化学実験室
参考
Visual C++によるVisual BasicのためのIOポートアクセスルーチンの作成 法
IOポートに直接1バイトのデータを出力するサブルーチン( iooutb )と指定するIOポートから直接1バイトのデータを読み出す関数( ioinpb )を作る手順を示す.Visual C++を立ち上げたら,新規プロジェクトをDLLルーチン(Win32 Dynamic-Link Library)の作成にする.DLLの種類は,シンボルをエクスポートするDLL,にする.これにより,必要なソースプログラムの大枠が自動的に生成される.プロジェクト名をIoPort とすると,自動生成した2つのファイル(IoPort.cpp , IoPort.h)に少し書き込み,数行の定義ファイル(IoPort.def)を1つ作るだけである(プログラムのリスト1-3).コンパイルするとIoPort.DLLが得られ,このDLLファイルをVisual Basicの計測プロジェクトのデレクトリにおけばよい.Visual Basic 側では,外部関数の宣言が必要である(プログラムのリスト4).これらのファイルを用意すれば,後は通常のVisual Basic のプログラムの作成でよい.
プログラムのリスト