■■■阪急電鉄5000系■■■ | |
5000系画像一例 | 簡単な解説(概要) |
■阪急電鉄5010F■ |
神戸線の1500V昇圧完了後、専用車として登場したが5000系である。車体や制御装置は3000系と同等となっている。また初めて空気バネ台車(S形ミンデン)が採用された。登場時は6連であったが冷房化に伴い 2000系T車を編入させ8連となりまた表示幕やローリーファンの取り付け、一部の車両ではシングルアームパンタグラフが行われている。更に2001年より大規模リニューアルした車両(5010F・5008F・5006F) が登場してまるで新車のようである。それらの変更点では、まず正面を見てみると大幅に変わっていることが一目で分かる。それは従来のスタイルと8000系タイプが合さった様なものであるが他には見られないスタイルとなり同時に屋根周りへのアイボリー塗装も行われた。 またリニューアル編成でも正面形状の違いで1次・2次と2種類みられる。車内では新冷房装置スィープファン・窓のパワーウィンドウ化・車内案内情報装置・扉開閉予告灯などの設置。新床カラー・化粧版・ロールカーテン・大型窓の側ドアへの変更などが行われた。これに関連して 中間に編入していた2000系附随車を5100系中間車に変更し新たな編成が出来た。またそこで中間運転台を改め2人掛程度のコンパートメント風座席となっている。 これらを見てもリニューアル車はサービス向上が図られていることは言うまでもない。現在5000系は全車神戸線の所属で幅広く活躍してる。 |
阪急電鉄5000系SPEC(代表例・5000・5010) | |
■製造年 | 1968年(昭和43年)〜 |
■製造会社 | ナニワ工機 |
■車体構造 | 鋼製 |
■最大寸法(長さ×幅×高さ) | 19000×2750×4020(mm) |
■主電動機(種類・定格出力×台数)/1両 | (直流直巻・170Kw×4台)/両 |
■制御方式 | 抵抗・電動カム軸発電ブレーキ付総括 |
■駆動方式(種類・歯車比) | 平行カルダン歯車継手式・5.31(85:16) |
■ブレーキ装置 | HSC−D発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ及び 保安(直通予備)ブレーキ |
■台車形式 | M車FS−369、T車FS−069 |
■冷房装置・容量・設置数/1両(更新車) | RPU−2202・8000kcal/h・4台/両 (RPU−3018・10,500kcal/h・4台/両) |
■パンタグラフ・形式 | PT4806−B−M・下枠交差式 PT7105A・シングルアーム式 |
■運転台形式 | ツーハンドル |
■定員(座席定員) | 140(48)人 |
■自重 | 37.2(t) |