●KDX125ピストン交換の巻き〜

何となく走ってると、エンジンの音がおかしく感じる・・・
ピストンががたついてるんじゃないか?
なんて思い始めてしまいました。
さすがにシリンダー交換だと大枚はたかなきゃいけないけど
ピストンリング&ピストンだけなら、パーツ自体はそんなに高くないから、やってみよう!(ちなみにエンジンばらすのは初めてである)
 最初は、ピストンリングだけの交換を考えていたんだけど
開けてみるとピストン死んでました・・・・で、交換。

サービスマニュアルとパーツリストは必携です・・当たり前か
+要工具(車載じゃないよ)
外装はずして、クーラント抜きマース!

ヘッドのボルトをゆるめて、パカッと!→
流石2スト簡単やね〜いきなりピストンが見えます
たまったカーボンも・・・燃料洗浄剤入れてぶん回したせいか
あんまり汚れてない・・・程度は良いエンジンなのかな?

←シリンダーに目立ったキズはない・・・
よかった〜

しかし、ピストンは・・・→
逝っちゃってます・完全に排ガスがピストンリングしたまで吹き抜けてるね〜
キズもさわってわかるほど、付いてます
このピストンはもうだめ・・・

ピストン、ピストンリング、ピストンピン、ベアリングセットで交換

新品のピストンに交換、なにやらコーティングが施されているようだ・・・
進歩してるのかな?

カーボンやKIPSの掃除、古いガスケットの剥離などは、ガスケットリムーバーなどが便利で簡単・・・
作業自体は、半日あれば出来ますが・・・カーボン除去作業や途中でピストンだけ追加注文したりして一週間程度掛かりました。
技術的には全然簡単な方だと思いますね。
ピストンリングの裏表とファースト、セカンドを間違えないようにね・・・
私は、これも間違えて、ピストンが入らなくて苦労しました。
特殊工具は特に使いませんでした、ちゃんと組んであればピストンもシリンダーに挿入するのも指の力だけで入ります。
私は、シリンダーにピストンを挿入してからピストンをクランクにはめましたけど、手順は好みの問題かも?
経費は税抜きで下記の通りです、当たり前ですがガスケット類はすべて新品でそろえてね。
組上がった感想は、なかなか良い感じです。
低速トルクと吹け上がりが良くなりました。
これはKIPSの掃除のおかげでしょう・・・・

という訳で試乗にお出かけ!
で・・ところがクラッチ側から前々からあったオイル漏れがひどくなりつつあります。
こちらもいよいよ交換か?
さすが激安中古車、あちこち壊れてきます・・・
まあ、楽しいけどね〜
次回は、クラッチ側のエンジンカバーを交換の巻きか?
次号を待て!!