基本的には水洗いをよくして、皮をむくこと。
選ぶときは出盛り期のものを選ぶことです。
そして野菜と同じように、生育がよいことが条件です。
輸入果物のポストハーベストなどの問題もありますので、
オレンジなどでマーマレードを作るときにも注意が必要です。
食 材 |
除 去 方 法/下ごしらえ |
選び方 |
いちご |
流水中に5分くらいつけておく。その後5回くらい振り洗いする。 |
形のよいものを選ぶ。 |
りんご |
流水中でスポンジを使って30秒くらい水洗いをする。 |
左右のバランスがよく、お尻の出っ張りが高いこと。 |
レモン |
流水中でスポンジを使って30秒くらい水洗いをする。 |
輸入ものはポストハーベストの心配があるので、極力国産ものを選ぶ。 |
グレープ |
流水中で5回くらい手で水洗いをする。その後半分に切ってスプーンですくって食べる方法が一番安心です。 |
輸入量がピークの4月から6月のものが最も安心。 |
みかん |
結構農薬を使うし、表面に添加物を含むワックスが塗られている場合がある。 |
形が偏平で、表面の物物がはっきりしているものを選ぶ。 |
バレンシア |
流水中でスポンジを使って水洗いをし、皮をむけば安心です。 |
輸入量がピークの4月から6月のものが最も安心。 |
甘夏 |
流水中でスポンジを使って30秒くらい水洗いをし、皮をむけば安心です。 |
玉が大きく重く、肌が荒いものを選ぶ。 |
メロン |
皮ぎりぎりまで食べないこと。 |
出盛り期以外は農薬使用量が増えるため、旬のときに食べればよい。 |
バナナ |
皮をむいたら、軸から1cmほどを切り落して食べる。 |
農薬の質からしても、フィリピン産より台湾産のほうが安心。 |
さくらんぼ |
ボールに水を流しながら10分くらいつけた後、5回ほど振り洗いをする。 |
国内産のほうがポストハーベストの心配がなく安心。 |
ぶどう |
ボールに水を流しながら10分くらいつけた後、5回ほど振り洗いをする。 |
粒がそろっていて、落ちにくいものを選ぶ。 |
すいか |
流水中でスポンジを使って5回くらい水洗いをする。 |
大きくて形のよいものを選ぶ。 |
もも |
流水でなでるように洗い、皮をむく。 |
玉が大きくて形が整い、桃色の鮮やかなものを選ぶ。 |
なし |
殺虫剤をかなり使う果物のため、表皮下に残留している可能性がある。そこで、流水中でスポンジを使って30秒くらい水洗いをした後、皮を厚めにむく。 |
左右のバランスがよく、形のきれいなものがよい。 |
かき |
流水で手でごしごし洗い、皮をむく。 |
オレンジ色が強くてむらがなく、ヘタが枯れていないもの。 |
果物に関しても、基本的には野菜と変わらないようです。つまり、「”旬”のものを食べ、季節はずれのものを無理して食べない。」ということです。
季節はずれのものには輸入物が多いですし、輸入物には”ポストハーベスト農薬”(収穫後の農薬、主に防腐剤・防カビ剤などを品物に直接散布する)の心配が、絶えず付きまといます。
スーパーに行けば様々なものが並び季節感なんてまったくありませんが、やはり出盛りのものはおいしいですし、農薬などの問題からも、”旬”を見直したほうがよいようです。