正願寺

龍音寺  若王寺  役員

正願寺全景

宗派  浄土宗

住所  520-2266 大津市大石龍門5丁目7−7

電話  077−546−0382

交通  JR 石山駅より、京阪バス、大石小学校前 下車、徒歩15分

(無住寺院ですので、拝観等は、事前に電話して下さい。)


【縁起について】

正願寺の縁起については、詳しい資料や文献等が無いため、不詳です。

「近江栗太郡史5の1762ページ」によると、『寺伝に、永禄12年(1569)、懐圓坊照譽の開基するところ』と記されている。

「蓮門精舎旧詞23ページ」・「浄土宗大年表248ページ」には、『永禄12年(1569)懐圓、近江栗太郡龍門村に正願寺を起立する』と記されている。

よって、永禄12年(1469)、懐圓坊照譽上人の開山・開基とされる。

【ご本尊について】

ご本尊は、阿弥陀如来坐像。

寺伝によると、安阿彌 作、とされている。

ご本尊像下部に次のように記されている。

『奉再興阿弥陀如来 開眼供養導師 洛東 禅林寺 貞準大和尚、 願主 霊観』

願主、霊観 とは、勝譽上人念空霊観大徳 のこと。

位牌が現存、元禄9年10月1日遷化と記されている。

開眼導師 貞準 大和尚 とは、京都市左京区・浄土宗西山禅林寺派総本山・永観堂の僧で、著作多数、学匠であったと記されている。

【重要文化財について】

地藏菩薩は、明治38年4月4日、国宝に指定される。現在、重要文化財。

寺伝では、恵心僧都 の作とされている。

(現在、滋賀県立琵琶湖文化会館に委託保管)

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