ハヤブサ熱対策パート2
このたび、フルチタンマフラーなる物を装着した。
パワー的にはかなり良いのだが・・・・
かなり熱い、
カウルの中のエンジンルームがノーマルより熱い様な気がするのである。
そして、カウルをはずしてアイドリングをしながら検証していく。
いくつか問題点を発見できたと思う。

1.エキパイがチタンになって肉厚が薄い分排気熱の放射がノーマルよりも高そうである。

2.シリンダーからのエキパイの曲げがノーマルよりもRが緩やか(高性能なアフターパーツは排気抵抗をなくすためにそうなっていることが多い)になっている。
そのためラジエターやオイルクーラーのクリアランスがとれていない。

3.エンジンルームがノーマルより高温になっている為、ラジエターパイプなども高温にさらされている部分が多くなっている。

以上である

対策0.
エキパイに耐熱テープを巻き排気熱の放散を防ぐ。
かなり効果が上がる方法だが、出来ればせっかくのチタンマフラーの焼け色は眺めたい・・・
故にコレは最後の手段としてとっておく、やはり趣味性も重視しないとね!レーシングマシンではないので。
しかし、排気抵抗が少なくなったり熱の放散が押さえられるなど、効果は絶大であろう方法なので一番始めに紹介。
耐熱テープはオートバックスで5cm×10mで7500円だった、バイク用品店よりも安かったぞ。
●対策その1、
オイルクーラーとエキパイのクリアランスが目茶近い・・・
ノーマルエキパイならもう少しあるはずだが・・・コレは、オイルが冷やされているかどうかは疑問だな〜特に風の当たらない渋滞時は熱せられている可能性もあり。
上の写真は、オイルクーラーを支えているステー、エンジンブロックに固定されている。
でもって右上の赤丸印の写真、ステーを支えるボルトに六角ナットをはさんで6ミリほどオイルクーラーを前方に押し出す形で固定。
右の写真で若干クリアランスが広がっているのである。わかる?
カウルを取り付ける際、ネジ穴が会わないかな・・?とか思ったけど全然問題なしであった。
予算があれば、もう少し大型のオイルクーラーに変更しオイルラインを見なおせば、熱的にはかなり改善の余地あり。
●対策その2、
次は、ラジエターホースである本当は取り回しやラジエターの排出口の向きから改善したいが、そんな技術は俺にはない。
理想は赤いラインを通すのが排気熱の影響を少なくし、パイプの長さも短い。
でもカウルをつければ解るけど、エアアウトレットにラジエターホースが丸見えになる・・・・市販車としては見た目も大事なのでこのレイアウトになったのであろう・・・・
ノーマルでもちゃんと熱対策してるんだ!のラジエターホースの反対側。
耐熱ホースがエキパイと最も近い部分にだけ巻いてある・・・セコイぞスズキ!
というわけで、との耐熱ホースカバーを反対側のラジエターホースにも全体的にかましてやろう・・・ってのが
今回の作戦・・・だがまだ出来てません。
●対策その3、
ラジエターファン、常時始動状態装置!!
ってたいそうなモンでもない・・・水温センサーを抜いて針金で+−を結線、くるくるっとビニールを巻いて防水、タイラップでキュキュ!で終わり。
暑い季節だけの強制ファン装置、キーをオン・オフで始動・停止、である。
 ただいま手動スイッチ取り付ける回路と電圧計を買ってきた・・・まだ付けてない。
テスターで調べたところ基本的には、アイドリング状態でも十分発電量は賄っている様なのでエンジンさえ動いていれば問題なさそう、心配な人は電圧計でも買ってちょうだい。
後日、電動ファンのオンオフスイッチと電圧計を増設。
電圧計は仮設置でスピードメーター上部に・・・
車用のストレート製、1200円バックライト付き・・
防水じゃないけど、この場所ならいけるかな?
メーター左側にあるのが電動ファンスイッチ小さいけど解る?
電圧は、アイドリング時でヘッドライトを点灯させなければ十分電流容量は12.5〜13vぐらいは確保できます。常時点灯の場合アイドリング+ファン起動+ライト点灯条件では11.5vぐらいでちょっとつらい・・・
渋滞時で電動ファンを強制起動させるならライト点灯はあきらめた方が良いかも?
HIDランプなら消費電力が少なくて良いかもしれないけど・・・
通常走行なら軽く13〜14vはファンとライトオンでも確保できるので問題なし・・・
●対策その4、
ラジエターファン増設!ハヤブサのラジエターファンはシフト側にしか付いていない・・それで十分なのかもしれないが・・・マジーのクーリングファンを取り付けるのもお手軽かもしれないが、反対側の空いたスペースにファンを増設してやろう・・・
ってこれはまだ計画中です