都しだれ(信楽町畑)

案内板の説明文

この桜は都の原産と言われ文献によれば平安後期平家滅亡の折、身寄りの人達が都落ちの際、都をしのぶために桜を持ちかえり植えたと言われて居る。

又 伝説によれば平家の落人がこの里を開いたと言われて居る。

この地はもと西光寺の寺跡で万治元年(一六五八)に再建されたと言う記録があり、この桜は四百年以上経過していると思われる。

四世紀以上も美しい花を咲かせこの小高い丘の上より、我が里を見守り続けてくれたのである。