最強のPerforma575   モニタのSVGA化

Performa575ヤフーのオークションでわずか3200円で手に入れたPerforma575、パソコンを始めた5年前欲しかった機種の一つです。
68kのマックとして、今ではすっかりロートルになってしまいましたが、その愛嬌のあるスタイルは今でもマニアには人気があるようです。

さすがにすっぴんのままでは部屋のオブジェに成りきってしまうので、LC575の改造のサイトを参考にして色々改造してみました。
まずはモニタの解像度アップ、つまり
SVGA化(800×600)からご紹介しましょう。

基盤


裏蓋を開けてロジックボードを取り出し、20番、24番、25番目の端子をビニルテープなどを細く切って貼り付け、本体に差し込んだ時に絶縁できるようにします。はんだごてはワット数の小さい先の細いものが適当です。テープはセロテープでもけっこうですが、端子の裏表ともカバーするように貼り付けます。

それと基盤の20番ピンと24番ピンをジャンパー線で結線します。細かいハンダ付け作業ですので、ハンダが飛び散らないよう気を付けましょう。

Performa575を起動すると画面サイズが乱れますので、ブラウン管の後方にある調整スイッチで画面を整えます。T-15のトルクスドライバーを使って裏のケースを開け、中身をむき出しにします。
ついでにフォーカスの調整もしておきましょう。

基盤の中 フォーカス調整

結果

GabezingROOMにも記載されていますが、下の画面のように解像度をアップするとアップルメニューの部分が乱れます。これはマックに慣れている人にはそれほど気にならないでしょう。それとデスクトップを表示している時は全体に画面のちらつきが出てきますが、アプリケーションを起動しているとそれほど気になりません。

これらの不具合(?)より、やはり画面が広く使えるメリットの方が断然有利ですね。

改造に当たってはくれぐれも感電などに気を付けてください。