ワンダースワンカラー/スワンクリスタル用ソフト

メモリーズオフ フェスタ

あの大人気恋愛AVG「メモリーズオフ」が
今度はポンジャンで対決!
しかもお約束のご褒美グラフィックは・・・コスプレ?

(パケ裏より)


・・・

作るヤツがアフォなのか買うヤツがアフォなのか

それにしても所有者がそんなにいるのか怪しいネオジオポケットカラーで
正史のストーリーが展開される『ピュア』出しといて
少なくともネオジオよりはユーザーが多いだろうスワンでなぜにポンジャン?

ネットで配信する『メモオフBB』、ケータイ向けコンテンツ『メモオフ オンライン』、
アジアに向けての展開など不気味に広がるメモオフワールドの一角である今作
まあ、スワンを手に入れた今(ていうかこのために買った)、どんなもんか殺ってやってやりますよ。




「いざ、決闘ゲームスタート」


スワンクリスタルの
押しにくい電源を、爪を立てて入れる(本当に押しにくい。しかもスタートボタンと間違えて押して涙を呑むことも)と、PS・DCでもおなじみの「KID」ロゴが出た後、すぐに聞き覚えのあるBGMが流れ出し、タイトル下の寂しい殺風景なタイトル画面が出現

ちなみにタイトル画面をほっとくとムービーが流れ出します。
内容はギャルゲーお約束の次々キャラを紹介していく
紙芝居なんですが、紹介されている内容は本編にあたるPS版でのポジションをはっしょって紹介しており本作には関係ないです
ちゅうかメモオフ知らん人間がこないケッタイなもん買うはずありません!

さてゲームは、本編の舞台「澄空学園」の澄空祭で、パートナーのミスコン優勝を目指す
ストーリーモードがメイン。
最初に、本編でお馴染みの5人の中から
ミスコン優勝を目指すパートナーを選びます(唯笑の左の空いている枠にはヤツが追加されます)
そして、キャラを選んで、ポイントが0になるまで勝負する
フリー対戦モード
あとは、CGや役達成度が見れるオプション
通信対戦が無いのは、スワン持ってる人を見つけるのも難しい現状では、明らかにロット数が少ないこのゲームには必要ないと考えたからでしょう。


ストーリーモード

まず5人の中からパートナーを選択。
黒南風はまず
「にんにんねこぴょ〜ん」電波娘唯笑をセレクト
腐ってもメインヒロイン。おそらく多少は無茶な設定の説明ぐらいは期待できるだろうと考えての決断。

「いっちょ殺るかやるか!」


EPISODE-0 -教室-

信「おかしい……
  なんでみんな来ないんだ?」

澄空高校の学園祭、主人公三上智也は、喫茶店を催している自分のクラスを訪ねたが、客はおらず、いるのは店主を勤める悪友の
稲穂信のみ

信「見てくれ!せっかくの学園祭!せっかくの喫茶店なのに……」

澄空祭稲穂信といえば、2の主人公イナケンが喰らわされた、惜しげもなくコオロギを使ったほんのりビターな大人の味カキコオロギが真っ先に浮かんできます。
そんなもの人様に食わせるようなヤツを店主にするなんて、まったく人選ミスもいいとこです。客が来ないのも、
あのイナケンに胡散臭いと言われるのも頷けます。まったく、他の物ならともかく口に入るものですから冒険はできませんよね?

信の話によると、ウェイトレスするはずだった唯笑たちも姿を見せていないらしい。

“あの”唯笑に接客させるのか……でも、智也には仕事がないあたり、ここでは人選はしっかりしているような……
あっ、そうか! 店番が信だけってことは
クラスぐるみでの信への嫌がらせなんですね!!
KIDにとっても『2』『想君』で、
骨格ごと平気で人相変えちゃうぐらいだから、彼の扱いは未来永劫こんなもんなんでしょう。
少し可哀想な気もします。まあ、その同情も
セミへのと同じレヴェルのものですがね。

信から唯笑の居場所に心当たりはないかと尋ねられる智也。
智也は「唯笑はミスコンに出るのでは?」と話していた時

唯笑「智ちゃん!」

唯笑
「ミスコンのポイントカード見なかった?」

……黒南風の目は馬鹿になったのでしょうか?そうでないならミスコンポイントカードが必要なんて黒南風は聞いた事ないデス。使うにしてもいったいなにを貯めるというのでしょうか?

智也「ミスコンの……カード?
    ってなくしちゃったとか?」

惜しい! 智也よ、カードのところをつっこんでくれ!!

