弥次喜多台湾道中記
2000年7月26日から29日まで、義朝、虹子氏と共に台湾は台北へいってまいりました。
その顛末やいかに。
台湾旅行記
一日目の記録
二日目の記録
三日目の記録
四日目の記録
台湾と私
一日目の記録
今回、飛行機は午前の便である。10時半に出るのでその2時間前には空港にいなければならない。
と、言うことは移動の時間などの都合で5時40分には家を出ないと間に合わないので義朝は目覚ましを5時にセットした。
が・・・・・。なんと目覚ましこんな時に限ってとまっていた。
いち早く気が付いた母(えらい!)によって5時20分に起床。あわてて支度をして家を出る。
危ないところであった。
まあ、そんなこんなで虹子氏とも約束の時間に無事落ち合う。
どうやら今朝のニュースでコンコルドが炎上、墜落したとのニュースがあり、虹子さん大いにびびっている。別にコンコルドに乗るわけじゃないのに。
空港到着。
サンデーを買いたいという虹子さんの希望により空港内のコンビニへ。
どうでもいい話であるが義朝この隠れ家的場所に存在するコンビニへは関西空港へ行く度にお世話になっている。
その後(両替をすることをすっかり忘れて)搭乗口へ。
飛行機は当然エコノミー。
二時間強のフライトなので寝る暇もない(←いや、そんなこともないだろう)。ぼへーっと音楽を聴きながらテレビを見ている。
なにやら台湾での日本文化についての内容らしい。どうやら目はテレビだったが耳は歌謡曲を聴いていたらしい。
すると画面に一瞬映った日本の漫画。
「あっ! 紫堂恭子!」
あれは確かに「癒しの葉」であった。と、言うことはかの作品は台湾にもあるのか・・・よし、探すぞ!
よけいな決心をする義朝であった。
台湾到着(空港で両替はした)。
早速出ていく。
目的地へ行くバス停の場所がよく分からなかったのでとりあえず歩く。
目指す方向へ歩きながらバス停をチェックするのだが目的のバスが止まるバス停がない。
かなり歩く。・・・・・・おかしい。
義:「タクシーを使おうか」
虹:「いや、いきなりタクシーを使うなんて負けだ!」
謎の虹子氏の反対により何故か納得してまた歩き続ける二人。・・・いきなり疲れてきたなあ。
何度目かのバス停チェックをしていると、明らかに迷っている日本人に見えたのか、お兄さんが「どこに行くの?」と聞いてきた。
行き先を告げると「反対方向だよ。あっちに行ってタクシーに乗りなさい」とのこと。
・・・敗北。
「今まで歩いたのは腹ごなしよ!」
などと負け惜しみをいいながらタクシーに乗り込む二人。
タクシーを降りてからもまた少々迷ったというのは情けないので秘密。
目的のお店はちよまさんお薦めの「桂桂香鍋貼専売店」(どうにかたどり着いたらしい)。
その名の通り、「鍋貼」、つまり焼き餃子の専門店。メニューは二つしかない。鍋貼と酸っぱいスープ。
鍋貼(50元)を注文して中にはいる。
店内だか作業場かよく分からない場所だったが(すぐ横で餃子製作してたし)、あっさりしていて美味しかったです。量も多くて満足(でっかいの10個)。
各テーブルの上に置いてある酢とたれを各自適量小皿にとって混ぜて使用するのですが、なにやら酢が甘かった。
義:「もうこれで台湾に来た甲斐はあったよ」
虹:「早すぎるって!」
満足してHPも回復したので次なるお店、「度小月」へ。
ここもちよまさんお薦めのお店ですねぇ(笑)。
先ほどの店からそれほど離れていないので歩いていく。
途中、コンビニで飲み物を購入。野菜ミックスジュース。・・・確かにフルーツも入っているが、何故こんなに甘いのか。
100%じゃないというのがまた怪しい。
それほど量があったわけではないが非常に飲み干すのに努力を要した。以降、義朝過剰に台湾の飲み物に警戒するようになる(割には飲んでるけど)。
おっと話がずれた。
「度小月」は担仔麺のお店。
大椀と小椀があり、トッピングも好みで加えられる。
麺は米粉(ビーフン)と普通の麺と。
とりあえず二人いるので両方注文してみる。当然小椀の方(一杯40元)。
トッピング0にするケチの義朝。義朝が注文したのは米粉の方。・・・・・・普通のにすれば良かった!
