岩屋谷
ひと昔前はごろごろした石ばかりだった岩屋谷も今はりっぱな公園です。
「いわいだに」と発音していたと記憶にあるのですが、漢字で書くと「岩屋谷」になるんですね。
右にゆるやかに登る道は天が台山へと続いていきます。
左の道の階段を下りていくと、道の左側に沿ってダムのような池があります。
公園の中腹あたりにある石碑。
公園を造るにあたり犠牲になった人がいたようです。

以下に、碑に記された文を紹介しておきます。

岩谷池は明治末期に築造され天ヶ台水系を源とし
下流の公園の清流となって人々の憩いの場として
やすらぎを与え那波野地区の田畑を潤しています
以後幾多の修築及び管理の努力がなされてきましたが明治
四十一年の築造工事においては那波野地区岩谷興三治君古池地区
土井政治君が土砂崩壊により犠牲殉職されました
今回殉職碑周辺の整備をさせていただきました
献身された功績に感謝すると共に環境を愛し
守り子々孫々迄大切にしていきたく思います

平成六年七月吉日
有志一同