2日目 1月1日(月)

●今日はエンジン全開〜!
台北2日目。今日は朝から晩まで1日フルに行動です。体力保つかなぁ(^^;)
朝ご飯はどこでもそうですが、ホテルのバイキング。しかし中華粥がとっても美味しい。いつも旅行では朝はパンを食べているのですが、こりゃあパンなんか目じゃないぞ!(結局最終日まで中華粥を朝ご飯に食べ続けました)朝の8時半に迎えに来て下さって出発。朝からガイドさんはやたら元気。
「昨日は皆さん、101の花火は見なかったんですか〜?」
そういや、そんなこと言ってたなぁ。
「ワタシは見に行ったんですが、帰りにタクシーがつかまらなくて、家の近くまで歩いたら着いたのが3時でしたよ!」
・・・行かなくてよかったよ(^^;)
結局、この光景は晩にテレビのニュースで見ました(NHKの衛星放送でやってました)。

●エリートも大変だなぁ・・・
まずは忠烈祠に向かいます。
ここは辛亥革命(中華民国開国革命といわれる)や抗日戦争などで国のために亡くなった約33万人の霊を祭っているそうです。
営業時間前に到着したのですが、門前は人・人・人。黒山の人だかりです。1時間に1度、警備の衛兵が交代するのでそれを見物するのです。
銃を上げ下げしたり回したり、型を行いながら大殿へと向かって行くのですが、これが意外と時間がかかります。だいたい20分ぐらいかかるようです。
ここの衛兵に選ばれるとエリート中のエリートらしいのですが、選ばれるとやはり大変だそうで、ちょっと複雑らしいです(本当か?^^;)
しかしすごい人なので、よく見えません(汗)。ああ、何だか疲れるわぁ。

 

 

 

●やっぱりデカい〜!
次は中正紀念公園(2007年5月に「台湾民主紀念館」と名称変更したそうです)。
相変わらずデカっ!て感じですね〜。前回来たときはあまりよく見なかったので、今回は初観光みたいなものです。
中央に立つ中正紀念堂は蒋介石の偉業を記念してのものだそうですが・・・実はガイドさんに聞いて初めて知ったのですが「国民感情としてはとても複雑」なんだとか。
「蒋介石に付いてきていい思いをした人には良いんだろうけど、私は要りません。嫌いです」とはっきりそう仰ってました。歴史的なこともかいつまんで解説してくださいました。・・・むぅ、これ本当に複雑だわ。自分だったらどうだろうなぁ。
忠烈祠は衛兵がいるので有名ですが、ここ中正紀念堂内にも衛兵がいます。きっちり不動で立ってます。ちょっとつつきたくなる気がしないでもないなぁ(こらこら!)。

 

●ちゃんと見るなら丸1日要ります
さてお次は故宮博物院。
故宮博物院は北京と台北にありますが、中身はほとんど台北にあります。蒋介石が大陸から移って来る時に、ほとんどの物をきちんと梱包して持ってきたのだそうです。敵に迫られつつよくやるなぁと思います。
もうまもなく(2月)完全リニューアルオープンということですが、かなりきれいでした。
ツアーで時間制限があるので、まずはガイドさんについて、これは絶対はずしちゃいけないもの「肉形石」(豚肉)と「翠玉白菜」(コオロギ付白菜)を見て、その後自由行動となりました。
よく、ちゃんと見ようと思ったら1日かかる、いや1日かかっても見終らないなどと言われますが、まさにその通り。1番人気の豚肉、白菜以外にも「おおお〜!!」という物が山ほどあります。どうやって作ったんだろう?と想像すると気が遠くなるような物が他にもいっぱいです。
ゆっくり見たかったらフリーでまる1日使って見に来るのが1番よさそうですね。
ざざっと見た後は地下1階のミュージアムショップへ。すごくきれいで見やすそうな感じです。
私も両親もここで携帯ストラップを買いました。でも白菜のは小さすぎてコオロギが分かりづらいや。

