WEATHER(天候)


Departure WXR,Cruise WXR1,2,3,Arrival WXR

*WXR=ウェザー

WXRエリアは5つのブロックに分かれている。現時点でアクティブになっているWXRエリアは、インストラクターズページのWXRエリア名右横に(Act)と表示される。Departure WXRエリアは離陸してから上空22000FTに到達する地点まで適用され、それ以降はCruise WXRエリアに引き継がれる。Cruise WXRエリアは1〜3の3ブロックに自動的に配分される(1/3燃料を消費した段階でCruise WXRエリア2に、2/3消費した段階でCruise WXRエリア3へ移行する)。降下を開始し高度21000FT以下となるとArrival WXRエリアに引き継がれ、着陸するまで適用される。

各ボックスに数字やアルファベットのRを入力するには、ボックス左横の赤色のボタンをマウスでクリックし、ボックスをアクティブにする(ボックス内の文字が黄色く変化する)。入力を確定するにはキーボードの『Enter』キーをプッシュする。又、チェックボックスはマウスで該当のボックスをクリックする事によりチェックマークを付ける。各項目の入力が完了したら、画面下の『OK』ボタンをクリックする事によりWXRの設定が記憶され、インストラクターズページに戻る。『Cancel』ボタンをクリックするとWXRの設定がデフォルト(入力前の状態)にリセットされ、インストラクターズページに戻る。

*MSL=Mean Sea Level:平均海面上

@当該ページの天候エリアを黄色マークで示す。
A『Random』ボタンをクリックする事により、当該ページ内全てのWXRデータをランダムに設定する。
B『Global』ボタンをクリックする事により、当該ページ内全てのWXRデータを他の4つのWRXエリア全てに適用する。
C【ALTOSTRATUS:高層雲】高層雲の雲頂(Cloud Top)及び雲底(Cloud Base)を設定する(入力範囲:10000〜30000FT)。
   *高層雲=中層雲系の雲で、基本的に層は薄い。降水はほとんどなく、あってもごく少量である。
D【NIMBUS:乱雲】乱雲の雲頂及び雲底を設定する(入力範囲:0〜10800FT)。
   *乱雲=基本的に中層雲であるが、上層や下層に出来る事も多い。濃密で降水がある。
 【RAIN】雨の状況を設定する。雨を降らせると滑走路のコンディションがウェットとなりブレーキ効果が減少する。
   <None>:雨は降らない  <Temporary>:一時的な雨  <Persistent>:持続的な雨
E【FOG/HAZE】地上視程を設定する(入力範囲:0〜29960m)。
F【WINDS】高度35000FT及び地表の風向/風速/突風を入力する。入力したデータを基に、地表から高度49000FTまでの風向/風速が自動的にシミュレートされる。
『Suitable for RWY』に離着陸する空港のランウェイ・ナンバー(L,C,Rは除く)を2桁で入力すると、ランウェイの方位を中心として左右180°の範囲内において地上風の風向/風速が刻々と変化し、突風が吹く事もある(この時『Ground』WINDSボックスには『R』と自動的に表示される)。ちなみにこの機能はWXRページ独自の設定であり、ATCシミュレーションによる風向・風速情報はこれらの設定を無視したものとなる。
G【BARO】地表上の気圧を設定する。
H【TEMPERATURE】地表上における気温設定を行なう。上空の気温はこの地表の気温により変化する(入力範囲:-30℃〜50℃)。
I【TURBULENCE LAYER】乱気流域の上限及び下限高度、乱気流の強さを設定する(入力範囲:0〜50000FT)。
J【WINDSHEAR ENCOUNTERS】1時間あたりに何回ウインドシアに遭遇するかを設定する。
K【THUNDERSTORMS】雷雲の状況を設定する。雷雲を設定すると、大気の状態が不安定になりADF受信機が狂う事がある。
   <None>雷雨はない  <Scattered>まばらに存在する <Dense>密集している