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京都御所(上京区) 2005年04月 794年桓武天皇が平安遷都を行ってから明治2年(1869)までの1075年間皇居であったところが京都御所です。 遷都した当時は平安京の大内裏の中央(現在の京都御所から約2km西側)にあったようですが、度重なる火災、戦乱によって 土御門東野洞院殿という里内裏が1331年以降この地に皇居として固定されたようです。 毎年春/秋に一部が一般公開され、入場料は無料、予約も不要です。 |
上の写真は『紫宸殿』で京都御所の正殿という位置付けで、即位礼や節会等を行うところです。 紫宸殿の前の白砂を敷き詰めた庭を南庭(だんてい)といい中央の階段横に『左近の桜』と『右近の橘』が植えられています。 雛人形を飾る時桜と橘の位置はこれにあわせる必要があります。ところで、京都では向かって右に男雛が置かれています。 昭和以後、全国的には西洋式をならって左に男雛が置かれるようになりましたが、さすがこだわりの京都人を感じてしまいました。 |
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上の写真は『清涼殿』、日常の御殿としての役目をもちながらも紫宸殿と並んだ儀式用の御殿だそうです。 左の写真は『御池庭(おいけにわ)』で、回遊式庭園です。 |