●熱々、はふはふ♪
お昼は小籠包で有名な鼎泰豊。すごく有名なお店なのでどんな感じのお店なのかな?と思っていたら、案外小さい(笑)
でもお店の前は黒山の人だかり。観光バスも前に停まってどんどん人が降りてくるし。団体さんだけじゃなくて個人で来て待っている人もいるようです。でもすごい待ち時間だろうな。
私達はツアー客なので、しばらく待ってから入りましたが、個人だと来たくないかも(^^;)
食べたものは蒸篭蒸し4種類とチャーハン。お店の看板料理となっている小籠包は熱々、はふはふ〜です。
うおぉ!口の中が火傷しそう!
最後の方に出てきたチャーハンが結構美味しかったのですが、いかんせん蒸篭蒸しの後では無理です!
お腹いっぱいだよ〜〜!!!

●カラフル!商売繁盛祈願
お次は行天宮。
交差点に横断歩道が無いので地下道を通って行くと、占い横丁があります。へ〜、こんなところにあったんだ。
ガイドさんに占いしてもらったら?と言われたけど、時間的に微妙なのと「何か言われたらコワい」ので辞退(笑)。こういうのは友人同士で来た時にお願いするのが楽しそうな気がするしね。
行天宮に行くために地下道から上がっていくと、何だぁ?花?お菓子?何?モノがいっぱい。
お供えをおばさん達が売っているのですが、これがすごいパワー。見るからに観光客の私達にも声がかかります。
お供えを買って入ってもよかったのですが、今回は見るのみなので(祈祷を受けてもらってもいいですよと言われたのですが、パスしました)、そのまま入りました。
中はとても鮮やかな色使いで、日本の神社とはかなり違いますね。日本の神社にも朱色は使われていますが、こちらはもっと派手です。飾り自体えらく派手です。
商売繁盛がメインの宮だそうで、宮に奉仕している人たちは皆さん青い服を着ています。いや〜、あれちょっと着てみたいわ(笑)

●国違えば・・・
いったん両替・休憩等も兼ねて物産店へ。
やっぱりビルの地下にありますが、他のツアーの人たちも来ていてかなり人が多かったです。両親は前日の九イ分で気に入った梅のお菓子と同じものを捜していましたが見つからず。う〜ん、ポピュラーじゃないのかね?
もう買うものもないし、集合時間が近づいて来たので出口を出たところで皆を待っていたら、少しびっくりしたことが。
上のアパートから大量に水が降ってきたのです(どうやらバケツの水を上から捨てたようです)。
幸い、出口付近はシートの屋根があったのでお客は誰も濡れずにすみましたが、普通、自分がベランダで使った水を下に捨てますか?!
しかも下はお店が入っていて、お客さんがたくさん居るんです。日本じゃまずあり得ない事です。
観光客の衣服が濡れてもめ事になったらどうするつもりなんでしょう?(単に考えてないという気もしますが^^;)

●若っっ!(笑)
次は若者の町、西門町へ。
ここでは泡沫紅茶を飲んでから各自自由行動です。
街角のビルに大型スクリーンがあって映画の予告を流しているのですが、字幕が中国語ではっきりとは解らないなぁ。何の映画だろう???(これ、後になって解りましたが、アメリカ映画の「ナイトミュージアム」でした。日本より予告がかなり早いということは、公開も早いのだろうか?「バベル」の大きな広告も出てたし)
若者の街というだけあって売ってるもの何もかもが「若っ!」(笑)という感じなので、中年&老年トリオにはあまり用事がないのでした。
中国風雑貨なら興味はあるんだけど、あまり見かけなかったなーー。
売っている洋服やアクセサリーは日本と大差ない感じでした。

