犬の内部寄生虫

虫卵は、消化管内に存在していても産卵をしていない未成熟な寄生虫についての検出はできません
検査あるなしにかかわらず1歳未満の子犬には基本的な駆虫薬投与をすること(特に回虫)

    日本における犬の寄生虫感染状況
    内部寄生虫性掻痒
線虫類
    消化器:
    犬回虫 下痢、嘔吐、咳 肺炎 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹痛
    猫回虫 犬に対する寄生はきわめて希
    犬小回虫 Toxascaris leonina 病害性は弱い 多数奇生時腸閉塞
    鉤虫 タール状又は血様の下痢 粘膜蒼白 虚弱 脱水 子犬の大量感染:肺炎、肺の硬化 皮膚病
    鞭虫 慢性の下痢、慢性に貧血、血便
    糞線虫 食欲不振、咳、下痢、血便、目やに ジステンパーなど他の病気にも罹りやすくなる
    有棘顎口虫 食欲不振、嘔吐、貧血、胃壁まれに食道壁に虫嚢形成寄生
    血色食道虫 食道壁・大動脈・胃・気管などに壁内寄生 結節 食道狭窄 血管破裂による内出血
    肝毛細線虫 特異な発育環
    蟯虫 線虫+条虫+吸虫ほか

    循環器:
    フィラリア症
    広東住血線虫 脈管炎 中間宿主はカタツムリ、ナメクジ、アフリカマイマイ、ジャンボタニシ

    呼吸器:
    犬肺虫 Filaroides hirthi 免疫抑制剤(グルココルチコイドなど)投与における咳や呼吸障害

    眼:
    東洋眼虫 急性結膜炎、流涙、眼脂、結膜充血、羞明、眼瞼炎→結膜炎、角膜混濁、角膜潰瘍

    泌尿器:
    膀胱毛細線虫 Capillaria plica 膀胱やまれに腎盂寄生 ミミズ中間宿主 多数寄生で膀胱炎:血尿、頻尿、排尿困難
    腎虫 腹痛、腎性疼痛、血尿、尿毒症、貧血、体重減少、頻尿、腹膜炎

    その他:
    旋毛虫 Trichinella 人畜共通伝染病 主な終宿主:人間、豚、ネズミ、クマ

    迷走移行:
    犬回虫 下痢、嘔吐、咳 肺炎 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹痛
    脊髄線虫 迷走移行 犬糸状虫・回虫の子虫など
    フィラリア症 稀 眼球内 脳脊髄
条虫類
    条虫
    犬条虫 Dipylidium caninum 中間宿主はノミ 糞便・肛門周辺に付着する米粒状の片節 無症状 多寄生時:下痢・食欲不振
    瓜実条虫 食欲不振、元気消失、体重減少 虫の一部が排便と共に出る、肛門部痒み 軟便 下痢
    マンソン裂頭条虫 通常は無症状で経過、多数寄生した場合に消化器障害、下痢、腹痛、痩せる
    広節裂頭条虫 軽感染の場合は無症状 食欲の異常亢進または減退、腹痛、軟便や便秘と交互に起こる頑固な下痢 貧血
    豆状条虫 少数寄生では無症状、多数寄生すると下痢、腹痛、その他の消化器障害が主で、まれに腸閉塞や穿孔、神経症状
    猫条虫 多数寄生:嘔吐 下痢 慢性腸炎 肛門から虫体を出して発見されることが多い
    縮小条虫
    日本海裂頭条虫
    有線条虫 犬猫、フェレット、人間にも感染して成虫となる
    連節条虫 少数寄生時無症状が多い 重感染時はカタル性腸炎や慢性消化不良のため、便秘と交互に起こる頑固な下痢

