サクラ


学名  Prunus
分類  バラ科サクラ属
     落葉高木
分布






開花




樹皮
用途
日本、中国
直径4〜4.5cmの淡紅色。葉が出る前に、3〜4個散形状に咲く。
花弁→5個
雄しべ→30〜35個
雌しべ→1個。花柱の下半分に白毛が密生。
萼筒は短く、毛がある。
3〜4月頃
互生。長さ8〜10cmの広卵状楕円形で、先は急にとがり、縁には鋭い重鋸歯がある。
葉の表面と、葉柄は有毛。
球形で、紫黒色に熟す。
暗灰色
庭木、公園、街路樹
観賞用として各地に栽培され、特に日本では、4月には花見が行われる。ヤマザクラ系は、材が優良で、家具材、器具材など装飾用造作として使われる。



オオシマザクラ  Prunus lannesiana
伊豆諸島に自生する。鮮緑色の新葉と同時に、3〜4cmの白くて香りのある花が散房状に咲く。葉は塩漬けにして、桜餅を包むのに使う。

ソメイヨシノ  Prunus×yedoensis cv.Yedoensis
オオシマザクラとエドヒガンの雑種で、観賞用として広く栽培されている。高さは、10〜15mになる。伊豆諸島には近似のものが自生する。

サトザクラ  Prunus lannesiosa
サクラを庭に植え始めた平安時代から、サクラの品種育成が行われ、200種以上の園芸種ができた。これらの総称。
オオシマザクラ系の品種が、最も多い。