【 Himeji Physical Therapy Mail Magazine 】
http://www.eonet.ne.jp/~pthidaka/hpt/
2009.11.04
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11月に入り、寒さも増してきました。北海道や日本海側では雪の便りも、
聞かれ始めました。インフルエンザの拡大もみられ学級閉鎖等が行われて
いるところも出ています。インフルエンザワクチンも供給が追いついてい
ないという話も聞かれます。感染予防の第一は、やはり手洗いとうがいに
なります。医療従事者として、自ら感染防止に努めていかなければなりま
せん。
さて、理学療法界においても、来年度の岐阜学会に向けて演題登録が
期限を迎えようとしています。来年4月からの診療報酬改訂がどのように
なるのかという一抹の不安もありますが、臨床家一人一人が自らの理学
療法の効果を「世に問う」ということが大切になってくることでしょう。一生懸
命に臨床活動を行っていますだけでは通用しない時代が到来してきていま
す。
Himeji Physical Therapyは、日頃の「何気ない」「聞くに聞けない」を
テーマにして、施設や世代間の垣根を越えて意見交換を行い、
臨床等に役立てていくことを目的とした理学療法士の集まりです。
開催案内ならびにその他の情報発信の一手段としてメルマガを発行します。
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☆Contents☆
1.【次回の開催案内】
2.【トピックス】
3.【ちょっとした情報】
4.【入門講座1・2】
5.【参加施設からのInformation】
6.【編集後記】
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1.【次回の開催案内】
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日時:平成21年11月11日(水)19:00〜
場所:弥次喜多 本店
内容:懇親会
会費:3000円程度
お願い:お店が契約している割引対象の駐車場がございます。店のHP
あるいは直接、店にお問い合わせください。
なお、専門職業人として、くれぐれも飲酒運転をしないようにして下さい。
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2.【トピックス】
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来年の3月に実施される国家試験は、従来と異なる出題パターンになる
ということが発表されています。新しいタイプの国家試験問題を解くことが
できるでしょうか?
理学療法士の養成数が増えたことによって、問題の難易度を高めることが
目的の改訂ではなく、より確実な知識を持つことへの要請による改訂と
受け止めることが必要です。
となれば、すでに資格を有しているから大丈夫というのではなく、時には、
国家試験の問題を解いてみることで、基礎的な知識の再確認をすることが
プロフェッショナルとしての役割かもしれません?
また、プロフェッショナルの要件として、後進の育成ができることという
のもあります。これからセラピストとして卒業してくる後輩がどのような
試験をクリアしてくるのか ということについても関心を持つといいかも
しれません。
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3.【ちょっとした情報】
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11月22日:神戸国際展示場にて、近畿理学療法学術大会が開催されます。
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4.【入門講座1】統計学
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12月の勉強会の内容を検討中のため、今回はお休みします。
10月の勉強会の内容を基本として、論文での記述についての補足を話す
予定にしています。また、統計の実践編として、分散分析やノンパラメ
トリック検定の紹介もする予定にしています。多変量解析については、
時間の関係があるので、どのようなものがあるのかという紹介のみと
させていただく予定にしています。
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4.【入門講座2】症例報告方法論
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前回のメルマガでは、計測日の分断の問題を紹介いたしました。
今回は、計測日の分断がもたらすおかしな例を紹介しましょう。
1日目
MMT:大腿四頭筋4、腸腰筋3、ハムストリングス5
2日目
ROM:股関節屈曲100°、伸展30°、膝関節屈曲80°、伸展-10°
3日目
疼痛:膝関節周囲に安静時痛、動作時痛共に認める
このような組み合わせからは統合して解釈することはできません。
解決すべき要因を探求するための評価がなされていないからです。
本来はどのようにすべきか
1日目
MMT:大腿四頭筋4(収縮時痛認めず、他動的伸展可能最終域まで
軽度な抵抗下にて動作可能、反復にて筋疲労の訴えあり、筋収縮耐久性の
低下が認められる)
2日目
ROM:膝関節屈曲80°(最終域にて、大腿四頭筋の伸張感強く、endfeel
はソフト、さらなる伸張においては、伸張痛を認める)
3日目
疼痛:膝関節周囲に安静時痛が認められる(前日は、安静時痛がみられて
おらず、前日の他動運動によるストレッチが少し過剰であった可能性が
推測される。)
などのようになります。
3日目に認められた疼痛が、筋力低下や可動域制限の要因となるのか、
それとも、筋力低下や可動域制限に対する介入による副作用としてなのか
を見極めることがきわめて重要なわけですからそれらを分割して評価する
ということはありえないわけです。
同じことは、日々の臨床活動においてもいえます。
「変化なし」の多用は「効果なし」の多用にもつながります。
日々の状態を、問題解決のステップにつながるように とらえていく
習慣を大切にしたいものです。
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5.【参加施設からのInformation】
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理学療法講習会(基本編)が神戸で開催されます。
テーマ:物理療法の理論と実際(兵庫会場)
日時:11月28日13:00〜29日16:10
場所:兵庫医療大学
受講料:1000円
定員:100名
申し込み:平成21年9月26日(土)12時
備考:原則として5年目までの日本理学療法士協会員が対象です。
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6.【編集後記】
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第17回日本物理療法学会学術大会が終了しました。参加者数が少なく、
物理療法への関心の低さが否めないところです。
理学療法の一手段である物理療法の軽視が続くと、必然的に、他職種が
参入して参ります。診療報酬改訂等では理学療法代替者の規定に対して
疑問を提示ながらも理学療法の一部を代替者に積極的に任せているという
現状は問題以外の何者でもありません。
今後の理学療法講習会をどのようにしていくのかという会議のため、東京
日帰りの出張をしている車中で本原稿を書いています。その分余計にですが、
今一度、「理学療法を理学療法士の手で」ということを強く感じている
ところです。
<M.H.>
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【発行】Himeji Physical Therapy 運営メンバー
【編集】Masami HIDAKA
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【連絡先】hpt-staff@ml.kobe-u.com
◇ご意見・ご感想を募集しています。
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