続・韓国旅行記
たった二泊三日の旅行記なのにどうして1頁で収まらなかったんでしょうかね(爆)。
っつーわけで後編です。
ただいま。
韓国よもやま話
ただいま。
朝。
「もう帰る日なんですねぇ」
「いやですねぇ。楽しいときはすぐ過ぎちゃうんだから」
「仕事の時間は遅々として進みませんのにねぇ」
と、けーこさんと愚痴り合いながら起床。
朝御飯は定食のようなものを食べに行く予定だったのですが目当ての店が閉まっていたせいもあり義朝の希望で再びシンソンソルロンタンへ(笑)。
「ソルロンタン四つ。」と注文すると
「ビールは?」と聞いてこられたのでこんな朝っぱらからビールなんて飲むかい。と思いつつ隣の席を何の気無しに見るとビール飲んでました(爆)。やるな韓国人。
今日はソルロンタンを持ってきたおじさんが勝手に塩胡椒まで入れちゃいました。いいけど別に。
今日は王宮見学に!
行った先は昌徳宮。時間ごとに英語、韓国語、日本語でガイドが案内してくれて自分で自由に見て回ることはできない。
ガイドのお姉さんはとても日本語が上手でしたが義朝はほとんど聞いていませんでした。ごめんなさいね。
この王宮がまた広い。
延々と歩き回るのですが昨日一昨日の雨雪が影響して(でもないのかも知れませんが)至る所に氷が。
それを喜んで踏みまわる義朝。あんたは幾つだ。
日本の皇居を見たときも思ったんですが、寒そうですね! 見ているだけで芯から冷えてきそう。
どうして絨毯すらしいていないのかしら。しいていたけど回収してしまっただけかしら。
しかし日本と違ってこちらにはオンドルがあるので幾分ましかも。
そして何故か大きい建物の中にたくさんの施設があるのではなくチマチマと小さい建物が散在している。
やはり気温が低いので井戸(のようなもの)に張っている氷はもはや厚さがどれだけあるの可すら分からない。
庭園の池の氷は上に雪が積もっていたりする。
一カ所の池はちょっと低いところにあったので挑戦しませんでしたが地面との高さの差がそれほど無いもう一つの池で試しに乗ってみました。
「おおっ! 両足で乗っても氷が割れない!」
調子に乗って足踏みまでしたらちよまさんが本気で心配していました。
確かにこんなところで池にはまってずぶぬれになりましたなんてしゃれにならないなぁ。
出口付近でガイドさんに写真を撮ってもらったのですが、おにーさんがガイドさんに渡したカメラは一眼レフ(ですよね?)。
ガイドさんはちょっとビビっていました。
では次はお昼ご飯だ!(帰る日のお昼まで食べられるなんて韓国って近いんだなぁ)
と、いうわけでちよまさん、おにーさんの話によりますと私たちが出立するちょうど一週間前にテレビに出ていたという「城山会館」へ。
韓国田舎料理を食べさせてくれるお店だそうで。
付いてお席に案内して貰うと・・・テーブルがない。
床はオンドルで暖かく、外に面している壁は一面ガラスなので厚いくらい。
まあそれはともかくとして付いた場所には座布団とメニューのみ。周りの席にはちゃんとテーブルがあって皆様料理を食べているのに・・・?
この謎はすぐに解けました。ここはテーブルごとお料理を持ってきてくれるのです。
それは効率的にどうよ? とも思いましたが出てきた料理を見てなっとく。
テーブルの上をこれでもかとお料理がひしめいているのです。
これまでのお店でも韓国は突き出しを大量に出してくれるのでテーブルはいっぱいいっぱいなのですがこれはその比ではありません。
なんせお水も載らないんですから(床においた)。
お料理の中身は韓国でよく売っている干し魚(高い)、みそ汁(ただし辛い!)キムチ色々、サラダ、エイ、モヤシのお浸し? など色々色々。
さすがに全部食べることはできませんでした。
ちなみにお会計を済ませておにーさんたちが
「初めて一人当たり千円を超えましたね」
「いや、初日の晩ご飯も千円を超えてるよ」
・・・ってぇことはそのほかの食事はすべて・・・。
おなかもくちくなったことですしタクシーに乗って再びロッテデパートへ。
今度はキムチを買うのです。
先日食べたイカキムチが美味しかったのでまた買おうかなーっと・・・。
他にもここにはするめのキムチやタコキムチなど色々揃っていました。
タコキムチも気に入ったのですがお値段がイカより高かったので当初の予定通りイカキムチを購入。
お値段は400gからの値段だったので「100gほしいんだけど」というと「ダメ、200なら良い」とのことなので200gで。
・・・おーい、270gもあるけどー?(←当然お値段も270g分取られている)
こっちではこれも当然のようにあることだそうで。
ちなみにここで買ったイカキムチも美味しかったのですがお店で出たものと比べると甘味がない。むう。
今度は南大門市場へゴー。
道の両端、真ん中に所狭しと謎のお店がひしめいている。こういう雰囲気は義朝大好きです。
で、ここで小さなチマチョゴリのお店を発見。
結構可愛い。お値段を聞いてみると85000Wとのこと。
いやん、昨日行ったお店のほぼ半額!
