■■■阪急電鉄3100系■■■
3100系画像一例 簡単な解説(概要)

■阪急電鉄3160F■
 3000系の宝塚線用車両として建造されたのが3100系である。その車両では3000系よりも主動機の出力を小さいものとし、かつ歯車比も6.07 とした。この点からも宝塚線用としての一面がみられる。他はほぼ3000系と同様である。後に全車冷房化工事が行われ、表示幕設置工事も行われてたものもある。 さらに全車、宝塚線で活躍していたが現在では支線での運用が主であり・伊丹線・今津線(北)・箕面線で活躍しているが本線の運用はない。 一部の車両は廃車になったものもあるが中にはリニューアル工事(車内内装のリニューアル・正面の能勢電鉄表示幕設置・新車番の取り付け・表示灯の変更並びにその周囲への銀飾りの設置)が行われ阪急グループである能勢電鉄に譲渡された編成もある。 しかしその編成は能勢電鉄の中では一番新しい車両となり新たな顔として活躍してる。また3100系は現在の阪急では珍しい表示板を掲げた編成としてみることができる。これは支線での醍醐味ともなっている。
阪急電鉄3100系SPEC(代表例・3100・3107)
■製造年 1964年(昭和39年)〜
■製造会社 ナニワ工機
■車体構造 鋼製
■最大寸法(長さ×幅×高さ) 19000×2709×4015(mm)
■主電動機(種類・定格出力×台数)/1両 (直流直巻・120Kw×4台)/両
■制御方式 抵抗・電動カム軸発電ブレーキ付総括
■駆動方式(種類・歯車比) 平行カルダン歯車継手式・6.07(85:14)
■ブレーキ装置 HSC−D発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ及び
保安(直通予備)ブレーキ
■台車形式 M車FS−345 T車FS−345
■冷房装置・容量・設置数/1両 RPU3003・10,500kcal/h・3台/両
■パンタグラフ・形式 PG18H・菱形
■運転台形式 2ハンドル
■定員(座席定員) 150(54)人
■自重 38.0(t)