
YAMAHA FG-151B(1978)
S/N 省略
このFGは値段の割りに弾きやすく音が安定しているので
私が地域のギター教室を主宰したときにギターに興味を持ってもらうために
試し弾き用として私が買い揃えたものです。
あまり高価なギターを試し弾きして興味を持ってもらったのはいいですが、
実際に自分が購入するギターとギャップがあっても悪いので
現在の定価が3〜4万ぐらいのギターと音は同じぐらいのギターを選びました。
セットで1万円ぐらいのギターではチューニングするとネックがねじれて
6弦から合わせて1弦まで行くとまた6弦がずれているといった
どうどう巡りになっていつまで経ってもチューニングできないといった状態になります。
その点このFGシリーズは経年によるneck、topの状態さえ問題なければ
チューニングで困ることはないです。
FGシリーズに共通することですが弦高がやや高めにセッティングされています。
ですのでハイコードを使うFinger Pickerには辛いでしょう。
ローコードをストロークで弾く分には音量もあっていいと思います。
弦高が高い方がパンチ力のある音がでるので弾きにくくはなります。
このあたりがセッティングの妙なのでしょう。
下の画面をクリックしていただくと各部の拡大写真が見ることができます。

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