唯笑「うん」

DROP娘は返事だけ一丁前デス。

智也「おまえなぁ……
    本当によく物なくすよな?」

智也も人のこと言えた口ではないはず……それにしても恐ろしく物持ちの悪いヤツです。

唯笑「えぇ〜!」
   「だってなくしちゃうもんはしょうがないじゃん!」





……カッチーン

コノアマ殺シテイイデスカ?
いや……我慢だ、ここは我慢だ……
メモオフでいちいちこんな所でキレてたら血管がいくつあっても足りないじゃないか
Be Cool…Be Cool!(グリニデ風)

……ゴ、ゴホン! えっと、唯笑の話によると、カードが無いとミスコンには参加できないらしく、唯笑の頼みで智也も一緒にカードを探すことに。
その時影で、一緒に探すと言った信に、悪いからと断る唯笑。
……やはりクラスぐるみの企てのようですな。
蚊帳の外は智也だけなのでしょう。もし知っていたとしても
親友のために働くなんて選択肢は智也には無かったでしょうが。


EPISODE-1 -屋上-

カード探しに、2人がまずむかったのは屋上。

かおる「や! お二人さん」
そこではやっぱり音羽かおるが出現。
カードを探す二人は、唯笑がかおるに経緯を
かくかくじかじかと説明。すると、カードの在り処も心当たりがあるとの事。さらにかおるもミスコンに出場することが判明。


かおる
「じゃあさ、私とポンジャンで勝負しない?」










……は!?


サッパリ訳がわかりません!!


なぜポンジャン? ミスコンと関係あるんの?(あったらあったで嫌なもんだが……)
しかし、そんな黒南風の疑問などお構い無しに2人はポンジャン勝負に!
女子高生が屋上でポンジャンやってる姿を想像するとせつないものがあります。

勝負の後、智也と唯笑は、かおるの「今朝、ゲタ箱付近でそれらしき物を見た」という情報を頼りに、近くの購買で働く小夜美さんをたずねることに……(落し物は職員室だろ!)
屋上の去り際、かおる
「カード見つかったら、私からポイントあげるから」
……どうやらポンジャンでミスコンのポイントのやり取りが行われているようデス。
しかし、ポイントは、相手のカードが無いと移せないものなのでしょうか? だとするといったいそのポイントはどう動くのでしょうか? 試合中の得点がポイントみたいですから紙にでも書いときゃいいのに……

勝負の後、教室へもどると言うかおるに、
ひとりで喫茶店を任されている信の手伝いを頼んでおく智也。
かおる
「ま、どうせ教室に戻るついでだからいいよ」
……だんだん信が哀れになってきました。
もしかしてクラスに彼の味方は、事情を知らない智也だけなのでしょうか?


EPISODE-2 -購買-

小夜美「唯笑ちゃんのだったんだね、はいコレ」
ついにポイントカードを発見! 2人の読みは大当たり♪ 購買の小夜美さんが持ってたんだぁ!

……なぜに貴女が拾ってたの? ゲタ箱使ってるのか? それとミスコンのカードって判ってたなら届けようよ……
まあいい、それよかカードも手に入ったことだし音羽嬢からポイントを巻上げに逝くぞォ!


小夜美
「ポンジャン……しない?」

ブルータスお前もか!!?


なぜかミスコンにエントリー出来た小夜美さんの、バナ納豆パンなどの悪魔パンの数々は“おふざけ”というカミングアウト攻撃を潜り抜け、必殺にんにんねこぴょーんを叩き込み、辛くも勝利を収める2人

小夜美「はい、唯笑ちゃんポイント」
手渡し? ポイントのやり取りがどう行われているのか見えてこない……おそらくSTUFFにも見えていない気がする。

いちようカード探しという目的を達した智也であるが、
「教室に戻っても、信に手伝わされるだけだろうし……」ということで唯笑のポイント稼ぎに付き合うことに(音羽嬢に信の協力を要請したのは、信を気遣ってでは無く、自分が手伝いたくなかったからのようデス)

2人は智也の提案で、双海詩音嬢の根城図書室へ


EPISODE-3 -図書室-

唯笑「おじゃましマース……」

他のヒロインでも図書室に入る時挨拶します。おそらく無意識下にここは詩音嬢の
テリトリーと感じてるのでしょう。

もちろん
ここでもやはりポンジャンです(血
ミスコンのポイントはポンジャンで稼ぐとみて間違いないようデス(間違いだらけのような気も)

詩音嬢の、スタン攻撃で相手に手を出させないというスタイルに苦しめられるも、規格外コンビの連携の前に崩れ落ちる詩音嬢。

詩音「ポイント……差し上げます」
唯笑「アリガト、詩音ちゃん」

謙虚に自らの負けを受け止める詩音嬢。勝者の余裕を見せる唯笑。
智也は智也で詩音嬢に、信が孤軍奮闘している喫茶店の手伝いを要請するも
丁重に断られる。信の人徳がなせる業ですね! まあ智也も何もミスコン出場者に声をかけることないと思うんですがね。彼女らもポイント集めなきゃならないのに……


