セージ

学名  Salvia officinalis
分類  シソ科サルビア属
     常緑小低木
和名
別名
原産地
花色

開花
草丈


環境

繁殖
ヤクヨウサルビア
コモン・セージ、ガーデン・セージ
南ヨーロッパ

筒状花が輪生につき、穂状に十数個咲く。
5〜7月。
30〜80cm
四角。枝分かれする。
5〜8cm。対生し、長楕円形で肉厚。細かいシワがある。
乾燥ぎみで、日当たりがよく、水はけのよい肥沃な土地。
酸性土壌がやや苦手。
種まき・挿し木

古代ローマ時代より、 薬用植物として広く利用され、園芸植物として人気の高いサルビアの仲間。
葉に芳香のある精油成分を含み、乾燥したものを薬用に使う。現在では、香辛料として使う事が多く、強い芳香と苦み渋みが、豚肉料理によく合う。
セージには多くの変種があり、香料や、ポプリとしても利用される。
パイナップル・セージ  Salvia elegans

メキシコ原産の低木で、高さ約1mになる。秋に、鮮紅色の細長い花を咲かせ、パイナップルに似た、香りを持つ。寒さにやや弱い。
近縁種 ナロウリーフ・セージ

トリカラー・セージ  Salvia officinalis tricolor

別名 トリコロール・セージ
半耐寒性の園芸種で、葉にはやわらかい芳香があり、縁にピンクと白の斑が入る。

パープル・セージ  Salvia officinalis purpurascens

別名 レッド・セージ
ガーデン・セージの1品種で、新葉が作られるとき、葉の色が赤紫になる。

スパニッシュ・セージ  Salvia lavanndulifolia

スペインからフランスにかけて分布。紫色の花を咲かせ、30cmほどの半低木になる。

メキシカン・ブッシュ・セージ  Salvia leucantha

別名 アメリカン・セージ、メキシカン・セージ
メキシコ原産の多年草で、生育旺盛で大株になる。秋に長い花穂をのばして、赤紫色のビロード状の花を咲かせる。

ゴールデン・セージ  Salvia officinalis icterina

葉にはやわらかい芳香があり、縁に緑と金色のまだら模様が入る。

チェリー・セージ Salvia

メキシコ原産のチェリーレッド色の花を咲かせる種。

クラリー・セージ Salvia sclarea

別名 オニサルビア
耐寒性のある2年生の植物で、長く大きな花穂を伸ばし、ピンクの大きな苞葉(ほうよう)を持つ花を咲かせる。葉は大きくて、刺激臭がある。

ラベンダー・セージ Salvia

春から夏にかけて濃青紫色の小さな花を咲かせる。生育旺盛で、よく枝分かれする。

ライラック・セージ Salvia verticillata

ヨーロッパから西アジアにかけて分布。夏にライラック・ブルーの花を咲かせる。

ペインテッド・セージ Salvia viridis/Salvia horminium

南ヨーロッパ原産の一年草。ピンクや紫色の大きな苞葉(ほうよう)をもつ。

レッドルーテド・セージ Salvia miltiorrhiza

薬効のある多年生の植物。葉の中央の裂片が大きく、夏に紫青色の花が、穂状花序をなして咲く。

バーベイン・セージ Salvia

イギリスで野生化している、昔風のセージ。こぼれ種でよく増える。