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            ◆2009年6月版 Vol.9

       【 Himeji Physical Therapy Mail Magazine 】
       http://www.eonet.ne.jp/~pthidaka/hpt/
2009.06.03
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 5月中旬の新型インフルエンザの流行によって、いろいろと予定が変わっ
 た方もいるのではないでしょうか?

 そのような中、東京での第44回日本理学療法学術大会も無事終了しました。
 参加された方も多いのではないかと思います。
 さて、来月には、兵庫県学会も迫ってきています。学術的な議論が学会の
 場では繰り広げられることを期待し、そういう場では聞けないちょっとし
 た疑問を、是非、HPTに投げかけていただきたいものです。
 
 Himeji Physical Therapyは、日頃の「何気ない」「聞くに聞けない」を
 テーマにして、施設や世代間の垣根を越えて意見交換を行い、
 臨床等に役立てていくことを目的とした理学療法士の集まりです。
 開催案内ならびにその他の情報発信の一手段としてメルマガを発行します。

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 ☆Contents☆

 1.【次回の開催案内】
 2.【トピックス】
 3.【ちょっとした情報】
 4.【入門講座1・2】
 5.【参加施設からのInformation】
 6.【編集後記】

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 1.【次回の開催案内】
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  日時:平成21年6月10日19:00〜20:30
  場所:ハーベスト医療福祉専門学校
  内容:ビデオとディスカッション
     NHK番組「ためしてガッテン」より4月8日放送された
     「脳がめざめる 新発想介護術」
     を視聴覚教材としてディスカッションを行います.

  参加費:200円
  お願い:会場には駐車場がございませんので、近隣の駐車場をご利用
  いただくか、公共交通機関でお越し下さい。
  関係施設や会場への電話でのお問い合わせはご遠慮下さい。問い合わせは
  メールにてお願い致します。

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 2.【トピックス】
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 今年度のCastle Side Canferenceの予定が決まりました。

 9月には兵庫県立姫路循環器センターの医師を講師にお迎えし、
 「CT、MRIなどの脳画像のみかた」を開催します。
 会費2000円、事前登録制、4-7月の例会参加者には割引制度あり

 3月には幾央大学の森岡周先生をお迎えして
 「脳科学と理学療法」を開催します。
 ※タイトルはいずれも仮です。

 また、10月と11月には、論文を読み、また、日頃の効果判定をしていく上で
 是非とも、理解しおきたい「統計の基礎」についてを予定しています。

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 3.【ちょっとした情報】
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 第44回日本理学療法学術大会時の新刊本について、今年も多くの新刊本が、
 学術大会にあわせて出版されました。
 いくつかをピックアップしていきたいと思います。
 必ずしも全てではありませんし、前号のメルマガで紹介した5冊は省略してい
 ます。
  
 文光堂
 「理学療法プログラムデザイン、ケース別アプローチのポイントと実際」
(市橋則明編集)
 臨床で出会う種々の問題に対して、どのようなポイントで理学療法を組み立て
 るのかということを非常に分かりやすくまとめあげている本でした。

 医歯薬出版
 「モーターコントロール、第3版」(田中繁・高橋明 監訳)
 運動制御、運動学習について、世界的に有名なShumway-Cook とWoollacottに
 よるMotor Controlの最新版の翻訳である。運動学習、姿勢制御の基本を学習
 するためにの1冊である。

 「高次脳機能障害の症候辞典」(河村満・高橋伸佳 著)
 なかなか理解するのが難しい高次脳機能障害ですが、それぞれの症候がどの
 ような状態なのかを分かりやすく解説されて基本書でした。

 中山書店
 「リハビリテーションのための解剖学ポケットブック」
 臨床家向けというよりは、学生向けのポケットブックであるが、コンパクトに
 解剖がまとめられています。

 南江堂
 「理学療法フィールドノート、4.地域・在宅」(石川朗・内山靖・新田收編)
 シリーズものの最新版です。

セミナー内容より
 リスク管理ということがよく言われている。しかし、本来のリスク管理と
 は、日頃の臨床活動において常にPTの意識の中に入れておくべき事柄で「ど
 う対応するか」は部門の中で話題として取り上げておく必要がある。

 ある意味、無意識の中の意識として、根底に根付いておくべきことがリスク
 管理ということになるであろうことを、再認識した。

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 4.【入門講座1】統計学
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 「危険率」と「有意水準」

 危険率5%でとか、有意水準を5%とした。というように、使われおり、どちら
 も同じような意味を持つことから、混同して使われることも見かける。
 確かに、どちらも統計学的な意味を持つのかどうかを示す指標として用いら
 れいるため、間違いやすいのかもしれない。

 しかし、両者を使い分けることも大切である。

 有意水準は、統計学的解釈をするために、あらかじめ設定するラインである。
 危険率は、その現象が起きる確率を示すものである。
 従って、「有意水準は5%に設定した」が正しく、「有意水準を5%以下とした」
 は誤りということになる。

 研究計画を立案する場合には、有意水準を何%にするのかは、事前に設定す
 ることが必要である。当然ながら5%に設定するよりも1%に設定する方が有意
 になりにくい。従って、有意水準を恣意的に引き上げたり引き下げたりしな
 いことが大切である。

 また、算出された値を示すときに、p=0.04のように示すことがあるが、
 p=0.05なら有意差があるのかどうかということもよく質問に出される。さら
 に、下の位をとらえたときに、p=0.049999というのであれば、5%未満である
 が、p=0.050と続いたときには、どこかで1が出てくるかもしれない。そうす
 ると未満ではなくなるわけである。そういう点からも小数点以下5ケタくら
 いまでをみて判断することが大切になることもある。

 さらに、有意差の有無はサンプルサイズに依存するため、n数の表記は大切
 である。

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 4.【入門講座2】褥瘡 予防・管理ガイドライン
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 「ポジショニング」

 褥瘡予防の中でポジショニングは、非常に重要な介入であり、方法を考える
 時には、理学療法士の専門性が発揮されるところです。
 ガイドラインでも適切なクッションの使用が推奨されています。

 さて、皆さんは何を評価しポジションを決めているでしょうか?
 一言で背臥位といっても様々です。
  1.顔が上を向いていること
  2.背中の全面がベッドに接していること
  3.骨盤が水平であること
 他にもあることでしょう。
 でも考えてみてください。脳卒中で片麻痺になり、筋緊張に左右差が出たり、
 筋萎縮で左右差が出たりすると、骨盤を水平にすることは容易でしょうか?
 また、健常者が背臥位で寝ているときに骨盤は本当に水平なのでしょうか?
 そういう視点で一度、姿勢を観察してみてください。

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 5.【参加施設からのInformation】
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  今回は、お休みします。

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 6.【編集後記】
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 定例会が第2週の水曜日ということで、その1週間前にはメルマガを発行でき
 るように原稿を書いている。原稿を書いているときと、実際に発行するとき
 との数日の差を感じずにはいられない。
 なにしろ、今月号は、東京での日本理学療法学術大会を挟んで書いている。
 できるだけ、多くの情報発信をしていきたいと思うが、ネタ探しに奔走する
 感じも否めない。そろそろ「参加施設からのInformation」を含めて、
 こういう記事を掲載したいという便りを募集することにしたいと思います。
 ネタの提供、大歓迎ということで、ご協力をお願いします。
                                <M.H.>

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 【発行】Himeji Physical Therapy 運営メンバー
 【編集】Masami HIDAKA
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 【連絡先】hpt-staff@ml.kobe-u.com
  ◇ご意見・ご感想を募集しています。
  ◇勉強会で取り上げて欲しい内容についてもご意見をお願いします。

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