    エキノコックス:
    単包条虫 エキノコックス 無症状に経過 多数寄生:腸炎による下痢、便秘、腹痛 主な終宿主:キツネ・犬 九州に多い
    多包条虫 エキノコックス 無症状に経過 多数寄生:腸炎により下痢 主な終宿主:キツネ・犬 北海道に多い
吸虫類 2つの吸盤をもつ
    壷形吸虫 関西以西に感染が多い 小腸に虫体が多数寄生するとその機械的刺激で頑固な下痢
    日本住血吸虫 発熱、咳、粘血便、貧血、腹部膨大
    肝吸虫 無症状 虫体寿命長い 成虫は胆管寄生
    横川吸虫 消化管粘膜寄生 1〜1.5mm 特に近畿以西多い 多数寄生で慢性腸カタル 人畜共通
    肺吸虫 不顕性感染 発咳、痰、血痰、呼吸速迫、呼吸困難(気胸)、食欲不振、体重減少
    浅田棘口吸虫 成虫は腸寄生 無症状か軽微 多数寄生時は、頑固な下痢、粘血便、腹痛
    外旋棘口吸虫 成虫は腸寄生 無症状か軽微
原虫 1つの細胞からできてる
    バベシア ギブソニ 貧血 発熱 食欲低下 血色素尿 神経症状(ひきつけ等)
    バベシア カニス 沖縄県 食欲減退 嘔吐 尿・黄褐色 発熱

    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害
    ネオスポラ 原虫 多病巣性進行性神経筋肉徴候 上行性麻痺 硬直 筋萎縮 嚥下困難 静脈炎 皮膚炎 脈絡網膜炎
    ヘパトゾーン症 原虫 マダニ媒介 発熱 衰弱 貧血 下痢 食欲不振 歩行異常 運動忌避 腰痛 筋肉知覚過敏 目脂 鼻汁
    リーシュマニア症 住血鞭毛虫類の原虫 皮膚病変 貧血 リンパ節症 潰瘍は鼻の皮膚他、鼻血
    リーシュマニア症に関連した1次性甲状腺機能低下症
    トリパノソーマ症 シャーガス病 住血性原虫 突然死 食欲不振 下痢 CNS機能不全 運動失調、発作 失神 全身性リンパ節症 頻脈
    ニューモシスティス症 Pneumocystis 呼吸困難、頻脈、気管の乾性雑音、衰弱 ダックスフンド6カ月齢以下
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 新生子:分娩後数週間以内に発症 発育不良 腎障害進行 神経異常 成体:攻撃的行動、痙攣、失明

    消化器:
    コクシジウム症 原虫 激しい下痢 粘液・血液便 急激な脱水や貧血
    バランチジウム 大腸寄生原虫 別名:バランチジウム大腸炎 時として腸壁に侵入して粘膜組織を破壊し、血便
    クリプトスポリジウム Cryptosporidium 犬猫では稀 全身症状を伴わない下痢 小腸
    ジアルジア ランブル繊毛虫、食物の吸収を妨げ腸粘膜に傷を付ける 少し薄い黄色下痢便や血便
    トリコモナス腸炎 下痢 幼犬 腹痛 消化器症状 粘血便、痩せる、貧血
    赤痢アメーバ 粘血便、腹痛、発熱、下痢、急性出血性大腸炎がおこると死亡
    リーシュマニア症に関連した1次性甲状腺機能低下症
    ニューモシスティス症 Pneumocystis 呼吸困難、頻脈、気管の乾性雑音、衰弱 ダックスフンド6カ月齢以下
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 犬、人間、特にウサギ

犬と猫に寄生
    線虫:
    猫回虫 犬に対する寄生はきわめて希
    東洋眼虫 急性結膜炎、流涙、眼脂、結膜充血、羞明、眼瞼炎→結膜炎、角膜混濁、角膜潰瘍
    犬小回虫 Toxascaris leonina 病害性は弱い 多数奇生時腸閉塞
    糞線虫 食欲不振、咳、下痢、血便、目やに ジステンパーなど他の病気にも罹りやすくなる
    有棘顎口虫 食欲不振、嘔吐、貧血、胃壁まれに食道壁に虫嚢形成寄生

    条虫:
    マンソン裂頭条虫 通常は無症状で経過、多数寄生した場合に消化器障害、下痢、腹痛、痩せる
    日本海裂頭条虫
    瓜実条虫 食欲不振、元気消失、体重減少 虫の一部が排便と共に出る、肛門部痒み 軟便 下痢

