その方がルイ・コスタ、フィーゴの守備の負担を軽減できるはずです。彼らは、やっぱり攻撃でこそ相手にとって脅威を与えるタレントですから。

らく
 でも、1ボランチが有力みたいだけど、その人選は順当にいけば守備能力の高いペチート、運動量豊富なビヂガル、そしてベテランのパウロ・ベントといった、ディフェンシブな選手が起用されるはずだが。

主人
 もしかするとパウロ・ソウザの復活もあり得ますね。パウロ・ソウザは高い守備能力とパスセンスを持ったポルトガルのボランチ陣では貴重な存在で、かつてユベントスでスクデットに貢献し、世界的な守備的MFとして認知されましたが、その後はチームを転々とし、しかも故障がちで評価はガタ落ちになってしまいました。しかし今季はスペインのエスパニョールで調子を取り戻しつつあるようです。
 以前はルイ・コスタ、フィーゴと並ぶポルトガルの3枚看板の一人だっただけに、復活すれば秘密兵器になる可能性もあります。

らく
 あのパウロ・ソウザが本大会でも起用されて、かつてのパフォーマンスが見られるかどうか注目だよね。ポルトガルの中盤は、ほんと豪華だよ。かつてのブラジルの黄金のカルテットと肩を並べる勢いと言っていいかも。
 おかげで、FWは、たったの2人(笑)。パウレタとヌーノ・ゴメスだけだ。ともに、180cmの長身だけど、パウレタはポストプレーヤーとして最前線で身体を張るタイプ、ヌーノ・ゴメスはスピードがあってパスをピンポイントで合わせるセンスを持っている。ポルトガルは1966年W杯で3位に導いた「モザンビークの黒豹」エウゼビオ以降、ストライカーの人材難による決定力不足に陥っていたけど、ユーロ2000でヌーノ・ゴメスがブレイクし、パウレタが欧州予選で不動の地位を確立した。2人ともエウゼビオのように世界最高クラスとは言えないが、ポルトガルのパスワークは以前から定評があっただけに、ストライカー達の台頭によって、見栄えだけが綺麗だったチームが結果を残せるようになった。
 あとはフェルナンド・コウトを中心とする4バックがきちんと相手攻撃陣を封じられるかどうか。

主人
 そうですね。右サイドバックのフレッシャウトは攻撃力は備えていますが、守備力に難を抱えていますし、同じポジションを争うアベル・ザビエルは守備能力は高いですが、時折、集中力を失った緩慢なプレーがあります。センターバックのF・コウト、ジョルジュ・コスタのコンビは共にパワフルで、F・コウトの空中戦の強さ、長髪を振り乱したヘッドの迫力は相変わらずだけれども、スピードへの対応に不安を残しています。ポーランドのオリザデベなどのドリブルには手を焼くかもしれませんね。

らく
 守備に欠点を抱えているのは確かだが、ポルトガルには華麗な攻撃があるさ。サッカーを初めて見る人も、ポルトガルというチームを見ていたら、サッカーがおもしろく見えるだろう。それほど、魅力あるチームだよ。

韓国のFWはそれなりに良い人材はいるが・・・
主人
 さてポルトガル以外のチームを見ていきましょう。韓国とアメリカは組織的に守れるんだけど決定力不足、ポーランドはオリザデベという切り札を持っていますが、カウンターの基礎である守備に不安を抱えている。皆、一長一短のチームですよ。

らく
 でも俺は2位に韓国を推すよ。日本と共催の韓国だから、応援もしたい。そして、結果も残して欲しい。
そういう気持ちも込めての2位だけど、このD組の2位争いは、かなり熾烈な争いになりそうだね。

主人
 韓国は守備は良いんですよ。以前まで伝統的なマンツーマンディフェンス一辺倒だったのが、ヒディンク監督の指導で、3バックが基本だが状況に応じて4バックなど柔軟に変化できるスタイルを身につけた。コンフェデレーションズカップ以降、フランスぐらいの強豪とは対戦していないが、2流クラスには十分守りきれる水準に達していて、本大会でもある程度の計算はできるでしょう。
 でも問題は、攻撃なんですよね。

