出石初午祭  4月14日

もう一月も前になりますが、毎年3月の第3週末に開かれるお稲荷さんのお祭りである初午祭に帰っていました。
毎年この時期は雨が多くて、せっかくのお祭りも雨にたたられがちですが、今年は土曜日の本宮は絶好のお祭り日和で、週末に訪れる観光客も加わってにぎやかなお祭り日でした。

城下町の特徴である狭い通りの両脇にたこ焼きや鯛焼き、りんご飴、ゲームなどの露店がずらっと並び、昔ながらの泥臭い縁日が展開されます。

お化け屋敷町のど真ん中に陣取るのは、ここ数年定番となった「お化け屋敷」。まだこんな中世の遺物みたいな見世物小屋があ
るんですね。昔はオートバイの曲乗りとか小型のサーカスなど大人でも楽しめる見世物があったものですが、採算が
採れないのか、そもそもそういう興行自体なくなってしまったのか、いつの頃からかなくなってしまいました。

お化け屋敷の入り口はというと、モーターでぐるぐる回る蛇の横で呼び込みのおばさんがマイク片手にがなっていま
すが、ほとんどの人は遠巻きに行き過ぎるのみで、ちっともお客が入っている雰囲気はありません。
けど、考えてみました、もしお化け屋敷すらなかったら?と。ぽっかり穴が空いてしまうんですね。つまらない興行でも
やっぱりないよりましかな。

ハブ酒売りお稲荷さんのふもとに人の山ができているので行ってみると、ハブ酒を売る露天商がいました。すでに啖呵売りが始まっていて、売人のおじさんの前には大きなガラス瓶にハブを数匹漬けて黄色に染まったハブ酒が置いてあります。

時折そのハブ酒を筆に染み込ませて、肩凝りを訴える人の肩に塗ってあげたりしています。

ひととおり講釈が終わると薬を小分けにして入れたプラスチック容器の商品を売る訳です。一瓶2000円ほどでしたか‥
けっこう買っていく人がおりました。
でも一緒に渡すパンフレットにはお店の住所が京都府と書いてありましたが、ハブ酒なんだからやっぱり奄美大島じゃ
ないんでしょうか。なんで京都なんでしょう。

ハブ酒売りその2

商品を売っている間、左の写真にあるように、マングースとハブを仕切っていた網を上げて、さもハブとマングースの決闘(?)を演じさせようとします。しかしこの時期普通ハブは冬眠の季節なので、さっぱり元気がありません。
またマングースは事前に餌を腹いっぱい与えられていたのか、これもハブに噛み付こうとすらしません。

結局ハブとマングースの闘いはなく、ゲージの中で仲良く過ごしていました。


おなじみの辰鼓楼

春はセンバツから  3月31日
甲子園球場春はセンバツからと言われますが、いよいよ春本番。代休を取った27日、暖かい陽気の中甲子園球場へ行ってきました。
地元神戸国際高校と山梨県代表の市川高校との対戦。

センバツを観戦するのはかれこれ30年ぶり。高校の入学が決まった春休み、高槻市の親類から誘われ単身来阪。
高槻から国鉄(当時)、阪神電車と乗り継いで甲子園へ。初めての梅田の地下街の雑踏にとまどいながらも、無事甲子園球場にたどり着きました。
観戦はバックネット裏で、選手の顔が間近に見えました。ちょうど日大桜ヶ丘高校の仲根選手が投げていました。ジャンボ仲根と呼ばれていましたが、彼は後近鉄に入団しました。
さて、この日甲子園へは車で行き、駅前のダイエーの駐車場に留めて球場まで向かいました。球場周辺は交通規制があり、一方通行や進入禁止になっていてダイエーの駐車場に入れるの球場をぐるっと二周もするはめに。ダイエーの駐車場は無料ではないので、帰りにしっかり夕食の買い物をして駐車代を浮かしました。

野球は残念ながら地元国際高校の逆転負けでした。
外野の芝生の緑が目に映えて、春を実感した一日でした。

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