いや、別にまずくはなかったですよ(フォロー?)。かなりさっぱりしていました。しかし強烈にニンニク。
虹:「餃子の勝ちかな」
義:「それどういう勝負?」
再びタクシーに乗って(もはや抵抗も何もない)移動。
今度の目的地は夜市、「饒河街観光夜市」。
車を降りるともう日は暮れ始めている。
で、屋台を冷やかしながら歩く。と、かなり早くに出会ってしまいましたよ・・・「臭豆腐」に・・・。
この「臭豆腐」、ちよまさんは嫌いでないらしく、また虹子氏の友人はその名を聞いただけで青ざめたというシロモノ。
何でも「100Mさきからでもわかる」という強烈な臭気を放つというのだが。確かにすごいにおい(でも100M向こうからでも臭うというのは言い過ぎ)。
ちよまさんから聞いた「古い油がまわっちゃったような」という表現が一番ピンとくるが若干違うような気も。まあとにかく食欲を誘うにおいではないということは確か。
とりあえずその匂いだけですべて悟った気分になってしまった虹子氏。
色々歩きましたが、途中で見たたこ焼きの屋台がかなり気になりました。
見た感じ明らかにたこ焼き。しかししかし看板には「イカ」と書いてある。そしてその横にはエビのイラストが・・・どれやねん!
色々わらわらとみましたが、臭豆腐ショックかここでは何も買わずに帰ることに。
駅のそばだったので電車で帰る。
しかし切符は買えた物の(買ったのは虹子氏)どのホームに行けばよいのかわからない。
改札のおじさんに切符を誇示してジェスチャーでホームを教えていただきました。
ちなみに虹子氏曰く「身振り手振りで意志疎通を図るのは屈辱的」とのこと。そりゃ悪かったね。どうせ僕は言葉が不自由ですよ。
この日はこれまで。
二日目の記録
7時過ぎ起床。ちなみに前日寝たのは10時頃。寝過ぎ?
朝食はホテルでバイキング。おかずはすべて中華風、主食はクロワッサンと食パン、お粥。
飲み物は珈琲紅茶、牛乳オレンジジュース水。何故烏龍茶がないのかは不明。
デザートも二種類ほどある。
事前に虹子氏に「中国の菓子はまずいので期待しないように」と言われていたが気になるので食べてみる。
結構美味しかった。これがまずいというのならカナダやハワイで食べた菓子はすでに食物レベルからはずれてしまう。
今日の予定は「故宮博物館」と「士林夜市」。
それだけでは一日があまりそうなので急遽「士林官邸」を追加。
電車に乗って士林へ。憎らしいほどの晴天(前日もだが)。照りつける太陽。
「ああ! しまった日傘部屋に忘れてきた」
義朝アホである(ちなみに前日も同じ事をやっているおばかさん)。
まあとにかく「士林官邸」へ。
士林官邸は蒋介石の官邸として使用されていた場所。
現在廷内の花園部分のみ公開されている。
義:「ここが蒋ちゃんの家かぁ」
虹:「蒋ちゃんと呼ぶのはよせ」
義:「じゃあ蒋やん」
虹:「・・・・・・」
美しい廷内には木陰を選んでベンチが各所に配置されている。見つけるたびに座り込む年寄りの義朝。
色々見つつ歩いているうちに何故か妄想大爆走状態になり虹子氏と二人で「蒋やんと秘書」の話で盛り上がる。いったいどうやったらこの美しい庭でそんな妄想を繰り広げられるのか。
とりあえず秘書はオールバックでメガネ。目は切れ長で細く、感情がないようだが実は心配性でその忠誠は蒋介石だけに捧げられている・・・等々。
この秘書の妄想は旅行中延々と続くことになる(何ともトホホな)。
今度はバスに乗り故宮博物館へ(入場80元)。
・・・でかーい。