    吸虫:
    壷形吸虫 関西以西に感染が多い 小腸に虫体が多数寄生するとその機械的刺激で頑固な下痢
    肺吸虫 不顕性感染 発咳、痰、血痰、呼吸速迫、呼吸困難(気胸)、食欲不振、体重減少
    肝吸虫 無症状 虫体寿命長い 成虫は胆管寄生
    横川吸虫 消化管粘膜寄生 1〜1.5mm 特に近畿以西多い 多数寄生で慢性腸カタル 人畜共通

    原虫:
    ジアルジア ランブル繊毛虫、食物の吸収を妨げ腸粘膜に傷を付ける 少し薄い黄色下痢便や血便
    クリプトスポリジウム Cryptosporidium 犬猫では稀 全身症状を伴わない下痢 小腸

動物や昆虫を摂取による寄生虫症
    線虫:
    猫回虫 ゴキブリやミミズの摂取により発症 ゴキブリやミミズは猫回虫の待機宿主
    腎虫 ミミズが中間宿主 蛙補食
    有棘顎口虫 魚類、カエル、カメ、ヘビ、カナヘビ、ネズミの補食 犬猫は終宿主
    犬小回虫 Toxascaris leonina 病害性は弱い 多数奇生時腸閉塞 ネズミ補食
    膀胱毛細線虫 Capillaria plica 膀胱やまれに腎盂寄生 ミミズ中間宿主 多数寄生で膀胱炎:血尿、頻尿、排尿困難

    条虫:
    瓜実条虫 ノミの摂取により発症 ノミは瓜実条虫の中間宿主
    マンソン裂頭条虫 蛙やヘビ捕食 下痢、腹痛、片節(乾燥:白い米粒)の自然排出
    有線条虫 ヘビ捕食 犬猫、フェレット、人間にも感染して成虫となる

    吸虫:
    壷形吸虫 オタマジャクシやカエルを摂取することで起こる

    ヘビ:
    マンソン裂頭条虫 蛙やヘビ捕食 下痢、腹痛、片節(乾燥:白い米粒)の自然排出
    有線条虫 ヘビ捕食 犬猫、フェレット、人間にも感染して成虫となる
    有棘顎口虫 魚類、カエル、カメ、ヘビ、カナヘビ、ネズミの補食 犬猫は終宿主

    蛙:
    マンソン裂頭条虫 蛙やヘビ捕食 下痢、腹痛、片節(乾燥:白い米粒)の自然排出
    腎虫 ミミズが中間宿主 蛙補食
    有棘顎口虫 魚類、カエル、カメ、ヘビ、カナヘビ、ネズミの補食 犬猫は終宿主
    壷形吸虫 オタマジャクシやカエルを摂取することで起こる

    ミミズ:
    猫回虫 ゴキブリやミミズの摂取により発症 ゴキブリやミミズは猫回虫の待機宿主
    腎虫 ミミズが中間宿主 蛙補食
    膀胱毛細線虫 Capillaria plica 膀胱やまれに腎盂寄生 ミミズ中間宿主 多数寄生で膀胱炎:血尿、頻尿、排尿困難
幼虫移行症
    犬回虫 内臓幼虫移行症 下痢、嘔吐、咳 肺炎 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹痛
    犬小回虫症 病害性は弱い 人間:内臓幼虫移行症 人畜共通
    猫回虫 内臓幼虫移行症 犬に対する寄生はきわめて希
    子犬の内部寄生虫移行症 顔面 肢 全身性

    肉芽腫性肝炎 内臓内への子虫迷入 頑固な発熱 元気消失 体重減少 食欲不振 白血球増多 跛行 潰瘍性皮膚炎 歯肉炎

    消化管内寄生虫の感染経路
    虫卵の大きさ
    寄生虫和名表
    その他のトピック

    駆虫剤

内部寄生虫性掻痒
    リーシュマニア症 住血鞭毛虫類の原虫 耳介
    子犬の内部寄生虫移行症 顔面 肢 全身性
    ペロデア皮膚炎 線虫皮膚炎 腹部 肢 鼠径部
    鉤虫 肢 脚 腹
    つつが虫病 顔 耳 頭部 腹部 肢 不特定
    蠅刺咬性皮膚炎 紅斑、出血、血液や血清の露出による痂皮が典型的

