[ ZERO ]
或る日を境に、全ての物を失った。
それは「生き甲斐」だったり、「自らの意思」・或いは「強い意志」でもあった。
失くす事が解っていて、失くした訳では無い。
時に人は、「運命」のもとに
「嫌でも跪(ひざまず)かなければならない事」と出くわしたりするもので有る。
どんなに足掻いたとしても、例え頭で解っていたとしてもだ。
決して逃れる事など、叶わぬ夢。
その「運命」に立ち向かい、勝利を収めた者だけが「得るもの」・・・。
[ZERO]から生み出された「新しい自分。」
「失くしてしまった代償」が、大きければ大きい程に、「得るものも、又、大きい。」
ものに対する感性が、違って来る。
物事に対する視野が大きく広がり、洞察力に鋭さが増す。
「失くしたもの」の大事さが、身に沁みれば沁みる程に、
「二度と同じ過ちは繰り返すまい。」
「過去に屈しない精神を身に付けよ !!」
そう自分に云い聞かせる様に、「暗示」を掛ける。
より広い心を持った、大きな人間になる為に。
そして、常に相手の立場に立って物事が考えられる「人間」であり続ける為に。
「主観と客観視」で自身の心の中も、見つめ続ける。
自身が失くしてしまった「過去の代償の辛さや悲しみ、そして恐怖心」を、
もう誰にも体験して貰いたくないから・・・。
だから語り、相手の話や仕草から「小さなSOS」を見逃さない様に、
全神経を、相手と向き合う時には、遣い接する。
[ZERO]から生み出された「新しい自分。」の、
過去を曝け出す事により、
周りの傷ついた人の心が、少しでも軽減されると云うので有れば、
自らの過去を
「虚偽無く語り、相手のやり場の無い心の痛みを、受け止め癒せるならば、
癒す手助け」をさせて頂きたい。
そうする事によって、
「過去の自身の心も、相手と共に癒される」・・・。
そんな気が、するので有る。
「辛く、苦しく、怖かった」あの時期(とき)。
忘れたくても全身に付いて回る「過去の記憶」。
それには、こうした「訳」が有ったのだと、
[ZERO]から生み出された「新しい自分。」が物語る。
[ZERO]
2002/12/24.