とりあえず木陰で休む猫にゃんを観察(何故)。
いざ中へ。荷物を預けて中にはいる。こっちは荷物全部預けたぁってのに荷物もって館内にいる人複数発見。ちくしょう。
一階から順に見ていく。孔子像を見て騒ぐ虹子氏、荘子画を見て騒ぐ義朝。
わやわややと騒ぎながら館内を巡っていく。
いつの間にか先ほどの「蒋介石と秘書」の話に加えて「ダメな富豪の二代目とその忠実な執事(inイギリス)」の話まで発生している(←いや、官邸を出る当たりですでに発生していた)。
この二人ダメだ・・・。
ちなみに館内で私が大いにうけたのは(いやガイドブックを見た時点からうけていた)「肉形石」。
細部に至るまで豚の角煮そのものの石。最高。
館内を一巡りしたのち土産物屋へ。
土産物屋にあったゲームを必至にやっていると、そばにいたカップルの彼女が「どこから来たんですか?」と日本語で聞いてきた。
彼氏も同じゲームに熱中していた。親近感を感じるなあ。
外を出るとすでに昼だったので故宮博物館の敷地内にある
レストラン
食堂へ。
自分で勝手に好きなおかずを取って終点でお金を払うシステム。
適当に鳥足のおかずと菜っぱと茸の炒め物らしきもの、ご飯スープを取ってレジへ。
360元。・・・・えっ!? 何それ! 1元4円として1000円以上かかってるよ? 何が?
ちなみに一緒にいた虹子氏の食事は180元(だったか)。後でどうやら菜っぱと茸の炒め物らしき物が高かったようだと判明。わーん(しかも食べきれずに残してるし)。
夜市が開くまでにはまだ少々暇があるので駅周辺を散策。
本屋に入ったところ、例の「癒しの葉」を発見。つい買っちゃう(笑)。遠藤淑子のコミックスも見つけたのでまた買っちゃう(爆笑)。
遠藤淑子のコミックスはこの店でしか見なかったが紫堂恭子の本はほとんどの本屋においてあった。人気商品?
ちなみにコミックスは通常の大きさのが75元。大判が100元。
CDショップにも行きました。日本で廃盤になった某ゲームのCDを125元でゲット。その他CD何枚か購入。荷物重い。
ついでに(?)美味しいと評判の「珍珠ナイ茶」(25元)を買って飲んでみる。
発音が怪しかったのか通じなかったのでまたもやジェスチャー(ちなみに今までの主な会話は虹子氏が通訳している)。
これはミルクティーに里芋から作ったというグミが入っていて、妙に太いストローでそのグミごと吸い込むと言うもの。
ガイドブックに「激甘」と書いてあったので警戒したが甘さはそれほどでもなかった(日本の缶紅茶並)。食感も面白い自然体の味もぐー。問題は・・・量。
多いよう多いよう。飲みきれないよう。
結局飲みきったが食べきれず1/3ほどを闇に葬った。わーんもったいないよう(義朝は食べ物を捨てたり残したりするのが苦手)。
日も暮れてきたので「士林夜市」へ。
先日行った「饒河街観光夜市」は大きくてわかりやすかったのだが、ここは小さい。というかちまちまくねくねごみごみしている。
けれどこちらの方がなにやら居心地は良かった。何でだろう。
で、早速「生煎包」の屋台へ。
何軒かあったが一件だけ行列ができていたのでそこに行ってみる。
1個10元。超美味。小さい肉まんを鉄板で焼いた物なんですが、鉄板に当たっていた部分がカリカリで中の具もいい味付けがしてあるし、最高でした。
ちなみに帰り際に行列のできていない店の方の生煎包も食べてみたのですが、・・・具に肉がねぇ。キャベツだけ。そして味もいまいち。
行列の価値を知りました(ちなみに値段は同じ)。
