吉熊観光指定
奥吉野川上名産
            〒639-3543
奈良県吉野郡川上村大滝
420−1
電話0746−53−2350
水曜定休
(12月から2月迄休業)


昔の味を、そのままに。
柿の葉寿しは、奥吉野に伝わるふるさとの味です。
昔は田植えを終えた夏祭りの時季に、
どの家でも作られていた懐かしい味です。
緑なす奥吉野・川上村の山々の杉の木が、
一本、一本、大切に育てられているように、
“大滝茶屋”の柿の葉寿しも、
ひとつ、ひとつ、心をこめて手作りしています。
気取りも、飾りもありませんが混じり気のない純朴な味が身上です。
どうぞご賞味ください。




柿の葉だより

令和6年 春和


今年の営業を始めさせて頂きました。

ぼちぼちと包んでまいります。
早々に売り切れになる日が御座いますので、
お越しになられる前に一報頂ければ幸いです。



この度の「令和6年能登半島地震」でお亡くなりになられた方々及び、
ご家族様・関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます


いつもお立ち寄りいただく方、
TV出演を見て来ていただいた方、
沢山の方にお越しいただきまして、
本当に有り難う御座います。


NHK大阪放送局 関西はもっとおもしろいえぇトコ3月31日再放送して頂きました。
「すべていただく 深き山 深き恵み 〜奈良・川上村〜」
旅人は 浅野温子さん&金子貴俊さん でした。





大人のグルメ雑誌 「dancyu(ダンチュウ)2019年9月号」 に掲載して頂きました。





奈良テレビ放送 11月17日放送 「気ままにいってきバ〜ス!第16回」に出演させて頂きました。





NHK奈良放送局 5月27日放送 えぇトコ「すべていただく 深き山 深き恵み 〜奈良・川上村〜」に出演させて頂きました。


NHK奈良放送局「ならナビ」に出演させて頂きました。

au by KDDI ×関西ウォーカー
au Area Map 関西」夏号掲載中



新型コロナウィルス感染症によりお亡くなりになられた方々及び、
ご家族・関係者の皆様に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、
罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。

また医療従事者はじめ、行政の皆様等、
感染防止に尽力されている皆様に深謝申し上げます。

被災地の一日も早い復旧と皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。


―― 大滝茶屋 柿の葉寿しのお話 ――

五〇〇年以上も昔に生まれた、心やさしき味。

 大滝茶屋のある奥吉野・川上村は、後南北朝の舞台として伝説や史跡を数々残しております。
柿の葉寿しも、その歴史の系譜から生まれました。
 文安元年(一四四四)、後亀山天皇の皇孫、萬寿寺宮空因親王(尊義王)は神璽を擁し、
川上の里、三之公に御所を構えられました。
 里人は親王をお慰めするため、遥か熊野灘から運ばれた塩鯖を用いて寿しを作り奉ったのです。
ところが、臣人に分け与えるにも器がなく、山柿の葉に盛ったのが「柿の葉寿し」の、
そのもののはじまりと伝えられております。
 その後、奥吉野では柿の葉に包んだ鯖寿しをつくるようになり、
やがて田植えを終えた後の夏祭りには欠かせないものとなりました。

それは、梅野ばあちゃんの心意気。

 時は流れ、柿の葉寿しは今や奈良を代表するお土産となりました。
これを最初に売り出したのが、この大滝茶屋でございます。
 大台ケ原にドライブウェイが開通する際、当家の辻井梅野が奥吉野に伝わる寿しを、
お土産とすることを思いつきました。
それは、この地を訪れる人にも、村の人たちにも喜ばれるようにとの想いからでした。
県の観光課に何度も通い、近隣の主婦らの協力も得て、
大滝茶屋の柿の葉寿しは産声をあげたのです。
 寿し飯に塩鯖をのせ、生の柿の葉で包むという昔ながらの製法に、私どもはこだわっております。
鯖の腹に塩を入れ三週間寝かせると、鯖はほどよく脂が抜けて生臭みもクセも抑えられ、
味が良くなります。生の柿の葉は、香りが良く色どりも美しく仕上がります。
機械などには頼らず「昔のまま」を続けるには色々と苦労もございますが、
やはり長い時間に培われた方法が一番良いように思います。


これは梅野ばあちゃん作の歌の一節。
   


   『 柿の芽のびる待ち遠しさに お客さんからせきたてられて
     
      今日も楽しい寿司作り 味も姿も変わらぬように・・。   』

 


 お客さまの顔を思い浮かべて、楽しみながら柿の葉寿しを作っていた梅野ばあちゃん。
その心意気は今も大滝茶屋に息づいております。




『ほかと味がちがうのだが・・どうして?』

『大滝茶屋の“柿の葉寿し”はよそと味がちがう・・。』とお褒めの言葉を頂戴いたします。。
作り手にとって嬉しい限りです。
その理由は昔ながらの製法で作っているからです!
と言っても何もかわった事はしておりません。
大きくちがうのは、鯖を塩〆するからです。
季節やその日の気温・湿度によって塩加減や酢飯の調合を加減いたします、
だから手作りでないと作れないんです。
たいていはお酢で〆ておられます、防腐材や添加物なども加えておられる所もあるようですが・・。
それはそれ、人には好みがありますので、お口に合ったものを食してください。
大滝茶屋の柿の葉寿しは辛口で、酢〆の物は甘口かもしれません。
それと食べどきですが、作りたてよりも少し時間を置いた方が味に深みが増します。
あと手作りにこだわっているのは、なんと言ってもお客さまと会話ができることです。
ついつい長話もしますが、調理場も丸見えですし隠すことなどなにもございませんので、
いっぷくついでにお気軽にお立ち寄りください。



豊かな自然の川上村に ぜひ、おいでください。

 大滝茶屋は、国道一六九号線の五社トンネルから1.5キロほど。
吉野川を眼下に青々とした山が迫る川上村の入り口にあります。
 対岸には源義経の伝説が残る名勝「鎧がけ」が見渡せます。

 そんな山や川の風景を楽しみながら、お食事できる席もご用意しております。
四季折々に美しい川上村に、ぜひ一度おいでください。
 心よりお待ちしております。

大きさは8個入りからございます。
日により鮭もあります、
お尋ねください。
国道169号線沿い
川上村入口
大滝バス停前
「ほろほろと 山吹ちるか 滝の音」
松尾芭蕉句碑が大滝茶屋横に
ございます。




※販売期間とご注意※
大滝茶屋の柿の葉寿しは、山吹の咲く三月上旬から、紅葉の終わる十一月まで販売しております。
地元の生の葉を使用しており完全手作りの為、売り切れる場合がございます。
お越しになられる際はご一報いただければ幸いでございます。





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郷里の叔母たちが作っております、気づくと懐かしさが込みあげてきます。

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