    肛門周辺:
    条虫
    犬条虫 Dipylidium caninum 中間宿主はノミ 糞便・肛門周辺に付着する米粒状の片節 無症状 多寄生時:下痢・食欲不振
    瓜実条虫 食欲不振、元気消失、体重減少 虫の一部が排便と共に出る、肛門部痒み 軟便 下痢
    連節条虫 少数寄生時無症状が多い 離脱片節の排泄に伴う肛門掻痒症を起こし、犬座姿勢での地面へのすりつけ行動を起こす
内部寄生虫性脱毛
    フィラリア性皮膚炎 頭部や腹部及び末端部
    鉤虫 肢 脚 腹
    ペロデア皮膚炎 線虫皮膚炎腹部 肢 鼠径部
胎盤感染する疾病
    線虫:
    フィラリア ミクロフィラリアがきわめて少数感染 成虫には成長しないようだ
    犬回虫 胎盤感染:出生後約10日で親虫・出産直前に体内中の幼虫が再活性化・感染率は最高90% 経乳感染もあり
    鉤虫 経口感染、経皮感染、胎盤感染 経乳感染

    原虫:
    バベシア ギブソニ
    バベシア カニス 沖縄県 食欲減退 嘔吐 尿・黄褐色 発熱
    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害
新生子に経乳感染する疾病
    犬回虫 経乳感染感染後2〜3週間で産卵を開始
    鉤虫 経乳感染感染後は2〜3週間で産卵を開始 経口感染、経皮感染、胎盤感染
    糞線虫 経初乳感染による新生子下痢症

    線虫:
    フィラリア症 眼球内虫体迷走 幼虫移行症
    犬小回虫症 眼の幼虫移行は網膜を侵すことが最も多く、視力減退、斜視、ブドウ膜炎ならびに眼内炎の原因となることがある
    東洋眼虫症 急性結膜炎、流涙、眼脂、結膜充血、羞明、眼瞼炎→結膜炎、角膜混濁、角膜潰瘍

    原虫:
    リーシュマニア症 住血鞭毛虫類の原虫 慢性角膜結膜炎、角膜ブドウ膜炎 鱗状および脱毛を伴うメガネ様眼瞼炎
    ネオスポラ 原虫 非化膿性脳脊髄炎、多発性根神経炎および線維性多発性筋炎の結果として現れる 脈絡網膜炎
呼吸器
    呼吸器寄生虫 線虫および節足動物による犬と猫の気道あるいは肺血管への寄生

    線虫:
    フィラリア症 眼球内虫体迷走 幼虫移行症
    犬回虫 内臓幼虫移行症 下痢、嘔吐、咳 肺炎 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹痛
    鉤虫 タール状又は血様の下痢 粘膜蒼白 虚弱 脱水 子犬の大量感染:肺炎、肺の硬化 皮膚病
    犬肺虫 Filaroides hirthi 免疫抑制剤(グルココルチコイドなど)投与における咳や呼吸障害

    吸虫:
    肺吸虫 不顕性感染 発咳、痰、血痰、呼吸速迫、呼吸困難(気胸)、食欲不振、体重減少
品種
    バベシア ギブソニ シェルティーやマルチーズとその雑種は再発を繰り返しやすい
不顕性感染
    条虫:
    日本海裂頭条虫

    吸虫:
    肺吸虫 不顕性感染 発咳、痰、血痰、呼吸速迫、呼吸困難(気胸)、食欲不振、体重減少
    横川吸虫 消化管粘膜寄生 1〜1.5mm 特に近畿以西多い 多数寄生で慢性腸カタル 人畜共通
    肝吸虫 無症状 虫体寿命長い 成虫は胆管寄生
    浅田棘口吸虫 成虫は腸寄生 無症状か軽微
    外旋棘口吸虫 成虫は腸寄生 無症状か軽微