ほてほて歩いて今度はビデオCDショップへ。「一休さん」のアニメビデオ発見。大受けしたあげくに兄へのみやげに購入。69元。
すでにFF9のポスターやらがでまわっている。早いなあ。
しばらく歩くと食品の屋台ばかりが固まっている一角に到着。すごい熱気。
狭苦しい空間にこれでもかと屋台が詰まっている。当然、臭豆腐の店も集結(笑)。
とりあえず美味しいと噂の台湾版の牡蠣のオムレツ(漢字がない)(45元)を購入。出来上がる間にふと出来心で義朝「臭豆腐」30元を購入してくる。
だって・・・今を逃せば二度と食べられないと思ったし・・・。
臭豆腐、一丁分を斬った物に唐辛子味噌を添え、上には大量に漬物。
虹子氏、一口食べてギブアップ。義朝、一つ目は食べ終える。
「でもあまり美味しくない。臭い。」
しかし平気な顔をしていたのもここまで。二つ目を口に入れたとたん脳が危険信号を発したので中断。ごめんなさい。また残してしまいました(しかしあれ以上は致死量)。
・・・? ああ、牡蠣のオムレツ。
美味しかったですよ。ただ少々上にかかっているたれが辛かった。牡蠣はかなり小さめ。だからこそクセが弱くて良かったけど。
卵に片栗粉が大量に入っていました。だから食感がふるふる(また謎の擬音語を)。
酸梅汁(だったかなんだったか)というジュースも購入。値段忘れた。2,30元。
美味しかったけど、「酸」はどこだ。甘梅汁でした。
今宵はここまでにいたしとうござりまする・・・(←これの元ネタを知っている人がはたしているのかどうか)。
三日目の記録
今日は切手を買いに行くぞ! れっつごー。
と、言うわけで訪れましたのが郵政博物館。
名前の通り郵便局の上にあります。台湾の郵政の歴史から世界各国の切手の展示まで。
世界各国のポストなんかも展示してあったりしてポストフェチの義朝大喜び(あ、ちなみに台湾のポストは緑色でした)
なにやら昔使用していたらしい無人ポスト(?)の入り口が開きそうだったんでいじってたら係りのお姉さんに叱られました。
ちなみにここ入場料5元。駄菓子程度の値段で入れる素敵なところ。おまけに入場券代わりに絵はがきをくれます。
適当に冷やかした後は一階にあります郵便局で切手を物色。
三国志演義の記念切手なる物を発見したので小躍りして購入。立派な冊子に入っていて登場人物紹介まで入っている。
・・・しかし切手の絵柄の問題か劉備・関羽・張飛と諸葛亮のみ。ちぇっ(もっとディープな物を期待していたらしい)。
これを局内で眺めていると、そばにいた台湾人のおばちゃんが日本語で話しかけてきました。
「日本のスイカは高いけどこっちのスイカは安くて甘いわよ。ぜひ食べなさい」
というような会話をする。
しかし虹子氏によると「日本語で話すなんざ国際交流じゃないね」とのこと。ほっとけや。
バスに乗って台北駅に(ちなみにホテルはこのとなり)。
目の前にあった三越にはいる。地下のスーパーで木瓜牛ナイを購入(20元)。
バナナミルクのようなイチゴミルクのような、そんな味(ちなみにパパイヤミルクのことね)。
地下街にはかなり日本の食品等が売っていて少々つまらなかった。
タクシーに乗って今度向かった先は今回の大本命(ほんまかいな)、「鼎泰豊」!
ニューヨークタイムズで世界10台美食として紹介されている「小籠包」が名物のお店。
行ってみると、すでにすごい人(まあ、昼時に行ったしな)。30分待ちだというのでとりあえずとなりの本屋で時間をつぶす。
この本屋で中文版「ファンタスティックフォーチュン」発見!