強敵詩音嬢を退け、次のエモノをみなも嬢に定めた2人は姿を求め校内を彷徨う。


EPISODE-4 -校舎-

唯笑「ねぇ智ちゃん、みなもちゃんドコにいるかな?」
智也「ここんとこ元気みたいだから教室とかにいるんじゃないか?」
唯笑「そうかな?」

そろそろかな……

みなも「あれ? 智也さんに唯笑ちゃん、どうしたんですか?」

やっぱり(苦) ここしかない!というタイミングでみなも嬢登場。
ふたりは用件を話す前に、学園祭の模様を、スケッチしに行くというみなも嬢について校庭へ移動。
しかし、みなも嬢の思惑はハズレ、学園祭は校内メインの為、外には誰もいない。
自分の用件を切り上げ、2人の用件を当てにかかるみなも嬢。

そして見事ミスコンのポイントをかけて勝負ということを見抜くみなも嬢。
根拠は、唯笑がクラスの手伝いをしないで、自分を探していたのは、それ以上のイベントがあり、それはミスコン以外ありえないからというほぼパーフェクトの回答。
でも、クラスの手伝いをしてないのは
信への嫌がらせなんですがね。


みなも嬢と拳で語り合ったのち、連れ立ってミスコン会場である体育館へ向かう3人。しかし! その時体育館に響き渡る声の正体は!? 次回、怒涛の最終回!!


EPISODE-FINAL-体育館-

智也、唯笑にみなも嬢を加えた3人はミスコン会場の体育館に一番乗り。
だが、いかんせん早く来過ぎたため、暇をどうするかみなも嬢にお伺いを立てる唯笑。

みなも「うん……じゃあ……」

バタン!!

あ、みなも嬢が倒れた。

・・・・・・え!?


もしかして逝った!?


唯笑「智ちゃんどうしよう……みなもちゃん倒れて……」
焦るな唯笑、早く桜の木の下に埋めるんだ! バレやしねえよ!!

みなも「う、うん……」
    「ふわぁぁぁあ……」

あくびですか……脅かされましたね
(チッ) どうやら大丈夫のよ……

みなも「ふわぁ……やっと来たんだ もう、待ちくたびれちゃったぞ」



……はい?


みなも「あ、唯笑ちゃん久しぶりだね」


???



みなも「あ、そっかまだ、みなもちゃんのままだったんだっけ」


……遠いところに逝ってしまったようデス

みなも「ちょっと待っててね」

自分の親が呆けた瞬間……そんな光景を思い浮かべてしまいました。

みなも「これをこうして……こうすると」


智也「あ、彩花!?」
唯笑「あ、彩花ちゃん!?」

ナンデストォォオ!!

彩花「なーによ。そんなにびっくりすることないでしょ」

目の前でみなも嬢が死人に変身して驚くなってほうが無理な相談だ!

唯笑「ね、みなもちゃんはどうしたの?」

唯笑、ナイスツッコミ! スタンドよ、どう返す?

彩花「さすが従姉妹だけあって、体が馴染むね」
だまれ石仮面!



実は彩花が出てきたのは、智也と唯笑がイマイチ素直になれないから背中を押しにきたらしい(どういう力だYO)
でも結構2人とも頑張ってるみたいだから安心したらしい(さっさと成仏しろよ)

彩花「と、いうことで! 心置きなく楽しむことにしたの!」

????

彩花「だって、なんか面白そうなことやってるじゃない」
智也「まさか……」
彩花「そう……ミスコンテストぉ!」
   
せっかくだから参加しようと思って

……ポンジャン勝負で既知害を意地で下し、退散させる事に成功しました。

彩花「あ、そうそう みなもちゃんには内緒にしといてね」

……なんだか初犯じゃない気がしてきました。哀れみなも嬢。



そのあと、ミスコンテストが行われ、今までのポイントによって参加賞・特別賞・準グラ・グランプリの4段階にわかれ、各キャラに用意された4種類のCGが表示されEDを迎えます。

このゲーム、無茶苦茶でしたが、なんどもプレイさせる細かい試み(各々の目でお確かめあれ)が沢山盛り込まれ、ストーリーモードは、正史とは言えませんが、ボリュームもあり、雰囲気も出ているので、ファンゲームとしてはかなり優秀なものだとおもいます(スキップ機能有)
メモオフフェスタ…隠しキャラ、CG・役達成度などコンプへの道のりは長そうデス。



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