西穂・間ノ岳・ジャンダルム・奥穂
  3年前の雪辱戦に西穂〜奥穂の縦走に行ってきました。今回も台風の影響が残り絶好の天気という訳では有りませんでしたが、縦走当日は何とか雨も上がり3年前の宿題を終えました。
馬ノ背・ジャンダルムを振り返る

【日  時】2003年9月13-14日
【山  名】西穂高岳・間ノ岳・ジャンダルム・奥穂高岳
【山  域】北アルプス
【天  候】13日;曇り時々雨 14日;曇りのち晴れ
【メンバー】伊能さん、HiOさん、ごましおさん、パルプ
【コース 】ロープウェイ利用し西穂山荘から奥穂高岳・白出沢を経由し新穂高温泉に下山
  13日;鍋平=西穂高口9:30〜10:45西穂山荘
  14日;西穂山荘3:45〜4:45独標5:00〜6:10西穂高岳6:20〜間ノ岳7:10〜8:00天狗ノ頭8:10〜ジャンダルム10:30〜11:40奥穂高岳12:00〜12:30穂高岳山荘13:00〜15:50右俣林道出合15:55〜16:35穂高平小屋16:50〜17:30新穂高温泉

 西穂・奥穂間は難路ということで身軽にしたい。したがって前回同様に西穂山荘泊とし装備の軽量化に努めた。でも、2泊も小屋泊まりするのはもったいない(^_^;) ということで縦走後は一気に新穂高温泉まで下山する計画である。
 13日は西穂山荘までなので時間はたっぷり。小屋は布団1枚に2人であった。
 14日は3時に起床。簡単に腹ごしらえし4時前に出発した。独標に到着しても、まだ周囲は暗いので小休止した。薄明るくなるのを見計らって歩き出す。西穂までは岩場のトラバースは有るものの怖いほどのことはない。でも、思ったよりは遠かった。ここから先はぐんとグレードが上がる。特に下り部分は結構緊張する。西穂からの下りではルンゼ状の垂直な鎖場とコルへの最後の下りがいやらしかった。
間ノ岳の下り

 間ノ岳の前後は浮石が多く足場に注意は要るものの難しくはなかった。ピークは非常に狭く左右は切れている。間天のコルからは逆層スラブの登りで始まる。近づいてみれば、遠目に見るほどには難しくはない。でも、一番きつい登りの部分である。
逆層スラブ 天狗ノ頭

 登り切った天狗ノ頭は結構な広さが有り、落ち着いて休める場所である。天狗のコルへの下降は最後の鎖場がいやらしい。コルには岳沢方面を示す標識がある。
 コブの頭への登りもきつい。頭は岩の重なり合う広場になっており正面間近にジャンダルムが望める。岩の溝を突っ張って進み、コルから鎖を一つ登ればジャンダルムへの登り口。次の鎖の上を適当に登ればジャンダルムのピークにでた。石積みのケルンが有るだけだった。周囲はガスで展望がきかない。ちょっと残念。韓国人のパーティは奥穂側に下りていった。我々は元に下り信州側の絶壁をトラバースする。ガスっているのが幸いしたのか簡単に通過した。
 ロバの耳を飛騨側から巻くが鎖場のトラバースが足場の確認がしづらく少々いやらしい、というか、個人的には此処が一番いやだった。ただし、登りなら簡単だと思われる。コルから岩場を登れば、正面に馬の背が見えてくる。緊張はしたが、ガスで下が見えないし、ルートは簡単だし、多少拍子抜けの感もあり、無事に通過した。振り返るとガスが切れジャンダルムから続く岩場の景色が素晴らしい。目の前が奥穂のピークだった。結構な人出だ。
ロバの耳付近 馬ノ背の上り

 穂高岳山荘に下りビールで乾杯するころにはガスも晴れ絶好の天気になってきた。1時に白出沢経由で下山を開始する。大滝を巻くころには疲れもたまりヨレヨレになってきた。岩切道では転ばぬように、ことさら神経質になるのであった。
 なんとか明るい内に駐車場にたどり着き14時間弱の行動は終わった。しかし、まだ大阪まで帰らねばならない。

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