金環日食の場面

B 案・・・吊りライトもスポットも、とにかく機材がない場合、「お笑い」で        処理します。


●太陽のパネルには、ミラーシート等、反射素材を貼っておく。
●光る素材で、「反射光パネル」を作っておく。(下の台本の図 参照。)
●ヒエログリフが書かれた神殿の柱に下図の加工をする。
  ウラを一部ダンボール製にして   おき、金環状に切り抜く。  柱ウラ
  オモテは紙を貼って絵を描き、   切り抜きがわからないようにして   おく。         柱オモテ
●金環が現れるタイミングで、柱を持ってきた黒子が 懐中電灯で後ろから照らす 。     (光量が強いものが望ましい)黒子が照らす


ここからは台本です。少々、ト書きを変えています。



アイ   静かに!見て!
    
効果音と共に、全体照明を20%位に落とす。同時に柱の影の黒子が懐中電灯で太陽を照らす。
反射光パネルを持った黒子・・・・・下図・・・・・が、光が反射を繰り返しているように走り回る。
黒子
その際、黒子の動きに合わせ、柱のあちこちに金環が光るようにすると、効果的。
役者たちも、黒子の動きに合わせて、目線とカラダを大きく動かす。
     
エイジ   (上の動きをしながら) 見ろ!光が反射して・・・
     
すべての柱のヒエログリフ上に、金環が現れる。
     
ルイナ   ああっ、光の環で囲まれた文字を順に読むと、一つの文章になるわ!
エイジ   なんだって!? なんて書いてあるんだ?
ルイナ   それは・・・・(以下、台本通り)


柱の動きはこんな感じです。

柱集合1
柱が中央・奥へ近づいていく。
柱集合2
全ての柱が並ぶ。
(このとき、背景幕の後ろから、2枚の扉パネルを出しておく)
柱集合3
3枚ずつ、扉状に開く。
柱集合4
柱パネルは左右の袖へ。扉パネルは前へ。
柱集合5
2枚の扉が出現。


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