2013年5月12日
ハイカーのための搬出救助講習会


会員の山行はハイキング、軽登山、縦走山行などが多くを占めています。
 事故、ヒヤリハットなどを防ぐために、又起こった時のために、
自分のために、仲間のために〜〜学びたいと思います。
今回は全国連盟から、元埼玉県勤労者山岳連盟・救助隊長の今井さんと
日本勤労者山岳連盟遭難対策部事務局長の田上さんを講師としてお招きしています。
安全登山の技術を学びましょう。
沢山の会員の参加をお待ちしております。
    
           ===記===
日 時   5月12日(日)9時半〜16時
会 場   王寺地域交流センターのリーベルルーム
講 師  今井雅文 元埼玉労山救助隊長
             日本勤労者連盟遭難対策部員
      田上千俊  MFA救急法国際資格所持 
             日本勤労者山岳連盟理事 遭難対策部事務局長


申し込み先 各会会長⇒県連事務局豊田
〆切    事務局報告5/7
装備    各自の山行の服装と装備 昼食

実施報告
搬出技術講習会
参加者58名(奈良労山15 奈良HC14 こぶしの会5 西大和山の会17
オオヤマレンゲ山の会4 山行人山楽会2 JAC1)

9時半 今井講師指導で「道迷いについて」の話の後、搬出搬送の実技講習が開始された。
最初は6名のパーテイで支点工作、ヒューマンチェーン、ザック担架,背負い、ドラッグを実習。
続いて同じ事を5名、4名、3名、2名、1名のパーテイにして行った。
女性や担げない人は、言葉でリード(命令する?)することも練習した。
傷病者の小さな動きや気持ちを重視して搬送する。
そして家族身内が傷病者であったらどんな気持ち、態度で搬出するか?精神的な指導もあった。
午後から、田上講師のプロジェクターでの「全国的な事故の状況・ハイキング中での事故の特徴と
どうすれば防げるか」と捻挫のテーピング実習が行われた。

最後に今井講師が、前日に続き山行計画書の話。全国連盟の遭対部は事故一報が入ったら、
その計画書をどう読むか?など経験話や質疑応答が活発に出され、熱心に聞き入った。
有意義な2日間でした。

ある会からは、2日間とても新鮮で会が充実したと報告があった。
参加者からのアンケートは、これからも続けて欲しい声がほとんどであった。
これらを生かし継続出来るように、県連としても考えて行きたいと思います。
参加してくださった皆様、受付けなど担当の女性委員さん、会場担当の皆さん、本当にご苦労様でした。
事務局長 豊田

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