聖護院八ツ橋

お店はこちら YahooＭａｐ！ 東山丸太町交差点にある『聖護院八ツ橋総本店』は元禄二年（１６８９）の創業です。 京都銘菓として『生八ツ橋』が有名ですが、もともと八ツ橋は干菓子でした。（左下写真）

右の写真は生八つ橋、このお店の商品名では『聖』。 生八つ橋は、生八つ橋の皮で餡を包んだもの。１９４７年、井筒の『夕霧』が最初のことらしい。 三角形の形は聖護院八ツ橋が始めた『神酒餅』が原型とのこと。

八ツ橋というお菓子の云われは２種類存在するようで、一つは老舗である この『聖護院』の言い分 琴の名手、八橋検校が金戒光明寺に葬られて、この墓参に訪れる人に琴の形をした干菓子を出したのが始まり 確かに琴の形と言えばそのとおり。ただ、現代人にとってはそんなことどうでもよく、 左の硬い八ツ橋より柔らかく甘い生八ツ橋の方が断然おいしい。

これは生八ツ橋の皮。餡のきらいな人にとっては これだけで充分な茶菓子となります。 我が家では餡の入っていないこちらを買う方が多いような気がします。