学名 Pueraria lobata
分類 マメ科クズ属
つる性落葉多年草 |
別名
分布
花
開花
葉
つる
豆果
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クズバイン
東南アジアの温帯
小花は蝶形で、紅紫色。
7〜9月頃
互生。長い葉柄のある複葉は、浅く3裂した小葉が3個つく。全草に、褐色の短毛が生える。
肥大するにつれ、木質化する。
線形で、5〜10cm。褐色の開出毛に覆われている。
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日当たりのよい山野の、いたるところに見られる、大型のつる上草本で、長さは10m以上にもなる。繁殖力旺盛で、樹木につるを絡ませながら伸びる。
根は、秋から冬にかけて掘り取り、葛粉を取る。根から取れる葛粉は、良質なデンプンを含み、葛湯や葛切として食用され、消化もよく、栄養価も高い。根の煎液には、発汗促進、解熱などの作用があり、昔から、葛根湯(漢方薬)として知られている。つるは、布(葛布)を織る繊維として、葉は、家畜の飼料として用いられた。花の煎液は、二日酔いに効果がある。 |
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