YAMAHA FGX-B1N(2000)


S/N 省略



ご存知の方もおられると思いますが世界で唯一、竹製ギターのエレアコ版です。
”唯一”の言葉に負けて買ってしまいました。
ただ生音が硬かったため音を自分好みにTUNINGしやすいエレアコ仕様にしました。
材質が竹ですから単板なわけはなく圧縮して接着剤で固めてあります。
SOUND HOLLからBODY内部を覗くと接着剤の使った跡や切りくずのようなものが見えるのが残念です。
定価が70000円なのでこのレベルの仕上げをしてもらいたかったです。
外観はYAMAHAらしく丁寧な造りなので内部ももう少し手を入れて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
第一印象はすごく重たいギターです。The FGの1.5倍はあるのではないかと思うぐらい重たいです。

生音は、がちがちといった表現が適切でしょうか。
BODYは振動はしていますが音の広がりをあまり感じません。
一音々ははっきりしているのですが、逆にはっきりしすぎていて違和感を感じます。
合板ギターなので耐久性には問題ないでしょうからHeavy Gaugeでも張って
ストロークでがんがんに弾けば印象が変わるのかもしれません。
私のようなFINGER PICKERには手に負えない部類のギターです。
耐久性の高さから寒暖風雪には強いでしょうから屋外でアンプを通して使おうと思っています。
とはいえそれほど機会もないでしょうし私のギターの中で冬眠している期間が一番長いグループに入っています。
この分だと弾きこんで音が熟成してくるのにどれほど時間がかかるか分かりませんね。
そう思うためほんとにたまーに弾いてます。
アンプを通すとそれなりに鳴りますし弦に触れただけでも音になるので弾きやすいのかも知れません。

PICKGARDのシールもまだ剥がしてません(笑)。
湿気の多い関西の梅雨にはこのギターの出番です。
MARTINは湿度が60%を超えるとひずみが大きくなるのでこの時期は
ケースを開けないようにして1階の和室に保管してます。
YAMAHAの合板ギターたちはこの時期はすごく貴重な存在です。

TOP;孟宗竹 SIDE&BACK;孟宗竹 NECK;ナトー 
FINGER BOARD&BRIDGE;Rosewood 糸巻き;TM-29G



写真を準備中です。
もうしばらくお待ちください。





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