BMWドライバートレーニング1dayコース
1999年4月24日&7月25日

HP開設前に参加したドライバートレーニングのレポートです。
原文は、Nifty-Serve FICAR BMWの部屋に書き込んだものです。(ほぼ原文のまま掲載してますが、もちろんパソコン通信だった頃のものなので写真は今回追加しました。)
1dayコースは、ディーラーがドライバートレーニングのチームを招いて各地で開催されたもので、当時は結構な数開催されていました。
1回目はお金を払って参加しましたが、BMW JAPANのHPで無料招待というのがあって、なんと当選したので同じ年に2回も参加できました。
内容的には、現在のBMWドライバートレーニングのレギュラーコースに相当するものだと思います。
4月24日開催分
今日、BMWドライバートレーニング1dayコースに参加してきました。

内容と感想を書かせてもらいます。

カリキュラム内容
1 ドライビングポジションとハンドル操作(座学&実習)
 これは、みなさんご存じかもしれないですが、ポジションは、深く腰をかけ、フットレストを踏んで膝が曲がった状態でハンドルの12時を握って肘がかるく曲がる、目線が高くなるよう座面はなるべく高くというものです。
 大抵のみなさんは、窮屈な感じのようですが、私はいつもどおりに座ってOKでした。うちの家内にいつもポジションが窮屈と指摘されていたので、帰って早速報告しました(^_^)
 ハンドル操作は、曲がる方向と反対の手で回して手と反対の足まで切り、足りない場合は180度反対側に反対の手で持ち替えて回すというものです。
 これは、結構どたばたしてしまいました。

2 ドライビング診断システム
 これが、今回の目玉です。トレーニングに持ち込むのは、今回の神戸のトレーニングからだそうです。
 これは、イメージしてもらうと、F1中継で、ドライビングアイの映像とアクセル開度やスピード、エンジン回転数とかを合成して中継してたようなものです。
 車内に、助手席からドライバーを横から写すビデオカメラと後席からドライバーを写すビデオカメラが設置され、ビデオ撮影されます。あと、アクセル開度、スピード、エンジン回転数、前後G、左右G、ハンドル切り角の情報が車から取り出されます。
 そして、それらの情報がシンクロされ、なおかつ事前に走ったインストラクターの萩原さんのデータ(ビデオはなし)とともにパソコンで合成されテレビに表示され、走行後萩原さんとともに見て解説を受けられるというものです。それにこれは、ビデオに録画してもらいもらえちゃうのよ、すごいでしょ(^_^)
 家内に、見せたら参加料は安い!!と言うくらいだから。
 運転の癖なんかもわかり有意義です。なにせ自分の運転が見れるのが一番。
 そうそう、走るコースは60kmからのフルブレーキとスラロームなどを含むコースでした。

3 ブレーキ操作
 ABSを切った状態で、ロックさせる、ロックさせた状態でハンドルを切る。
 ABSを効かせた状態で、ABSが効くまでブレーキを踏んでステアリングをきって隣のレーンに入り停止させるというものです。
 なかなか、うまくブレーキが踏めなかったです(ーー;)
 やっぱ、ATでやったほうがブレーキに集中できて良かったかしら。

4 スキッドパッド
 35km定速で周回し、アクセルの開閉などでアンダー・オーバーステアを体験したり、ステアリングを切り込んでフルアクセルしスピンしそれを立て直すとかをしました。スピンは出来るんだけど立て直すのは出来なかったです(^_^;)
 どういう状況で、どんなことをすればこうなるというのがわかりためになりました。
 でも、Z3のクーペはベストポジションをとるとルームミラーが眼前で反時計回りで回るこのカリキュラムでは、右ハンドルは最悪で、こいつに乗る羽目になった時には、なかなか定速うまく回れなくて困りました(^_^;)

あと、試乗会もあったのですが、これは特筆することもないので割愛しました。

最後に修了書をもらって1日があっと言うまでした。
おみあげが、後でセールスから届けられるらしいので楽しみにしてます。

全国各地で今年からあるようなので、興味がわけば参加してみてはいかがでしょうか?あまり参加者が多くないようなので、場合によればおいしい話があるかもしれません。夏にももう一度参加したいなあ。

車に乗せられているのが、よくわかった一日でした(^^ゞ


※修了書には、トレーニング中に写真を撮ってもらって差し込むようになってます。もちろんインストラクターが修了書にサインしてくれてます。
※ちなみにおみあげは、ミニカーで台座にトレーニング名、受講日時、受講者名が印字されてました。
7月25日開催分
4月に続いて、1DAYコースに参加してきました。
内容は、4月に書いたので変わっていたところや感想だけアップします。
1 ポジションチェック&ステアリング操作
ポジションチェックは、試乗車1台につき一人だけ。4月は全員だったのに。
前回は萩原さん、今回は飯田さんにチェックしてもらい合格だったので、これだけには自信がある(^_^;)
ステアリング操作は、4月には結構ドタバタだったけど、その後多少意識してたせいか、ドタバタは少なくなったような気がするのは自分だけ?インストラクターの大角さんも言ってたけど、しばらく意識してやってると馴染んでくるものなんですね。

2 ドライビング診断
4月と走行コースレイアウトが変わってました。4月はフルブレーキングするところがありましたが、無くなってました。そのかわりコース延長が少し長くなった感じで、コーナーの数が多くなり、今回の方が実際のドライビングに即していて良かったかな。それと、4月はビデオの専用ケースもなかったしテープラベルもなかったけど、今回はバッチリしっかりしたものでした。ケースだけ、4月になかったからともらってきました(^_^)(サーキットデイでケースがあるのは知ってたんだけど)
今回は、暑いせいか機械のトラブルが多く、3回走った人もいました(^_^;)
4月は、なめらかな運転を意識して走ったので、今回はいつもの運転をしたら、気づかされたことが多かったです。
大角さんが、印象に残ることをおっしゃてましたが、ブレーキは電車でGOで上手に停まるのと同じように、一定の踏力で停まるのがベストだって。

3 試乗
今回はMモデルはなし。3のクーペあたりがあるかと思ったけど、それもなく特に目玉なし(^_^;)

4 ブレーキング
ABS切るとスピードメーターが動かなくなる車があるということで(4月は全滅だったと思う)、助走区間の途中にパイロン立ててそこまでフル加速して、アクセル戻して、次のパイロンでフルブレーキングという形になってました。4月は、フル加速でブレーキングポイントのパイロンまで突っ込む形だったので、やりやすくなってました。でも、がーんとフルブレーキングは、どうもうまく出来ない(^_^;)

5 スキッドパッド
前回あった、オーバーステア、アンダーステアの体験がなかった。これは、結構参考になるのに残念。今回は、限界コーナリングでステアを切っても曲がらない体験とスピン&回避のみでした。今回は、スピン回避が曲がりなりにも出来たらしく前回の成果があったかな?前の晩「頭文字D」を読んでたからか(^_^;)

1DAYコースは今年からということでトライ&エラーを繰り返して良い物にしようとしていることがわかりました。
今回、インストラクターに前回いなかった飯田さんがおられたので、2枚のウルクンデ(修了書)で全インストラクターのサインがそろいました(^○^)


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2003年8月30日作成