らく
 韓国のFWはそれなりに良い人材はいると思うよ。崔竜沫、黄善洪、李東國、薛g鉉など皆、180センチ以上の長身で、フィジカルコンタクトに強く、そして足の速さも持っている。以前、セリエAペルージャのガウッチ社長が「FWは日本よりも韓国の方が面白い」と言っていたように、日本人のFWより、よっぽど素質はあると見ているんだが。



          ●      ●
        黄善洪   崔竜沫

              ●
            尹晶煥

   ●                     ●
  李乙容                宋鍾國

          ●      ●
        金南一    柳想鉄

     ●                ●
   金泰映             崔眞

              ●
            洪明甫

              ●
            金乗址


主人
 いや、決してFWの能力不足が原因ではなく、むしろFWにパスが渡る前の段階、つまり中盤のチャンスメイクが創造性に欠けるからだと思うんです。

らく
 うん、韓国と言えば、サイドからのアーリークロスを長身FWに競らせて、そのこぼれ球を鋭い出足で支配するという攻撃がメインだからね。

主人
 アジアでは韓国より身体能力の高いチームなどなかなか無いから、中盤の創造性云々言わなくても、その恵まれた身体能力を全面に押し出したサッカーで十分通用したでしょう。しかし、世界レベルでは韓国と同じくらいの身体能力を持ったチームはいくらでもあるわけで、それらの前には韓国の特徴は相殺されてしまうんですね。だから、その身体能力を生かしたサッカーを踏まえた上で、プラスアルファが必要なのですが、それに失敗してきたから、韓国はW杯で未だ勝利が無いんですよね。今回もまた、ヒディンク監督の手腕を以てしてもプラスアルファについては守備の整備だけで、創造的なチャンスメイクというところまでは発展途上で終わりそうです。
 ならば、個人の創造性に頼るしかないのですが、「10年に一人の逸材」と言われ、ヒディンク監督にも主力として信頼されていたテクニシャン金宗秀が故障による長期欠場でW杯には間に合わず、セレッソ大阪のプレーメーカー、尹晶煥しか今の韓国で攻撃のリズムに変化を付けられる選手はいません。ところが、ヒディンク監督は尹晶煥の守備能力やスタミナの面に不安を抱いており、信頼を獲得するまでには至っていない。僕は尹晶煥ほどのセンスがあれば、中盤はつくれると思う。

らく
 でも、韓国は5月17日のスコットランド戦では、「ミニオランダ」とも言える華麗なパスワークで相手ディフェンスを崩してゴールを奪っていたよ。4−1で韓国の大勝。

主人
 う〜ん、そうなんだけど、スコットランドのフィジカルコンディションやW杯に無関係というモチベーションの低さは差し引いて考えないといけない。しかし、韓国がそういう意図を持って攻撃するのはいいことですよ。

らく
 しかし、開催国ゆえに、ホームアドバンテージがある。ポルトガルは、別格として、アメリカやポーランドには、なんとかなるんじゃないだろうか。特に韓国が初戦で当たるポーランドは、日本戦でも見たように、たいしたことはない。まずは、初戦に勝つこと。それが韓国の決勝トーナメントへの道だ。

主人
 韓国がヒディンク監督の下、モダンサッカーという方向に向けて出発し、今後、どこまでどれほど高めていくことができるか。ヒディンク監督の母国オランダの中途半端なコピーに陥ることなく、韓国の確立した伝統の上に新しいサッカーを築いてほしいですね。

アメリカ新世代の旗手ドノバン
らく
 主人は、アメリカの2位を予想してるよね。ここ最近のアメリカは、親善試合でかなりいい結果を出してる。ゴールドカップに優勝し、日本が苦戦した、ホンジュラスやコスタリカにも勝ち、エクアドルやメキシコにも勝っている。ドイツには、2−4で敗れたものの、この2点を取ったところが光る。アメリカは上昇傾向にあるといっていい。

