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泉のコンドル

サンチャゴの世界2

真昼に日が暮れて

サンチャゴは
お母さんにおんぶされながら
世界のことを
知りはじめました

サンチャゴの世界

サラサカ人のおじいさんによると
白人がやってくるまで
インディヘナの人々は自由で
土地も
だれのものでもありませんでした…

ティクリオ峠では
トラックは
悲鳴をあげました…

「海から
青白いひげもじゃの怪物が
人間の姿を借り
鋼鉄に身を固めて
やってきます…」

ラテンアメリカの民話

作者アナ・マイヤーについて