この後他の店でこのソフトを見ることはなかった。買っときゃよかった・・・。
まあそれはともかく、時間になったので店に。いきなり厨房の真ん中のような場所を通り抜けて客席へ。
小籠包を一人前だけ注文したところ「それじゃ足りないわよ」みたいな事をお姉さんに言われたので二人前注文。ちなみに一人前10個入って170元。
美味しかったです。さすが行列のできる店ですわ。
で、満腹で満足状態でまた歩く(笑)。
今度の目的地は「光華商場」。
何がありますかといいますと台湾のアキハバラ(もしくは日本橋)です。
しかしここでの一番の目的は地下の古本屋街! いや私的には上の電子系も気になりますが。
まあそう言うわけで古本屋(新刊を売っている本屋もありましたが)をぐるぐるぐる・・・。
買いに買ったりと言ったところです。(一冊40元〜50元)
ドラえもん、聖ライセンス、ヒカルの碁、おまけの小林君・・・等々。
結構笑ったのがヒカルの碁の題名「棋霊王」。主人公誰よ・・・。
あとおまけの小林君が「制服美少年」って美少年! しかも舞台の学校私服校なんですけど! それどうよ!
ちなみに念のために言っておきますが大量に買った本のほとんどはおみやげ用でして私個人所有のつもりで買った本は極少なのよ。信じて。
がすがす買い込んで重くなった鞄を抱えて一階へ。今度はパソコンソフトを物色。全く興味のない虹子氏いい迷惑。
ここで幻想水滸伝のパソコン版(そんなの日本にあったっけ・・・?)を540元でゲット。
荷物が多くなったのでまたホテルに戻る。
ホテルに隣接しているお茶のお店「苦茶乃家」でハイビスカスティーを飲む。
ガイドブックにクーポン券が付いていたのでそれを出すとお菓子をくれるはずだったのだが、おばちゃんが出してきたのは怪しげな丸い物体が入った小瓶。
ガイドブックには「甘酸っぱい梨の菓子」と書いてあったのだが・・・。一つ食べてその匂いに閉口。
日も暮れたし、晩ご飯だ。
と、言うわけで今度向かったお店は「金海發」。
お昼に行った「鼎泰豊」で長年修行した人が経営しているお店とのこと。
言ったら・・・店の名前が変わっていました。ガイドブック今回のツアーで貰った物だったのに!
と、言うわけで「金海發」改め「上鼎豊」。
とりあえず本命の「小籠湯包」(95元)を注文。そのほか何か注文しようかと悩んでいたら店のお姉ちゃんがお薦めをしてきたのでそれを注文。
「小籠蝦餃」(140元)「澄んだ鳥のスープ(漢字がない)」(100元)
これがどれも大当たり!
小籠包は肉汁が若干「鼎泰豊」の方が多かったという気がしないでもなかったですが、どれもこれも非常に美味でした。
そして結構リーズナブル。ああ幸せ。
鳥のスープはぶつ切りにした鶏肉がぶち込んであるのですが、お箸ですっと骨から身がはずれるほどやわらかく煮込んであります。
鳥の足(腿ではなく足)が一つ入っていたので食べてみました。脂身とゼラチンの固まりで結構私的にはオッケーでした。まあ、一般にはまず見かけでアウトか?
