〜参考資料〜
日本ヴォーグ社 宝石の写真図鑑 冷たいジュエリ
八坂書房 宝石ことば
双葉社 宝石の常識
講談社 宝石宝飾事典
読売新聞社 宝石
DeAGOSTINI TREASURE STONE
成美堂出版 最新シルバーアクセカタログ1200
美土理書房 宝石の気能
創元社 彫金教室
NTT出版 華麗なる宝石物語
ムーンフェイス・ローズマリー
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Birthday Stone 誕生石

誕生石とは、大まかに「その人の幸せを見守り守護する石として

何が相応しいか」という発想によるものからだと言われていますが、

誕生石についての確かな歴史はありません。

一般的には 18世紀頃に、ユダヤ人により習慣化され広まったと云われています。


誕生石の考え方は、古代の占星術による星座の考え方をアレンジしたもの。

特に現在のような区分方法は20世紀に入ってからのものなのです。


当時、ニューヨークの宝石業界を牛耳っていたユダヤ人の宝石商による宝石の販売促進活動として

「誕生石」というキャッチコピーを含ませながら販売していたそうです。

それが、浸透して現在に至っています。


現在多くに広められている「誕生石」は、こうした商業的背景を持っているもので、

比較的 新しいものなのです。


現在、日本で一般的となっている誕生石は、1912年アメリカのカンザスシティーで行われた業者の大会で

アメリカの宝石組合がダイアモンドの普及を考慮した上の選定で協議して決められたものなのです。


続いて、イギリスの貴金属組合も誕生石を選定。これを基準にして、

各国の習慣や宝石の産出状況、民族ごとによる石の嗜好が加わり、

それぞれの国柄に合った誕生石のリストが完成されたのでした。


日本では、1958年に選定され「東洋七宝」の中より、3月の珊瑚、5月の翡翠を付け加えたのでした。

各国の習慣や宝石の産出状況、民族ごとによる石の嗜好が加わり、

それぞれの国柄に合った各国の誕生石リストが完成したという事です。


誕生石を身に付ける方法として、「1年を通して、毎月ごとに その月の誕生石をつける。」方法と

「1年を通して、自分の誕生石のみを身に付ける。」方法があります。


昔はこれに加え、時間帯や曜日により身に付ける宝石を代えたり、

誕生日にあたる季節の宝石を身に付けたり、生まれ月の守護天使や12使徒の宝石を身に付けたり、

さらにそれらを組み合わせたりと様々に身に付ける方法がありました。


だたし これらの方法は、経済的に裕福でないとできませんでした。

また、18世紀になるまでは庶民が宝石を持つことが禁止されていました。

このような身に付ける方法が様々にあるのは、宝石を単に装飾品として扱うのではなく、

護身符としての役割の為だと考えられます。

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