    原虫:
    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害
    クリプトスポリジウム Cryptosporidium 犬猫では稀 全身症状を伴わない下痢 小腸
人畜共通
    線虫:
    フィラリア症 人間:肺に10円玉大結節形成・肺血管梗塞、皮下腫瘤 犬から蚊媒介により間接的伝播
    犬回虫 人間:肝・脾腫大、ブドウ膜炎や白色瞳孔、向神経系幼虫移行症 犬から直接的伝播
    犬小回虫症 人間:内臓幼虫移行症
    猫回虫 人間:肝・脾腫大、ブドウ膜炎、向神経系幼虫移行症 日本人の1.6%が感染してる 肝臓型病変だが一過性症状
    鉤虫 人間:幼虫皮膚爬行症、好酸球性腸炎 犬から直接的伝播 小腸に成熟成虫が寄生し、炎症、下痢、貧血
    糞線虫 人間:成虫の腸管寄生・慢性腸炎(下痢・下痢)、皮膚炎 犬から直接的伝播
    腎虫 寄生は犬科、イタチ科の動物に多いが、馬 豚、人間にもみられる。
    東洋眼虫症 人間:結膜充血 犬から直接的伝播
    有棘顎口虫 人間:肝臓や皮下などを移行し、食欲不振、嘔吐、腹痛のほか肝症状を呈し、最後に特徴的な皮膚腫脹が起こる
    肝毛細線虫 特異な発育環
    旋毛虫 人間:発熱、下痢、筋肉痛、発疹、眼瞼浮腫、好酸球増多 欧米では死亡例もある
    蟯虫症

    条虫:
    マンソン裂頭条虫 人間:犬から間接的伝播
    瓜実条虫 人間:子供に下痢と肛門掻痒症、無症状 蚤を潰すと卵が無数にばらまかれて人間の幼児感染
    縮小条虫 人間:無症状 主要な終宿主はネズミと人間
    日本海裂頭条虫 人間:貧血 人間が魚を食べることにより発生 犬から間接的伝播
    有線条虫 犬猫、フェレット、人間にも感染して成虫となる
    連節条虫 人間:共尾虫症 終宿主は犬および犬科動物で人間も中間宿主となりえる
    単包条虫 エキノコックス 人間:無症状に経過 肝臓寄生:黄疸・腹水・肝不全 九州に多い
    多包条虫 エキノコックス 人間:無症状に経過 肝臓寄生:黄疸・腹水・肝不全 各所に転移 北海道に多い

    吸虫:
    日本住血吸虫 人間:発熱、粘血便、肝硬変、貧血 主要な終宿主:人間、牛、犬猫など
    横川吸虫 人間:慢性腸炎、腹痛、下痢 主要な終宿主は犬猫と人間など
    肝吸虫 人間:無症状、胆管炎、肝硬変 主要な終宿主は犬猫、ネズミ、人間
    浅田棘口吸虫 人間:多数寄生で下痢や血便 宿主:犬、ネズミ、イタチ、人など
    外旋棘口吸虫 人間:多数寄生で下痢や血便 宿主:犬、ネズミ、トリ、人など

    原虫:
    トキソプラズマ 人間:不顕性感染 リンパ節炎、胎児に経胎盤感染:流早死産・網脈絡膜炎 犬によるものはほとんどなく猫が主
    赤痢アメーバ 人間:無症状、アメーバ性大腸炎(粘血便や反復する下痢)、肝膿瘍
    ジアルジア ランブル繊毛虫 人間:腹痛、下痢
    トリコモナス腸炎
    バランチジウム 人間:無症状が多い、腹痛、下痢
    クリプトスポリジウム症 人間:腹痛、下痢 後天性免疫不全症候群(エイズ)の人間で激しい分泌性下痢、脱水症と死の原因
    リーシュマニア症 住血鞭毛虫類の原虫 人間:内臓や皮膚型リーシュマニア症、全身性感染症 吸血サシチョウバエにより媒介 日本発生なし
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 犬・人間・特にウサギに感染

公衆衛生関係(犬に関係なし)
    広節裂頭条虫 人間のダイエット 日本海裂頭条虫
    顎口虫 人の顔に腫瘤

    レジオネラ症
    サイクロスポラ症