満腹でまた台北駅周辺に戻り、今度はお茶屋さんへ。
「天仁名茶」で台湾の緑茶を購入(400元)。
ホテルに帰ってテレビを見てトランプやって占いやって寝る(何故台湾まで来てそんなことを・・・)。
最終日の記録
いよいよ帰る日です。
集合までまだ少々時間があったのでホテル内の土産物を物色。ついチャイナ服なんかを買っちゃう(ドレスではない)。
だって3000元の所を半額って言うんだもの・・・シルクだったし・・・。
と、言うわけで1500元で購入。来てみるといかにもインチキ臭い中国人。
虹子氏曰く諸葛亮孔明の持っているようなセンスがあれば完璧とか。そうか、あれも欲しいな・・・(しかし売っていなかった)。
この店他にも安かったので蓮の実を500円(なぜか円)で購入。
帰るまぎわに荷物になる物を買う私・・・。
ちなみに先日買った本やらなんやらでトランクの中はぎっちぎち。
しかもビデオ、CD、本、ゲームソフト、とすべて四角の物なのでまるっきりテトリスを組み立てているようでした。
ああ、缶紅茶も5本ほど入っていたな・・・(またもや常軌を逸した重さのトランクになっている)。
で、空港へのバスに乗り込んだ途端に雨。しかも土砂降り。思えばそれまでの3日間はカンカンでりの日ばかりでした・・・。
飛行機の座席はバラバラだったので虹子氏とは離ればなれ。
私が隣の席の
ガキ
お子さまにけ飛ばされて怒りのオーラをとばしていた頃、虹子氏は隣の席に座ったアメリカ人に日本のガイドブック片手に説明を要されて二時間英語を喋りっぱなしだったらしい。
最後までたっぷり国際交流ができて良かったね。虹子さん。
台湾と私
いつもの旅行と今回の旅行、完全に違うのは「人に頼り切り旅行であった」事。
今まではツアーの中とはいえ自由行動は完全に一人、すべての会話は適当な英語とジェスチャーで乗り切った。
が、今回は中国語に堪能な虹子氏が同行と言うことで完全に頼り切ってしまいました。
楽ではあったのですが、少々物足りない思いをしたのも事実。しかし英語が通じにくいお国柄とあっては私にはお手上げ。虹子しゃん、ありがとう。
しかしタクシーのおじさんが話しかけてきたときに虹子氏と楽しげに話をしていてもさっぱり一人わからなくて寂しい思いをしたことも。寂しいなあ。
ちなみにこのおじさん、お姉さんと娘が品川に住んでいるとか。
ホテルのテレビを何の気なしに見たところ、怪しいドラマが。
なにやら仙女のような女の人と、前世に恋人だったと主張しているらしい男の人が中心の怪しいドラマ(笑)
言葉がさっぱりわからないなりに楽しかったので二日連続してみてしまいました。何だか安っぽい特撮映像がまた何とも。
他の国と違ったのは自動販売機が日本並にたくさんあったこと。
そしてコンビニもたくさんありました。セブンイレブン、ファミリーマート、サークルK・・・。
便利ではあるのですがコンビニの中には必ずといっていいほど「お茶卵」なるゆで卵のような物が。
これが店中に臭気を放っているので長居できない。ひょっとしてそう言うシステムか?(←いや、ちがうだろう)
屋台のお店でよく見かけたもの。「大阪焼き」
どうやらお好み焼きのようなもので大根餅のような形に切って売っていましたが、そんなものは大阪にないぞ・・・。
あとよくおでんを「関東煮」として売っていました。関東煮は日本でも言いますよね。しかし大阪焼き・・・。
日本の漫画はたくさんありました。
ほとんど網羅していると行っても過言ではないくらい。
「封神演義」とか「龍狼伝」とかは向こうの方々にとって許される物なのでしょうか・・・(私的には結構ダメだったんですが)。
以前「外国には缶のミルクティーが皆無」と書きましたが、台湾にはたくさんありました。
やはりお国柄の問題なんでしょうかね。
ついでに、空港で虹子氏に買っていただいた珈琲、ココアの入っている物だったのですがちょっと楽しかったので缶に記載されていた文章をここに。
歐香珈琲(巧克力)
25%的情熱 25%的瘋狂 25%的嫉妬 25%巧克力情話 愛情的配方
・・・なんかいいでしょ?
ちなみに「巧克力」はチョコレートの意、だそうです。
「苦茶乃家」で貰った謎のお菓子、家に帰って母にあげたのですが、一つ食べた後に「全部母さんに差し上げますわ」といったら殴られそうになりました(笑)。
戯れ言帳・目次に戻る