私は32で逝ってしまうと、
ものごごろ付いた頃から感じていた。
そして死の淵が訪れたのは、
27の時であった。
それはまさに計画通りかのようであった。
死場所を探すのに5年を費やした。
逆算したかのように、32の歳をむかえた。
しかし、光り輝く私の死は、私を通り過ぎっていった。
そして、忘却の海へ、いま私は沈んでゆくのだ・・・・
1998年11月14日
忘却の海へ
あこがれ