京田辺市のシンボルとされている甘南備山は、標高217.5m生駒山脈の支峰のひとつである。
山頂にある展望台からは市内が一望出来、四季おりおりに姿を変え市民の憩いの場所として親しまれている。
その昔、平安京が定められるとき、この甘南備山を南の基点とし洛北の船岡山と結ばれる直線上に
キの中心軸を置いたとされ、大極殿や朱雀大路はこの線上に築かれている。
また「今昔物語集」には、この山にあった神奈比寺(かんなびでら)を舞台とした話が残されており
いにしえの大昔から今日に至るまで、この山の回りの住民に親しみ続けられた郷土の山が甘南備山である。
紅葉の甘南備山
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