HOKKAIDOへ (2009年5月)
           妻との旅行はこの頃、北海道と決まっている。と言ってもまだ二回、広い北海道を網羅するには16回必要とかの説に
          何となく納得してしまう数字でもある。何でも津軽海峡に生物学的境界があるとかで、北海道の風景は本州人
          には、名所旧跡だけが観光ポイントではなく、移動の景観すべてが珍しい。白樺、和歌山には護摩壇山に
          何本か生えていて、わざわざそれを見に行ったこともあるが、北海道は白樺の森、熊笹、大ふきの中を道が自然に
          走っている。鹿、狐、リスなんかが、その自然の中から顔を出す。丹頂鶴、尾白ワシが空を飛ぶ、こんな自然はわが町
          には無い。熊には幸いまだ出くわしてはいないが、妻とは死んだ振りをするのか、大音響を発して逃走すべきか
          まだ結論は得ていない。
           シーフードの好きな妻には、満足すべき北海道ではあるが、魚嫌いの私は、予め北海道牛の食べられる食堂など
          ピックアップして対抗している。バイキングで妻はカニとかを食し、充分元を取っているが、私はトウモロコシなどを主体に
          食べているので、元を取るにはやや見劣るものの、それでも満足はしている。北海道米って学食の粗末な食事を
          思い出すが、この頃の北海道米は旨い。北限米が旨いのも地球温暖化と思うのは私の仮説。


           関西人には馴染みの少ないAIR DO に乗りました

       
                           ウトロ港を出港していく漁船

       
                      藻琴山と屈斜路湖(実は摩周湖から反対側を見ている)

       
                       オンネトー、二回ともここに行くだけのことはある、美しい。
                              道道949号線(オンネトー線)は通行止めで走れず。


       
                        野付半島の先端近く、地の果てを感じる道道950号線

       
                        札幌の旧永山武四郎邸、のんびり中を見せていただいた。