ハヤブサのエアークリーナー改造その2
今回は、インテークエアーコントロールバルブの改造です
すぐに元の状態に戻せるので試してみてはどうかな?

エア−バルブは低回転の空気圧を流入を調節すするため2200〜2500rpmで開閉するようになっています。
良いシステムかもしれませんが、開閉により空気脈動も起きているので低速時のインジェクションのギクシャク感の原因の一つになっていると判断し、エアーバルブを全開のまま固定します。

ps、左の写真で○印は吸気温センサーですが、夏場などエンジンの熱が伝わってセンサー自身が高熱化してしまうこともあるようです。
余裕があれば、エアクリーナー外側から断熱材を貼るか海外では吸気温センサーをエンジンの熱に干渉しない場所に移設する改造もやっている様です。

右の写真で1.のフックをバルブから取り外す。
2.バルブを全開のまま固定・・・・
ハイ、終わり!簡単ですね。元に戻すのも簡単ですから、試しにやってみて下さい。

次にブリーザーパイプの大気解放
良くエンジンのオイル吸入口からホースが出ているマシンを見かけますよね。
アレは、エンジンが高温になるってエンジン内部の気圧が高まるのを抜く為に着けているのですが、当然オイルが蒸発した物も含まれているので環境には良くない・・・
それでその蒸発した気体をエアクリーナーにぶち込んでエンジンの爆発と一緒に燃やしてしまおうってのがほとんどのマシンのシステムです。
しかし高温の気体をエアクリに戻すわけですから、環境には良いかもしれませんがエンジン効率は悪くなる訳です。
というわけで、地球に優しくない大気解放技です

左の矢印がエアクリーナーに取り入れるホースです。
コレを抜きましょう・・・・洗濯ばさみみたいなので途中で止めてしまっても良いですが(^_^;)
で、抜いたあとですが穴が開いたままですので、このままだとラムエアの空気圧がここから抜けてしまいます。
適当なゴム栓かガムテープ、練り消し、何でも良いのでふさいでおきましょう。
はい、2枚目の右の写真です。
1のホースが上部のエアクリーナーケースにつながっています
エンジンからのブリーザーホース2が出ています、いったん3のオイルキャッチタンクに入って、1に入っていくわけです。
下の三枚の写真、オイルキャッチタンクからのオイルがここに出てきます、通常「栓」がしてありますからたまには抜いてオイルを流しましょう。
この辺の改造および改良は、エンジンレスポンスや乗りやすさに反映する物でした。