アメリカ予想布陣:4−4−2

          ●      ●
       マクブライド  ムーア

   ●                     ●
 ドノバン              スチュアート

          ●      ●
        レイナ    マルルーニー

   ●                     ●
 オブライエン               サネー

          ●      ●
        アグース   ポープ

              ●
             ケラー


主人
 アメリカは攻守に抜きん出た選手はいませんが、全体的なまとまりというか、安定感に賭けて2位にしてみました。シドニー五輪の日本戦などを観ていて、フランスのジダンのような創造性のある選手がいるわけでも、オランダのようにチーム戦術のアイディアがあるわけでもないですが、各選手が真面目に戦術を遂行していたという印象があります。アメリカの特徴は豊富なスタミナを生かしたプレッシングとカウンターですね。
 プレーメーカーのレイナのパスを中心に、サイドへの展開やロングパスといったサッカーの教科書に従ったような攻撃で、際立ったアイディアはないですが、それでも、何度も続けられるとスタミナの差で押し切られてしまうだけに、まともに体力勝負を挑んではいけません。シドニー五輪の日本がちょうど、そういう目に遭って、折角の勝ちゲームを延長戦、更にはPKにまで持っていかれました。

らく
 アメリカと言うと、NBAのように長身選手を揃えていると思いがちだけど、プロフィールを見ていると意外に何人も180センチ以上の選手がいる訳じゃないよね。やっぱりNBAやMLBに人材を獲られているのかな?まあ、サッカーに身長はあまり関係ないけど。
 イギリスから独立したという歴史的経緯があるから、サッカーでもイングランドに似たサッカーをするのかと思ってしまうけど、決してかつてのイングランドのようなロングボール一辺倒の攻撃じゃないんだよね。


主人
 まあイギリス的な文化を否定するために独立したのですからアメリカは。昔はアメリカのアイデンティティーは反イギリスだったんですよ。だからヨーロッパでは流行っていない野球やバスケット、アメフト、アイスホッケーがアメリカでは人気があるんですよ。
 それはさておき、アメリカはヨーロッパでのプレーを経験している選手が多いですね。GKのケラー、MFのスチュアートとレイナ、それからFWムーアといったヨーロッパでプレーするベテラン選手達が柱的な存在で、これにMLSによって力を伸ばしてきたDFポープ、FWマクブライドなどが加わってくる。海外組と新興リーグの選手たちでチームが構成されているという点で、日本とよく似ています。

らく
 しかし、今大会アメリカ注目のタレントは、ベテラン海外組やMLS組より、ドノバンのような新世代の選手になるんじゃないかな。オランダリーグのアヤックスで優勝に貢献したオブライエンもそうなんだけど、少年時代にヨーロッパのクラブチームにスカウトされてヨーロッパに渡り、そこでの育成プログラムを受けて力を付けてきたんだよね。
 ドノバンは、今はアヤックスを離れてMLSサンノゼ・アースクエイクスにいるが、スピード、決定力、ボールテクニックが非常に優れていて、弱冠20歳だけど、他チームにはレイナと同じくらい警戒されるはずだよ。
 Dグループ第2戦の韓国VSアメリカは、非常に興味深い試合となる。韓国は、最低でも勝ち点1を取らなければならない。アメリカは、ポルトガルの結果如何だが、この韓国戦には、勝ちにくるだろう。

オリザデベ以外に快足FWがいないのは幸い
主人
 ところでポーランドはどうでしょうか。韓国にもアメリカにもない、オリザデベという絶対的な切り札を持っているだけに、オリザデベのスピードとテクニックを生かしたカウンターサッカーができれば非常に面白いと思うが、カウンターの基礎となる守備が必ずしも鉄壁とは言えないんですよね。

ポーランド予想布陣:4−4−2

          ●      ●
    クリシャロビッチ  オリザデベ

   ●                     ●
 コズミンスキ              カルバン

          ●      ●
  スビエルチェフスキ   カルズニイ

   ●                     ●
 M・ゼブラコフ               クロス

          ●      ●
         ハイト    バルドフ

              ●
            デュデク


らく
 リバプールの守護神デュデクはプレミアリーグでも屈指のGKなんだけどね。でもGK個人だけが良くても守備全体は良いとは必ずしも言えない。3月27日のポーランドでの日本戦のイメージが強いせいもあるが、DFがスピードに脆いよね。