大喜びする義朝、値段交渉をしてくださるちよまさん。
結局80000Wにまけていただきました。ありがとうございますちよまさん。
(実はそれでも足りなくて10000Wおにーさんに借りたというのは秘密です)。
ウサギ売りの可愛いウサギを見てためいきを付いたり夜のお姉さん用らしき服ばかり売っているお店を遠目に見たりして堪能しました。
ここはそれだけで一日過ごせますね。でももう帰らなきゃ行けない時間です。ざんねん。
ホテルに戻って預けていた荷物を受け取り、タクシーで空港へ。
走り出してしばらくするとおにーさんとけーこさんはおねむモードに入っています。
ちよまさんとふたりでけーこさんの寝顔を撮ろうと頑張ったのですがどんなに車が揺れても目を覚まさないのにカメラを近づけると目を覚ましてしまうんですよね。むう。
やはり危険なオーラを感じ取っているのかしらん。
空港でお会計。
今までの韓国での交通費、食費はほとんどおにーさんとちよまさんが払っていてくださったのです。で、ここでそれまでの諸費用を払ったのですが・・・。
9千円弱でした(うち千円はチマチョゴリを購入したときに借りた分)これに自分で使ったお小遣い分を合わせても二万弱。
ホテル代を合わせても4万! さらに・・・(もうええっちゅうねん)。
アジアは物価が安くて嬉しいですねぇ。
飛行機が来るまでの時間、缶ジュースを飲みながらおしゃべり。
私が飲んだ梨ジュースは結構絶妙な味でした(笑)。
ここでけーこさんとはおわかれ。大阪行きの飛行機に乗り、今までの幸せな食事とは雲泥の差の機内食を食べてお家に帰りました。
・・・家に帰ってから本人は気が付かないニンニク臭のおかげで家人にえらく嫌われたりするのもまた旅の醍醐味です・・・。
(次の日は学校だったので一日中キャンディをなめていたり)
次はタイだ!
韓国よもやま話
旅行に出かける前、いつも荷物が多くなりがちな義朝は歯ブラシシャンプーはホテルにあるだろうと見切り発車して泣きを見ました(笑)。
予備の歯ブラシをくれたちよまさん、ありがとうございます。
そして驚いたのがトイレ。
ホテル以外のトイレでは紙を流しちゃいけないんですねぇ。
どうも慣れなくて戸惑いました(横にゴミ箱を置いてあるんです)。
韓国の街は結構キレイに道路が舗装されているのですがそのあちこちに穴が・・・どうしてでしょうね。
そして雨が降っているからか建物の出入り口によくボール紙を引いていたのですがかえって雨でそれがぐちゃぐちゃになって汚れていましたがそれは良いのでしょうか。
雨と言えば雨の降っていた初日、雪の降っていた二日目よりも良く晴れ渡っていた三日目の方が体感的には寒かったです。気温を量ったわけではないので実際の温度差がどうだったのかは分かりませんが。
街は昼間よりも夜になるに連れて人出が多くなっていきました。韓国の人は宵っ張りなんでしょうかね。
本屋さんにも行きました。
こちらの本屋では漫画雑誌は売っているのに漫画の単行本は売っていません。
ちよまさん曰く貸本で読むのが普通だとか。
ちなみに本屋でバカ受けした日本語会話の本。「ナウな日本語」。もうその言葉が「ナウ」じゃないよ・・・。
珈琲
私たちが行った珈琲店は専門店だったのでそれなりに美味しい珈琲だったのですが基本的にこっちで飲む珈琲は薄いんだそうです。
ちゃんと濃い珈琲(しかもエスプレッソ)ばかり飲んでいたので実感が湧かなかったのですが帰りの飛行機の中で珈琲を飲んで初めて実感しました。薄いというかなんというか・・・。
しかしそれでも私の中で世界一まずい珈琲はカナダの珈琲です。
タクシー
台湾ほどではないですが韓国も結構タクシーが多いです。
そしてこちらのタクシーは普通のタクシーと模範タクシーの二種類があります。
模範タクシーは車体が黒でちょっと大きいです。で、お値段もちょっとお高い。
しかし日本のタクシーに比べれば屁でもないお値段ですが(しかも四人で頭割りですしね)。
いつも義朝が海外でやっていること。
郵便局で切手を買う
ポストの写真を撮る
信号機の写真を撮る
リップクリームを買う
上二つはちゃんと実行したんですが下二つはすっかり忘れていました(特にリップ)。
あああああ。
そう言えば二日目の番にトッポッキを食べながら雑談をしていたとき
初対面のけーこさんやおにーさんにまで「るーさんやっぱり52歳だわ」と言わしめた私。
いったい何がどうしてそうなってしまうのか。
やはり去年の秋まで「しんごママ」を知らなかったのは大きな減点要因らしい・・・。
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