ヘッダー画像・PPK養生院名称の由来

鍼灸とはいったい?・・・鍼灸とはいったい何なんでしょうか?実は私もよく分かりません。

鍼灸の起源

起源について、ハッキリしたことは分かっておりません。ただ、現実に即した実体験に基づく経験による体系、いわいる「生活の知恵」から必然的に生まれたものであることは疑いの余地がありません。 *鍼は、たまたま転んで怪我をした人が、ある部分から血が出ていたところ、それまで苦しんでいた腰痛がたちどころに治ってしまったところから始まったと言われています。つまり「瀉血」です。(近代医学が始まるまで病気の治療には、洋の東西を問わず瀉血が中心でした。)鍼はもともとへん石という尖った石から始まっています。また、石だけではなく竹も使われていました。箴言という言葉があるように、竹を鍼のように使っていた名残でしょう。鍼が金属になったのは、ずっと後のことつい最近です。そして、鍼が金属製になったことにより、治療ポイントが絞りやすくなり、経穴が発見され、経絡が整えられ、次第にに中国医学として完成されていったのです。 *灸は、元々は体の上に艾を乗せて焼き、邪気を祓うというまじないから始まったといわれています。鍼よりも灸の方が古くから行われていたようです。又、久しい火と書くように長く継続的に使うという意味合いでしょうか。

鍼灸の思想的な背景

日本の鍼灸は勿論中国医学から来ています。その思想的背景は、気の思想と人体は小さい宇宙という考えです。
  • 気の思想
    季節を春、夏、(長夏)、秋、冬の四つ(五つ)に分けそれぞれの季節には特徴的な「気」があるとし、この四気(五気)によって、動・植物などあらゆる生命活動が影響を受けると考えます。そして、人間のからだにも、常に四気(五気)のような宇宙にある気と同じようにエネルギー(これを気血といいます)が巡っているとしています。エネルギーがスムーズに流れていれば健康、滞れば病気と考えます。
  • 人体は小さい宇宙
    人間を一個の独立した存在と考えず、大きな宇宙の一部と考えます。人間もまたそれ自身が小さな宇宙なのです。ですから、気候の変化、住んでいる土地、食べ物などの人間を取り巻く様々な環境と切り離して、人間だけを取り出して考えることはしません。人間の周りのあらゆる外界の変化が人体に影響を与えると考えます。のみならず、人間の内面の状況も人体に影響を与えると考えます。

鍼灸は何故効くのか?

鍼灸の効果については、各研究機関で研究が進められています。
総合的には、鍼灸刺激が自律神経系、内分泌系、免疫系等に作用して、その結果として中枢性及び反射生の筋緊張の緩和、血液及びリンパ液循環の改善等に作用があり、ひいては、生体の恒常(病気を自然に回復させる作用)に働きかけるのではないかと考えられます。
これは、あくまでも西洋医学的物差しで考えられる範囲であり、鍼灸(中国医学)の物差しではないのです。物差しがかわれば、その本質自体の意味合いが変わります。鍼灸の物差しは、陰陽五行説です。陰陽とは時系列であり、五行説とはカテゴリーということができます。陰陽では、「気の流れ」を重要視しております。つまり「病は気から」という諺に有りますように、「気が源」なのです。「気」は甲骨文字では「乙」或いは「Z」で表されています。「乙」とは、種から発芽した状態を表します。すべてのものは、活動を開始する時には一度屈めて伸びる動作、屈伸運動をイメージする屈めた状態すなわちエネルギーが充実した状態なのです。つまり、何かを起こすということです。「やる気」ということです。ですから、気(energy)を整えることによって心身のバランスを整えるということです。何となく判ったような判らないような話しですね。
「人間とは実に曖昧な存在」「生命とは?人間とは?」西洋医学の科学という物差しでも実際は、何一つとして科学的に証明されていないのが現状です。

相生関係


図で表した、相生関係


相剋関係


図で表した、相剋関係





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