YAMAHA FG-250M(1982)



S/N 省略



このギターは、FG-300Mと同じくTOPが単板のFGです。
材質は全く同じで、外見上の違いはSOUND HOLEの周りのInlayとHEAD周囲のBindingしかなく、
ピックガードやBODYのBindingまで同じです。
さすがTOP単板のFGという音です。
'82年製このギターの当時の定価が25000円です。
この価格でこの音を出せるのはさすがはYAMAHAという他はないです。
当時から音のYAMAHAと言われていたのを覚えています。
ただデザインが質素で、当時私は華美ですが合板のMORRISの方を買ってしまいました。

YAMAHAギターのBracingはMARTINのコピーですが、音はコピーではないです。
MARTINの目が飛び出るほど高かった私たちの中高校生時代に始めて持てたギターがFGシリーズでした。
その思い入れと音の良さが今でも人気がある秘密でしょう。
ただ耐久性がやや劣るのは仕方がないところでしょうか。
NECKやTOPの状態がよく弦高が2.5mmのギターはほとんどお目にかかることがないです。

FG-300Mと較べるとやや低音域に伸びがある音がします。シャリンシャリンと鳴ります。
SUSTAINの部分が伸びませんがそれがYAMAHA SOUNDです。
ガンガンと弾くストローク奏法(フラットピッキング)が似合うでしょう。
また、2〜3台でかき鳴らすのもいいですね。

TOP;スプルース単板 SIDE&BACK;マホガニー NECK;ナトー
FINGER BOARD&BRIDGE;パリサンドル 



写真を準備中です。
もうしばらくお待ちください。





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