オプティマス123R
ガソリンストーブの逸品


 タンクの容量は小さいが1泊2日なら十分。ザックから取り出し,軽くコンプレッションをかけ,プレヒートする。ちょっとした儀式だ。

 ゴーッとすごい音!!とともに青い炎がたちあがる。
2台も着けてると会話が出来ません。
消したとき訪れる静寂はちょっとしたスリル!消せなくなります。

。火力調整は最新式のものにはかなわないが使いよう。
 
 何の変哲もない五徳(?)だがいたって使いやすい。L字型の金具が3つ付いているだけだが,写真ような小さなコーヒーメーカーでもなんなく載せられる。


そしてなんといってもオプティマス123Rの大きな魅力はその真鍮製のボディだ。使い込み手入れをすればするほど味が出てくる。
ちょっとしたコツ

 
僕は加圧ポンプを使っている。なくてもいけるよ,という人もあるだろうが寒い朝でも火が安定するからだ。ポンピングは2〜3回,火力調節バルブを少し開ける。燃料がジワッとしみ受け皿にほんの少したまる。そして点火。受け皿にメタをのせて点火してもいいが,メタを持っていくのも面倒だし,後ががびがびになって掃除がまた面倒。加圧ポンプが無い場合はタンクを両手で暖めてやるとジワッとくる。
でも点火には注意が必要。テントを全焼しないよう外での点火をお勧めします。
 
 写真の風防は量販店でも売っているもの。持っていると便利だ。僕は食事が終わるとここにローソクランタンを置くが,風避けになるだけでなく,反射鏡となってほのかにテント内を明るくしてくれる。光がもれないので気の毒(?)な虫たちもあまり集まらない。

エピソード

 飛んで火にいる夏の虫。小さな蛾が1匹ランタンのまわりにやってきた。それを追ってサワガニが跳ねるように・・・なんだこいつ・・・次の瞬間素早くはさみで蛾を捕まえ食べてしまった。
サワガニはちっちゃい頃から捕まえてよく遊んだけれど,こんな能力があるなんて,まるでハエトリグモだ

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