主人
 その通りです。ハイト、バルドフのシャルケコンビは共に180センチ後半の長身を誇る空中戦のスペシャリストで、高さへの対応は全く問題ない実力者です。単純な放り込みやクロスは楽々と跳ね返すはずです。しかし日本戦で露呈してしまったように、スピードと変化をつけた攻撃には途端に弱くなる。

らく
 カウンターの基礎になるDFが脆さを抱えているなら、ボールの支配率を上げれば良いんだけど、残念ながら中盤でタメのつくれるテクニシャンが欠けている。元ガンバ大阪のプレーメーカー、スビエルチェフスキーはパス能力はあるけど、クリエイターというより彼もまたポーランドに数多くいるファイタータイプなんだよね。オリザデベには、なかなか良いパスが渡らない。オリザデベは持ち前のスピードでアバウトなパスもチャンスに結びつける力はあるとは言っても、FWには良いパスが出ないことにはチャンスが少ないよ。

主人
 ただ、Dグループにはオリザデベ以外に快足FWがいないのはポーランドDF陣にとって幸いだったかもしれません。とはいっても、ポルトガルは攻撃にはかなりの変化を付けてくるから苦しいでしょうが、韓国のFWは高さに特徴があり、アメリカはポルトガルほどテクニックに優れている訳ではないですし、速い揺さぶりへの対応に難のあるハイト、バルドフらでも十分対応できる気はします。
 まあ、このグループの2位の予想は本当に難しいですよ。

「お前達は弱いんだ!」
主人
 このグループのポイントはポルトガルの出来ですね。ポルトガルがフランス、アルゼンチン、イタリアなど古豪に次いで、優勝候補の一角に推されるのはおそらく初めてのはずです。確かにフィーゴ、ルイ・コスタの個人技は世界のトップレベルであり、その力が存分に発揮できれば優勝にも手が届くかもしれません。しかし「優勝候補」としての戦い方に馴れておらず、周囲の評価によって自分達の足下を見失う、危険性もあります。

らく
 ポルトガルが優勝候補として認知されるようになったのは、最近のことだもんね。ユーロ2000でのベスト4進出、そして予選で強豪オランダをくだしてからだね。

主人
 僕が心配なのは、94年W杯のコロンビアと状況が似ているからです。コロンビアは南米予選でアルゼンチンに5−0と大勝し、1位で予選通過したこと、またバルデラーマやアスプリージャなど好タレントを擁していたこともあり、W杯前には一躍「優勝候補」に祭り上げられ、結果、そのプレッシャーに押しつぶされた格好でグループリーグ敗退になってしまった。それにW杯では、コロンビアやポルトガルのようにパスワークで中盤をつくるチームより、堅いディフェンスとカウンターのチームの方が勝つ傾向があります。

らく
 うん、確かにそうだ。


主人
 おそらく、Dグループのポルトガル以外のチームは、ポルトガルの1位を前提にチーム戦略を立てているはずです。しかしポルトガルの出来はフタを開けてみなければわからず、かといってBグループのスペインに対してのパラグアイ、Fグループのアルゼンチンに対してのイングランド、Gグループのイタリアに対してのクロアチアのような、本命の対抗とも言うべきチームもない。ポルトガル以外の3チームはドングリの背比べの状態。もしポルトガルがかつてのコロンビアの二の舞になれば、各チームともプランを根底から覆され、勝ち点予想が困難になり、Dグループはどこが1位になってもおかしくない大混戦になるでしょう。

らく
 94年W杯のコロンビアが属していたグループはそうだったね。コロンビアがこけたおかげで、ハジ率いるルーマニアが台頭し、無名のホストカントリー、アメリカも決勝トーナメント進出したね。しかし、混戦状態が各チームの監督にとって喜ぶべき事態なのか、それとも勝ち点計算がしにくくなって戦いにくいのか、胸中は複雑だと思う。このグループは微妙な得失点差によって1位、2位が決まりそうな気がするよ。


主人
 だからポルトガルのオリベイラ監督は「お前達は弱いんだ!」とは言い過ぎかもしれませんが、選手が慢心しないよう締めておく必要がありますね。

TOPBACK

〈了〉