学名 Cryptomeria japonica
分類 スギ科スギ属
常緑高木 |

〈北山杉〉 |
原産地
分布
花
開花
葉
樹皮
樹冠
実
用途
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日本
アジア東南部、北米、タスマニア
単性で雌雄同株。
雄花→淡黄色・楕円形。鱗片状の雄しべが多数あり、雄し
べの基部に2〜9個の葯室がある。
雌花→緑色・球状。鱗片がらせん状につき、鱗片の基部
に2〜9個の胚珠がある。 4月頃。
小形の鎌状針形でらせん状につく。互生(メタセコイアは
対生)。
赤褐色で縦に長く裂ける。
楕円状円錐形。老木になると丸くなる。
球果は長さ2〜3cmの卵状球形。10月頃に熟成する。
庭木、街路樹、建築、器具
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スギ科は世界に8属15種あるが、日本には、2属2種が各地に広く自生する。日本特産で、有用樹種として最も多く植林されている。
大木になるものが多く、大きいものは、高さ65m、直径6.5mに達する。日本で最も大きく、長寿の木といわれている屋久杉は、樹齢3000年を超えるものがある。
太平洋側に自生するものを、オモテスギと呼ぶのに対して、日本海側に多い変種のアシウスギをウラスギという。アシウスギは葉の開く角度が狭く、枝が垂れて地についた所から、新しい株ができ、萌芽性が旺盛である。京都の北山杉も、この系統である。
北山杉 アシウスギから選抜育成された品種で、京都の北山周辺に広く植林
されている。材は白く、磨き丸太として床柱などに使われる。
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