●もうちょっと見たいなぁ
次は迪化街。
古い問屋街で、漢方薬、乾物などを扱うお店ががずら〜〜っと並んでいます。
「これは何っっ???」というものから見慣れたドライマンゴー等まで色とりどり。
ちょっと買いたいかな?とうのもあったけど、早足で駆け抜けてしまいました。じっくり見るにはけっこう時間が要りそうです。
(写真は迪化街の中にある廟です)

 

●痛いけど気持ちイイ〜〜!!!
そろそろお腹が空いてきた感じですが、その前に台湾が本場の足裏マッサージです。よくテレビで芸能人が「グワーーーッッ」とか悶えているアレです。アレですよ。
・・・私ものたうち回って絶叫してたらどうしよう(汗)
一抹の不安を抱えたまま案内され、まずは足を洗うと空席に案内されます。するとマッサージ師の人がやって来てマッサージが始まるのですが・・・これが意外と気持ち良い〜〜。
回りでは結構「痛っ!」とか言っているのが聞こえますが(といってもテレビみたいにのたうち回っている人はいません)、私はそうでもない感じです。「痛気持ち良い」って感じでしょうか。
が、やはり痛いところがありました。それは婦人科系と頭(?!)。婦人科系は冷え性なのでおそらく言われるだろうとは思っていたのですが、頭って何よ〜?悪いってこと?足裏は正直ってこと?(^^;)
面白いのは左と右で痛いところが違うということ。ということは婦人科系だとたとえば片方の卵巣が調子がイマイチってことになるんでしょうか?頭は左足だけだったし・・・脳みそ片っぽ悪いのか???(左右に分かれてるしなぁ^^;;;)
マッサージの途中で高い漢方薬を要らないか?と言われましたが「試食?」と尋ねたら「違う。買うの」と言われたのでお断りしました。効果も分からんのに買えませんがな(とゆーか、もう少し買いやすいお試しサイズ&お値段を設定してちょーだいな^^;)

この後免税店へ。1日目とは違う店です。
でもさー、こういうのって、いつもちょっと人の少ない(観光客はいっぱいだけど)、へんぴな所にあるような気がするんだけど。なんで?

●日本じゃ食べられない?・・・かも(^^;)
ようやく晩ご飯。フカヒレのスープをメインにしたコースです♪
パラパラしたフカヒレが入ったスープなら食べたことあるけど、今日のは繋がってます。よくテレビとかで見る半円形にビロ〜ンと繋がった状態です。おお、こんなのリアルに見たのは初めてだ(笑)。
スープがものすごく熱くて食べるのに苦労しましたが、とっても美味しかったです。
日本で同じものを食べるとかなりの額になるだろうなぁ。

 

●夜市はお腹を空かせて
夕食後は銀河街夜市へ。が、フカヒレでお腹いっぱいで何も食べられなさそう・・・。
通りに入る前にガイドさんに「皆さん臭豆腐は大丈夫ですか?」と聞かれました。確かにあれ、すごい匂いです。お店に近づくと分かりますものね。「どうしてもあの匂いがダメで夜市に入れないお客さんいるんですよ」・・・分かる気はするなぁ。
通りに入ると雑貨屋食べ物やさんがぎっしり。食べてみたいものがいろいろあるんだけど、ううう、この胃袋満杯状態ではとうてい何も買えないよ〜〜〜!!!
歩いているとふと気になったのが「大阪焼き」。1つじゃなくてあちこちにあります。お店によっては「元祖」などと書いてあります。なんじゃこりゃ?と思って覗き込むと・・・お好み焼き?あれ、でも枠に嵌まってる?
どうやら金枠(というのか?)に嵌め込んで焼いたお好み焼きみたいです。うわー、どんな味するんだろう?マヨネーズかかってるのかな?(台湾のマヨネーズは甘いです)食べてみたい。しかし胃袋パンパン・・・。
後ろ髪ひかれつつ、たらたら通り抜けて終わりでした。ホテルに戻ったらクタクタでした。長い1日だったなぁ。
いずれお腹すかしてリベンジするぞ!!!
(右の写真は銀河街夜市そばにある松山慈祐宮)

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