3.スロットルポジションを合わせよう

方法は2つある、ひとつはモードセレクトスイッチを使う方法。
もう一つは、パワコマをパソコンにつないで合わせる方法。
BESTは、両方0に合わせるのが良いです。
BETERは、片方だけでも0に合わせましょう。

モードセレクトスイッチを使った合わせ方
ハヤブサのFI自己診断機能を使います(ハヤブサムック本orサービスマニュアル参照)
モードセレクトスイッチ品番09930-82710
セッテイング手順
1.モードセレクトスイッチをワイヤーハーネスのデイーラーモードカプラに接続しエンジンを始動。
2.エンジン回転数を1150rpmに調整。
3.スロットルポジションセンサーを調整、表示ラインを正常位置に。
4.センサーを固定。
※センサーの調整方法は次項にて詳しく説明します。

パワコマをパソコンにつないで合わせる方法
シリアルケーブルについていた六角ビスが雄雌逆に付いていた。
すぐつけ直したけど、さすがU.S.A.製
シリアルケーブルでパワコマとノートパソコンをつなぎます。 WIN95/98ならOKです。
最近のノートはシリアルポートがないので、アダプターを使います。
ちなみにバイオ用は12000円
もちろん、ソフトは添付のCD-ROMでインストールしておいて下さい。
いよいよ、スロットルポジションの調整です。
イグニッションキーをONにして調整しますが、エンジンはかけないので常時点灯のバイクはバッテリーを上げないよう注意して下さい。
ここで必要なのは、トルクスドライバーとネジロック剤です。
トルクスドライバは、T20Hの規格です。
先に穴が空いている物ですから注意して下さい。
ちなみにこれは、ホームセンターで680円
VESSEL社のです。

スロットルセンサーのトルクスネジをゆるめ、センサーが軽く動く状態にします。
その状態でキーをONにして、パソコンのソフトウェアーを起動させて下さい。
ソフト上のThrottle値が0になるよう調整してください。
このあと、エンジンを始動し0の表示が変わらないか再度確認して下さい。
スロットルを動かし足りしても、手を離せば0に戻りましたか?OKなら↓
トルクスネジを締めてネジロック剤で固定して下さい。
画面に少し赤く見えているのがネジロック剤です。

装着確認

装着が完了したら、エンジン始動後アクセルに合わせ、インジケートランプが上下に動くことを確認しましょう。
念の為防水用の袋に入れ、パッキングします。

ノーマルの場合MAP1をインストールして、走行テストして下さい。
異常がある場合は、もう一度接続を確認して下さい。
異常が回復しない場合は、取り外してメーカーに確認してみましょう。


4.マップをインストールしよう